アルゴリズム

【2024年9月最新】Instagramアルゴリズムを分析・徹底解説!

山下 まあや

Instagramのアルゴリズムというものは、公表されているものではありません。

じゃあ出回っている「アルゴリズムの解説」っていうのはみんな嘘なの?

そんなことはありません!

Instagram(Meta社)のCEOの発言や海外の論文、そして実際に運用代行をしている中で現場の第一線で感じる変化から、アルゴリズムを推測することが可能です。

そこでこの記事では、2024年9月最新のInstagramのアルゴリズムについて分析をし、Instagramを伸ばしていくコツを解説していきます。

アルゴリズムを知らずにInstagramを運用してしまうと、段々と数字が伸びなくなっていってしまいます。

そのため、この記事では「知っているとちょっとお得」なアルゴリズムの情報について解説していきますので、ぜひあなたのInstagram運用に活用していただければ嬉しいです。

なお、この記事の内容を動画でサクッと見たい方は、sizuru wiz公式YouTubeからご覧ください。

Instagram最新アルゴリズムの傾向

2024年9月最新のアルゴリズムのポイントは四点あります。

2024年9月最新アルゴリズム
  1. TikTok寄りのアルゴリズムになっている
  2. リールでは視聴維持率&視聴完了率の両方が大切に
  3. リーチ数に対するシェアの数が重要
  4. DMの回数が重視されている

「今までのやり方では伸びにくくなってきたな」と感じる一方で、フォロワーの少ない人にもチャンスが回ってきたのが現在のアルゴリズムの傾向です。

それぞれのポイントについて、一つずつ詳しく見ていきましょう。

①TikTok寄りのアルゴリズムになっている

まず一つ目のポイントは、TikTok寄りのアルゴリズムになっているということです。

これはどういうことかと言うと、誰が投稿しても新規のおすすめに上がりやすくなったということです。

今までのInstagramでは、そもそもフォロワー数が多くないとリールの再生回数が伸びにくいという状態にありました。

それに対してTikTokはフォロワー数に関係なく、面白ければ100万再生だって夢ではないというアルゴリズムになっています。

そのため、「フォロワー数が少ないうちはTikTokを運用する」という方も多くいました。

ところが、最新のInstagramのアルゴリズムでは、エンゲージメントが高ければフォロワー数が少なくても急にバコンと再生回数が伸びるようになりました

実際、sizuru wizのクライアント様でも「急にリールが1個だけバズりました」という声をちょくちょく耳にします。

全体的に底上げされている

単発でポンッと上がっている

こういった傾向を踏まえると、「私全然フォロワーが少なくてインスタやっててもつまらないんです」という人は、逆に今がチャンスです!

面白いものを撮って面白いものを上げれば自分にもチャンスがあるというのが今のInstagramのアルゴリズムです。

②リールでは視聴維持率&視聴完了率の両方が大切に

二つ目のポイントは、リールの視聴維持率と視聴完了率の両方が重要になっているということです。

「エンゲージメントが高ければリールが伸びる」というお話をしましたが、ここで言う「エンゲージメント」とは特に視聴維持率と視聴完了率が重要視されているのではないかと推測されています。

エンゲージメントが高ければフォロワー数が少なくても伸びますよとお話しましたが、その「エンゲージメント」って何なの?と思われますよね。

「その投稿を見てくれた人の反応率が高ければ高いほど良い」というのがエンゲージメントが高いという状態です。

その「反応率」というのをもっと深掘りしていくと、視聴維持率と視聴完了率に行き着くわけです。

どれくらいの人が動画をどこまで見たかどれくらいの人が動画を最後まで見てくれたかというのが、エンゲージメントにとても反映されているのではないかとsizuru wizでは分析しています。

  • 面白い動画→最後まで見てもらえるからエンゲージメントが高い
  • 面白くない動画→すぐに離脱してしまうからエンゲージメントが低い

面白い構成で面白い動画を作ることが、今のInstagramでは重要になっています。

③リーチ数に対するシェアの数が重要

三つ目のポイントは、リーチ数に対するシェアの数が大切だということです。

Instagram(Meta社)のCEOの発言で、「インスタをもっとカジュアルにしたい」というものがありました。

つまり「この動画面白いから見てみて」と友達とのコミュニケーションが発生する=シェアの数をInstagramは重視しているということです。

たとえばマンガで考えてみると、100巻もあるマンガはいきなり友達に勧めにくいですよね。1~5巻程度の面白くて軽く触れられるようなものがおすすめしやすいはずです。

これを元に考えてみると、Instagramを他のSNSと混ぜて考えるのは危険だということが推測されます。

たとえばYouTubeなら1時間の本気のコンテンツを作ろうという人も少なくないですし、TikTokもだんだん長い動画が上げられるようになってきています。

一方でYouTubeショートなど短い動画が良いという考え方もあるでしょう。

しかしInstagramで大切なのは動画の長さではなくて、友達とコミュニケーションが取れるというところを重要視しているのではないかとsizuru wizでは分析しています。

④DMの回数が重視されている

エンゲージメントが高いというところで究極的なのは、DMがどれだけ来るかということです。

「エンゲージメントが高い」ということを深掘りしていくと、大事なポイントは1個2個ではありません。

エンゲージメントが高いということは、ユーザーが自分に対してどれだけ時間を使ってくれているかというところも判断の基準になっていると推測されます。

そこでsizuru wizのクライアントである北原様の実例をご紹介します。

北原様のストーリーズでDMが来るような内容を意識すると、8万人以上のフォロワーがいるにも関わらず閲覧率が35%にも上ることがあるのです。

(※普通のアカウントであれば、ストーリーズの閲覧率は20%もあれば良い方です)

つまり数字が上がるポイントは……
  • 自分にたくさんDMが来るような自己開示の内容
  • コミュニケーションを取りたいなと思ってもらえるような発信

DMはとても時間を使うツールです。

リールなら見たとしても30秒くらいかもしれません。しかし想いを込めた熱いDMは、3分など長い時間を使って本気で向き合ってもらえます。

それに対して返事をすると、また3分悩んで返事を送ってくれます。

つまりユーザーが一番時間を使ってくれるのは、フィードでもリールでもなくDMが最終形態なのです。

だからこそ、DMがエンゲージメントとして評価されるのです。

コミュニケーションが活発化しているアカウントというものはとても伸びます。

「いいね」も保存もコメントもDMも、リールを最後まで見るというのもそうです。

「いかに自分が面白い人間であれるか」ということがエンゲージメントに直結しています。

自分が発信したいこと

何が面白いと思ってもらえるか

どうしたら自分とコミュニケーションを取りたいと思ってもらえるか

ここに着目してエンゲージメントを高めていくことで、フォロワー数が少ない方でも自分のコンテンツを多くの方に見てもらえるチャンスが広がります。

まとめ:初心者優遇のチャンスがまた来ている

シェアの数を重視するなど、Instagram(Meta社)のCEOは色々と発言をしています。

CEOのこの考え方は、実は初心者優遇ということなのです。

過去のプラットフォームでは広告費をくれる大手企業や芸能人を優遇してきて、どんどん厳しくなり、どんどん飽和してきました。

そして「自分のアカウントが伸ばしづらい」と個人の方がやりにくくなる流れができていました。

しかしInstagramでは、ここに来て初心者優遇の流れに戻るという、他のSNSでは見ない流れが来ています。

Instagramはまだまだ終わらないプラットフォームとなるでしょう。

今日のこの記事を参考に、「まだまだ私Instagramを頑張れるな」と思っていただけたら幸いです。

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