Instagram（インスタグラム）の閲覧履歴はバレる？足跡の仕組みや削除方法について徹底解説！

Instagramでプロフィールを見たら閲覧履歴に残るの？

Instagramで相手に足跡を残さずに投稿をチェックしたい……。

Instagramを利用するなかで、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、Instagramの閲覧履歴と足跡の仕組みについて基礎からわかりやすく解説します。

足跡が残るケース・残らないケースや、閲覧履歴を削除する方法なども紹介するので、最後までご覧ください。

本記事の内容を参考にすれば、安心してInstagramを活用していけるはずです。

Instagramの閲覧履歴の仕組みとは？

Instagramには、他のユーザーがどのような投稿を閲覧したかを履歴で確認する機能は備わっていません。

一方で、Instagramには「アクティビティ」の機能があり、自分が過去に行った行動の一部を確認することは可能です。

ここでは、閲覧履歴を確認する機能がない理由と、確認できる行動履歴について詳しく解説していきます。

より快適にInstagramを利用していきたい方はチェックしておきましょう。

閲覧履歴を確認する公式機能は存在しない

Instagramは、ユーザーのプライバシーを保護する思想に基づいて設計されています。

他のSNSプラットフォームと比較すると、閲覧行動に関する情報を極力記録しない方針を採用しているのが特徴です。

そのため、自分がどのアカウントのプロフィールを訪問したか、どの投稿を閲覧したかなどの履歴を確認できる機能は提供されていません。

ただし、「いいね」「保存」「検索履歴」などの能動的なアクションについては、後から確認することが可能です。

自分自身が明確な意図を持って実行した行動であるため、履歴として記録される仕組みが採用されています。

つまり、単に投稿を眺めるだけの受動的な閲覧行動と、いいねや保存といった能動的なアクションは明確に区別されているといえるでしょう。

アクティビティから確認できる閲覧履歴とは

Instagramでは、プロフィール画面の右上にあるメニューアイコンから「アクティビティ」を選択すると自分の行動履歴を確認できます。

確認できる行動履歴の例は、以下のとおりです。

アクティビティ機能を活用すれば、過去に気に入った投稿を見返したり、興味を持ったアカウントを再度訪問したりするのが容易になります。

ただし、単にプロフィールや投稿を閲覧しただけの履歴は記録されません。

自分が積極的にアクションを起こした内容だけが、履歴として残る点を理解しておきましょう。

Instagramの閲覧履歴と足跡の違い

Instagramの閲覧履歴と足跡の違いについて、以下の項目に沿って解説します。

Instagramを利用する際に混同されやすいのが、「閲覧履歴」と「足跡」の違いです。

両者は似ているようで、実際には全く異なる性質を持っています。

閲覧履歴は自分だけが確認できる行動ログであるのに対し、足跡は相手側にも表示される閲覧記録を指します。

両者の概念の違いを整理してみましょう。

閲覧履歴は自分だけが確認できる行動ログ

閲覧履歴とは、アクティビティ機能で確認できる自分自身の行動記録を意味します。

行動記録は自分のアカウント内でのみ確認でき、他のユーザーは閲覧できません。

例えば、どのキーワードで検索したか、どの投稿に「いいね」をしたか、どのアカウントを検索したかといった情報は、すべて自分だけが把握できる仕組みです。

閲覧履歴は、自分のInstagram利用パターンを振り返ったり、過去に興味を持ったコンテンツを再発見したりする際に役立つでしょう。

また、検索履歴や閲覧履歴は、Instagramのアルゴリズムにも影響を与える可能性があります。

自分がよく閲覧するコンテンツの傾向に基づいて、フィードや発見タブに表示される投稿が最適化されるのもInstagramの特徴です。

足跡は相手にも表示される閲覧記録

足跡とは、自分が特定の行動をとった際に、その事実が相手にも通知される機能を指します。

Instagramでは、ストーリーの閲覧やライブ配信の視聴、DMの開封といった一部の行動において、足跡が残る仕組みです。

足跡が残ると、投稿者側で「誰が自分のコンテンツを見たか」を確認できるため、閲覧の事実が相手に伝わります。

なお、Instagramでは、投稿から48時間以内にハイライトへ追加されたストーリーを閲覧すると足跡が付くのが特徴です。

48時間を過ぎたハイライトは、何度閲覧しても足跡は残りません。

Instagramで足跡が残る行動

Instagramで足跡が残る行動は以下の6つです。

Instagramには、自分の行動が「足跡」として残るケースがいくつか存在します。

該当するケースを理解しておくと、意図せず相手に閲覧の事実を知られてしまう事態を避けられるでしょう。

プライバシーを守りながらInstagramを楽しみたい方は、参考にしてください。

①ストーリーの閲覧

Instagramでストーリーを閲覧すると、投稿者の閲覧者リストに自分のアカウント名が表示される仕組みになっています。

投稿から24時間以内であれば、投稿者は「見た人」のアイコンをタップすると、誰がストーリーを閲覧したのか確認可能です。

なお、ストーリーを複数回見た場合でも、閲覧者リストには1回分としてカウントされます。

また、24時間が経過してストーリーが自動削除されると、閲覧者リストも同時に消える仕様です。

②48時間以内に追加されたハイライトの閲覧

Instagramのハイライトとは、過去のストーリーをプロフィールに保存する機能です。

通常、投稿から24時間以上経過したストーリーを閲覧しても足跡は残りません。

しかし、48時間以内にハイライトへ追加されたストーリーを閲覧した場合は、投稿24時間以内のストーリーを閲覧したときと同様に足跡が記録されます。

なお、ストーリーをハイライトに追加してから48時間以上が経過すると、該当する足跡は自動的に削除される仕様です。

③ライブ配信の視聴

Instagramのライブ配信に参加すると、視聴者として配信画面にアカウント名が表示されます。

また、配信者だけでなく、他の視聴者にも誰が参加しているかがわかる仕組みです。

ライブ配信は双方向のコミュニケーションを重視した機能であるため、視聴者の存在が可視化される設計になっています。

なお、途中で配信から退出しても、一度参加した履歴は配信者側に記録として保存される点は知っておきましょう。

ライブ配信を匿名で視聴する方法は公式には存在しないため、視聴の事実を知られたくない場合は参加を控えるしかありません。

④DMの既読（開封証明）

Instagramでは、DMのメッセージスレッドを開くと、送信者側に「既読」マークが表示される仕組みになっています。

既読がつくタイミングは、スレッドを開いた瞬間であり、実際にメッセージの内容をすべて読んだかどうかは関係ありません。

ただし、現在は開封証明（既読）をオフにできる設定が追加されています。

開封証明オフの設定を有効にすれば、DMを開封しても相手に既読である旨が表示されません。

具体的な設定方法は以下のとおりです。

開封証明をオフにすれば、DMを確認するタイミングを気にせず、自分のペースで返信できるでしょう。

⑤消えるメッセージ・写真・動画の閲覧

DMには、閲覧後に自動的に消える「消えるメッセージモード」の機能があります。

消えるメッセージモード機能で送信されたメッセージや写真、動画を開封すると、相手に既読の通知が送られます。

消えるコンテンツは、プライバシー性が高いやり取りを想定した機能であるため、開封の事実が相手に伝わる設計になっているのです。

また、消えるメッセージや写真をスクリーンショットで保存しようとすると、その行為も相手に通知されます。

⑥その他リアクション

Instagramで足跡が残るその他のリアクション例は、以下のとおりです。

フィード投稿への「いいね」やコメントは、相手のアクティビティ欄に通知が届く仕組みです。

フォローした場合も同様に、相手のアクティビティに「○○があなたをフォローしました」と通知が送られます。

ストーリーへのクイックリアクションは、DMとして送信される仕様です。

また、ストーリーや投稿でメンション(タグ付け)を行った場合も、相手に通知が届きます。

なお、これらの通知は、リアクションを取り消すとアクティビティから消えるのが特徴です。

ただし、相手がプッシュ通知をオンにしている場合、スマホに通知が届いた時点で気づかれることもあるでしょう。

Instagramで相手側に足跡が残らない行動

Instagramで相手側に足跡が残らない行動は以下の6つです。

Instagramには足跡が残る行動がある一方で、足跡が残らない行動も数多く存在します。

上記の行動を理解しておくと、より安心してInstagramを楽しめるでしょう。

プライバシーを保ちながらInstagramを利用したい方は参考にしてください。

①プロフィールページの閲覧

Instagramでは、他のユーザーのプロフィールページを訪問しても、相手に通知されません。

そのため、プロフィール画像や自己紹介文、投稿一覧など、プロフィール内のあらゆる情報を気軽に閲覧できます。

ただし、プロフィール画面に表示されているハイライトのうち、投稿から24時間以内のストーリーを閲覧すると足跡が残る点は知っておきましょう。

また、ユーザーがInstagram非公認の外部アプリを使用している場合でも、プロフィールページを閲覧しただけでは、相手のアクティビティログに記録されません。

なお、Instagram非公認の外部アプリを使用すると情報漏洩やアカウント停止のリスクがあるため、利用は控えましょう。

②フィード投稿の閲覧

Instagramでは、通常のフィード投稿（写真や動画の投稿）を閲覧しても、投稿者に通知されません。

そのため、ユーザーは気軽にフィードをスクロールして、興味のあるコンテンツを自由に楽しめます。

ただし、フィード投稿で以下の行動を取ると投稿者に通知されます。

また、投稿をストーリーにシェアする際にタグ付けした場合も、元の投稿者に通知が届きます。

単に閲覧するだけであれば足跡は残りませんが、何らかのアクションを起こすと通知されると理解しておくとよいでしょう。

③リールの閲覧

Instagramではリール動画を視聴しても、閲覧者の特定はできない仕組みになっています。

投稿者側には再生回数のみが表示され、具体的に誰が視聴したかは確認できません。

リールは多くのユーザーに広く視聴されることを目的としたコンテンツであるため、プライバシーに配慮した設計が採用されているのです。

ただし、リールに対して「いいね」やコメントをしたり、シェアしたりすると、投稿者に通知されます。

また、リールがストーリーにシェアされている場合、ストーリー経由でリールを視聴すると足跡が残る点も覚えておきましょう。

④ハイライト（48時間経過済み）の閲覧

Instagramでは24時間以内に投稿されたストーリーを閲覧すると足跡が残ります。

しかし、ハイライトに追加されてから48時間以上経過したストーリーは、何度閲覧しても足跡は残らない仕組みです。

ただし、どのストーリーが48時間以内に追加されたかは、外部からは判断できません。

確実に足跡を避けたい場合は、ハイライトの閲覧自体を控えるか、十分な時間が経過してから閲覧するとよいでしょう。

⑤スクリーンショットや画面収録

Instagramでは通常の投稿やストーリー、プロフィール画面などのスクリーンショットを撮っても、相手に通知されません。

スマートフォンの画面収録についても同様です。

ただし、「消えるメッセージモード」で送信された写真や動画をスクリーンショットで保存しようとすると、送信者に通知が届きます。

これは、プライバシー保護を目的とした機能であり、送信されたコンテンツが意図せず保存されることを防ぐためです。

また、他人のコンテンツを無断で保存・利用するのは、著作権やプライバシーの観点から問題になる可能性もあるため、基本的には避けましょう。

⑥DMのコピー／転送／翻訳

Instagramでは、DMの内容をコピーや転送しても元の送信者には通知されません。

翻訳機能を使用した場合も同様です。

これらの操作は、メッセージを読みやすくしたり、情報を共有したりするための補助的な機能であるため、プライバシーへの影響を最小限に抑える設計が採用されています。

ただし、DMの内容を外部のアプリやサービスにコピーして使用する場合は、プライバシーや著作権の問題が生じる可能性があるため注意が必要です。

他人とのやり取りを第三者に共有する際は、相手の同意を得るのが望ましいでしょう。

Instagramで足跡を付けずに閲覧する方法

Instagramで相手に気づかれずにコンテンツを閲覧したいと考える方も多いでしょう。

しかし、公式機能で足跡を完全に防ぐ方法は存在しません。

過去には「機内モードを利用する」方法がありましたが、現在は利用できなくなっています。

外部サイトやアプリを利用する方法は存在しますが、アカウント乗っ取りや個人情報流出など深刻なセキュリティリスクをともなうため、利用は推奨できません。

足跡を気にせずに楽しみたい場合は、フィード投稿やリールなど足跡が残らないコンテンツを中心に、Instagramを活用しましょう。

Instagramの閲覧履歴を削除する方法

Instagramの閲覧履歴を削除する手順を以下のとおり解説します。

Instagramには、自分が行った一部の行動履歴を削除する機能が提供されています。

履歴を定期的に削除すれば、プライバシーを保護したり、情報の整理を行ったりすることが可能です。

プライバシー管理を徹底したい方は参考にしてください。

検索履歴を削除する手順

Instagramの検索履歴を削除する手順は以下のとおりです。

また、特定の検索履歴だけを削除したい場合は、削除したい項目の横にある「×」マークをタップすれば個別に削除可能です。

検索履歴を定期的に削除すると、フィードや発見タブに表示されるおすすめ投稿の傾向をリセットできる効果にも期待できます。

リンク履歴を削除する手順

Instagramでアクセスしたリンク履歴を削除する手順は以下のとおりです。

リンク履歴は、広告表示の最適化やおすすめコンテンツの選定に影響を与える可能性があるため、プライバシーを重視する方は定期的な削除を検討しましょう。

「いいね」や「保存済み」を取り消す手順

Instagramで「いいね」や「保存済み」の投稿を取り消す手順は以下のとおりです。

上記の操作で、過去に行ったアクションを取り消せます。

ただし、取り消した後に再度「いいね」や保存を行うと、投稿者に通知が届く点は理解しておきましょう。

閲覧履歴（足跡）を正しく理解して、より快適に運用しよう

Instagramには閲覧履歴を確認する公式機能は存在しませんが、特定の行動では相手に閲覧の事実が伝わる「足跡」が残る仕組みが採用されています。

ストーリーの閲覧やライブ配信への参加、DMの開封などが足跡が残る代表的なケースです。

一方で、プロフィールページやフィード投稿、リール動画の閲覧では足跡は残らないため、安心してコンテンツを楽しめるでしょう。

また、検索履歴やリンク履歴、いいね履歴などは、アクティビティ機能から定期的に削除するとプライバシーを保護できます。

本記事で解説した内容を参考にして、より快適にInstagramを活用していきましょう。

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