【商用OK】インスタの動画や投稿で使える著作権フリーbgmサイト11選
近年、インスタでは「リール」というショート動画が人気です。個人ユーザーによる投稿はもちろん、企業でも広告やブランディング、情報発信の手段としてよく活用されています。
そんなショート動画に欠かせないのが「bgm」です。
そこで今回は、インスタ動画や投稿で使える著作権フリーbgmサイト11選をご紹介します。
なお、本記事で紹介するサイトは全てインスタで使用できますが、サイトによって規約の詳細は異なります。「気づいたら著作権を侵害してしまっていた」なんて事態にならないよう、使用前に必ず各サイトの利用規約を確認してください。
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インスタ動画や投稿で使える著作権フリーbgmサイト11選
さっそくインスタ動画や投稿で使える著作権フリーbgmサイトをご紹介します。
- Canva
- DOVA-SYNDROME
- 魔王魂
- 甘茶の音楽工房
- BGMer
- ニコニ・コモンズ
- 効果音ラボ
- Music-Note.jp
- MusMus
- OtoLogic
- HURT RECORD
以下で一つずつ特徴を解説していきます。
1.Canva
(出典:Canva)
料金 | ・無料プラン ・Canva Pro:年額12,000円 ・Canva for Teams:年額30,000円 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 不要 |
会員登録 | 必須 |
利用規約 | https://www.canva.com/policies/terms-of-use/ |
Canva(キャンバ)は、オンラインでデザインを作成できるグラフィックデザインツールです。
「Canva=画像素材ツール」という印象がある人も多いと思いますが、実はオーディオ素材も配布されているのです。
正確な曲数は公開されていませんが、使える曲数は数百曲を超え、ジャンルもジャズやロックをはじめ、ポップやヴォーカルなどと多岐にわたります。
ただし、SNS広告への出稿などが認められている一方で、テレビやラジオ、映画、ポッドキャスト、ビルボードなどのメディアでは使えないので注意してください。
2.DOVA-SYNDROME
(出典:DOVA-SYNDROME)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 不要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://dova-s.jp/_contents/agreement/ |
DOVA-SYNDROME(ドーヴァシンドローム)は、様々な作曲者が作成したbgmが提供されているサイトです。
在籍している作曲者は260名を超え、公開中のbgmはなんと15,000曲以上にもなります。
ただし、全ての音源の権利は当該音源の作曲・制作者が保持しています。非権利者が当サイトの音源を二次的に配布する行為などは禁止です。
3.魔王魂
(出典:魔王魂)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 不要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://maou.audio/rule/ |
魔王魂は、日本の作曲家であり株式会社ジョーカーサウンズ代表取締役社長でもある森田交一氏が運営するサイトです。作曲数は5,000曲以上、YouTubeチャンネル登録者数は23万人を超え、多くのクリエイターに重宝されています。
利用規約については「規約が激ユルで難しいこと考えなくてOK!商業OK!改変OK!18禁含むあらゆるコンテンツで使用可!許可も報告も必要なし!」と謳っています。
しかし、著作権は全て森田氏に帰属しているため、曲の再配布や盗作行為、ストリーミングサービスへの配信・販売行為は禁止となっています。
4.甘茶の音楽工房
(出典:甘茶の音楽工房)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 不要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://amachamusic.chagasi.com/terms.html |
甘茶の音楽工房は、様々な楽曲イメージ・ジャンルから素材を探せる有名なサイトです。
明るい・おしゃれ・ほのぼの・といった楽曲イメージのほか、オーケストラ・オルゴール・ジャズなど、オールジャンルの素材が揃っています。
提供されている素材は、Web・映像・ゲーム・ラジオなどのbgmとして使用できますが、楽曲の著作権は全て管理人に帰属しています。楽曲の販売・二次配布、作曲者を偽る行為、楽曲を使用した作品をJASRACなど著作権管理団体に登録する行為は禁止です。
5.ニコニ・コモンズ
(出典:ニコニ・コモンズ)
料金 | 無料 |
ライセンス | 各クリエイターによって異なる |
クレジット表記 | 各クリエイターによって異なる |
会員登録 | 必須 |
利用規約 | https://commons.nicovideo.jp/terms |
ニコニ・コモンズは「niconico(ニコニコ)」で有名なドワンゴが運営しているサイトです。
多くのクリエイターが作品を投稿しており、bgmをはじめ、効果音・ボイス・立ち絵・キャラクター素材・エフェクト動画など、音源に限らず様々な素材が公開されています。
ここまで紹介してきたサイトと違い、利用規約に関する詳細はライセンス登録者(クリエイター)に委ねられています。商用利用の可否やクレジット表記についてはクリエイターごとに条件が異なるので、使用前に必ず確認しましょう。
6.効果音ラボ
(出典:効果音ラボ)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 不要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://soundeffect-lab.info/agreement/ |
効果音ラボは、環境音や機械音、ボタン音など様々な効果音を公開しているサイトです。目指したのは「業務効果音の品質」だそうで、フリー素材でありながらプロの現場でも使用されています。
YouTubeでもおなじみの「和太鼓」や「歓声と拍手」など、生配信で効果音を出せる「ポン出し」も使用可能です。
素材の著作権は放棄していないため、改変した効果音の再配布などは禁止されています。また、サイト内の効果音を紹介する動画を作成することも再配布(無断転載)に該当するため禁止です。
7.Music-Note.jp
(出典:Music-Note.jp)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 一部必要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://music-note.jp/terms/index.html |
Music-Note.jp(ミュージックノート)は、レトロゲームイベントとゲーム開発を手掛ける株式会社ピクセルが運営するサイトです。高音質bgm・効果音・ボーカル入り音声など、様々なジャンルにわたって本格的な素材を取り揃えています。
Music-Note.jpの素材を利用される方は、出来る限り著作の明記をお願い致します。
Music-Note.jp利用規約より
著作権を表記される場所は、制作された作品の中や紹介WEBサイト、付属テキストなどどこでも構いません。
また、強制ではありませんが、Music-Note.jpへのリンクを貼っていただけると嬉しいです。
利用規約には楽曲使用料の支払いが必要となるケースや免除となるケースの例が記載されていますので、よく読んだ上で規約を守り楽曲を利用するようにしましょう。
8.MusMus
(出典:MusMus)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 必須 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://musmus.main.jp/info.html |
MusMus(ムズムズ)は、多数のオリジナル楽曲を公開しているサイトです。音楽ゲームやファッションブランドのプロモーションにも使用された実績があります。
「使用目的自由」「改変OK」を謳っており、アレンジした楽曲の公開もOKとするなど、かなり自由度が高いのが特徴です。
ただし、全ての素材においてクレジット表記は必須。BGM以外の目的での公開・配布、著作権管理団体等への登録、楽譜のコピー・譲渡なども禁止です。
9.OtoLogic
(出典:OtoLogic)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用OK |
クレジット表記 | 必須 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://otologic.jp/free/license.html |
OtoLogic(音ロジック)は、bgm・ジングル・効果音などの素材を配布しているサイトです。全ての音源をプロの専業サウンドクリエイターが一人で作成しているため、品質が一定に保たれています。
OtoLogicは「CCライセンス※」を採用しているため、クレジット表記さえすれば大きな制約なく無料で素材を使用できます。
多くのサイトで禁止となっている「二次配布」についても、適切なクレジット表記が継承される限りはOKだそうです。
「クリエイティブ・コモンズ」という国際的非営利組織が制定する、パブリック・ライセンスのこと。
10.HURT RECORD
(出典:HURT RECORD)
料金 | 無料 |
ライセンス | 商用利用の場合許諾を得る必要あり |
クレジット表記 | 一部必要 |
会員登録 | 不要 |
利用規約 | https://www.hurtrecord.com/about/terms.html |
HURT RECORD(ハートレコード)は、募集によって選ばれたサウンドクリエイターが楽曲を提供しているサイトです。2,000曲以上のオリジナル楽曲があり、企業や自治体、配信ラジオ番組などでも数多く使用されています。
商用利用する場合、「使用者名・公開先・楽曲名・内容詳細」等の情報を事前にメールにて送付し、許諾を得る必要があります。また、一部クレジット表記が必須の素材もあるので、使用したい素材の規約については事前にしっかり確認しましょう。
リールで使用する音楽の著作権に注意
インスタのリールをはじめ、SNSのショート動画で音楽・bgmを使用する際には著作権に注意しなければなりません。
なぜなら、許諾を得ていない音楽を使用するとアカウント運用に支障が出たり、アカウント凍結などのペナルティを受けたりするリスクがあるからです。
実際に、使用する音楽が原因で広告が出稿できないことがあります。また、許諾を得ていない音楽を使用してしまったことで、それ以降広告が出稿できなくなってしまった事例も多々……。
インスタ運用、とくに広告を出稿する場合において著作権の所在は非常に重要なものです。アカウント運用に支障を出さないために、使用前には必ず自分で著作権を確認してみてください。
インスタ音源も広告が使えるように進めている
インスタ音源を広告で使いたいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、個人アカウントでは使用できる曲でも、企業用ビジネスアカウントでは使用できない曲があります。これは権利保有者とInstagramとの契約が音楽の個人利用を目的としており、商用利用を目的としたものではないためです。
実際、2021年10月15日より前に公開されたリール動画では広告における使用が全て禁止されていました。
そのためインスタ広告の出稿を検討している人は、念のためフリー音源を使用するのがおすすめです。
なお、インスタ公式では「Metaは広告の新たな掲載場所と作成ツールの導入を開始しました」とアナウンスしています。
今後の方針についても、
Metaは現在、Metaサウンドコレクションのライブラリから高音質の楽曲を無料でリールのカルーセル広告に追加できる機能の展開を進めています。この機能を使うと、Metaのライブラリから曲を手動で選択したり、広告のコンテンツに基づいて最適な音楽をアプリが自動で選択するように設定したりできます。
参照:顧客へのリーチを広げるのに役立つ、Instagramの新しい広告掲載場所とツールのご案内(2022年10月4日)
と発表しているため、近い将来インスタ音源を使って簡単に広告を出稿できるようになるかもしれません。
まとめ
ここまでインスタに使える著作権フリーbgmサイトをご紹介しました。
どのサイトの音源もインスタ動画で使用できますが、クレジット表記の条件があったり、クリエイターごとに規約が異なったりするサイトもあります。また、利用規約は随時変更されるものなので、使用前には必ず内容を確認してみてください。
とはいえ、ダウンロードした素材をbgmとして使用してインスタに投稿するだけであれば基本的には問題ありません。安心してください。
なお、弊社おすすめのサイトは「Canva」です。音源が豊富なうえに広告への出稿も認められているので使いやすいと思います。
bgmは動画の印象を左右する大切な要素なので、ぜひお気に入りのサイトを見つけてみてください。
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