アカウントの伸ばし方

Instagramのリーチが減った!?原因と今すぐやるべき対策

山下 まあや

Instagramのリーチが急に減ったけど、どうして?

どうすれば減ったInstagramのリーチを回復できるの?

と思ったことはありませんか?

実は、Instagramで突然リーチが減るのはよくある話です。

とはいえ、なにもせずにいるとリーチは回復しないままです。

Instagram運用をするうえでは、リーチが減る原因を理解し、回復させることがとても重要です。

本記事では、Instagramのリーチが減った原因やチェックポイント、対策まで丁寧に解説します。

Instagramのリーチが減って悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

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Instagramのリーチとは?

Instagramのリーチとは、投稿がどれだけのユーザーに届いたかを示す指標です。

同一ユーザーが複数閲覧しても1回となるため、実際どれくらいの人数に投稿が届いたかを確認できる重要な数値です。

リーチが重要な理由

リーチは何人の人に投稿が届いたかを示す指標のため、ブランド認知やエンゲージメントの向上につながります。

より多くの人にアカウントを知ってもらうには、同じ人に何回も閲覧されるより、多くの人に閲覧してもらうことが重要です。

逆にリーチが減ると、フォロワー数が増えても投稿の影響力が低下してしまう可能性があります。

リーチを意識した運用を心がけ、効率よくアカウントの認知度を広げましょう。

閲覧数との違い

リーチと閲覧数は似ていますが、異なる指標です。

閲覧数は、投稿が画面に表示された回数を示します。

ユーザーが意識的に投稿を見たかは関係なく、単に表示された時点でカウントされます。

例えば1人のユーザーが1つの投稿を10回見た場合、リーチは1ですが閲覧数は10となります。

閲覧数が増えているのにリーチが減っている場合は、投稿が届いているユーザーが減っているということなので、改善が必要です。

ビューとの違い 

ビューは、動画が視聴された回数を示します。

リーチとは異なり、1人のユーザーが何度も再生すれば回数は増えます。

インプレッションと似ていますが、ビューの方が、ユーザーが動画を視聴した回数をカウントするため、よりエンゲージメントを高めるためには重要な指標となっています。

※ビューはInstagram公式の用語ではありません。

指標閲覧数ビュー
意味投稿が画面に表示された回数動画が視聴された回数
カウント基準投稿が表示された時点でカウント動画が視聴された時点でカウント
目的認知度や露出度の測定ユーザーの関心や反応の測定

インタラクションとの違い

インタラクションは、ユーザーが投稿に対して行うリアクション(いいね、コメント、シェア、保存)を示します。

例えば、1人のユーザーが1つの投稿を見ていいねとコメントをした場合、リーチは1ですがインタラクションは2となります。

リーチが多くてもインタラクションが低い場合は、コンテンツの魅力が不足している可能性があるので改善が必要です。

Instagramのリーチが減る3つの原因

Instagramのリーチが減る原因は3つあります。

原因を把握し対策することが重要なので、1つずつ丁寧に解説します。

<リーチが減る5つの原因>

  1. アルゴリズムの変更
  2. コンテンツの質の低下
  3. シャドウバンの影響

アルゴリズムの変更

Instagramのアルゴリズムとは、ユーザーごとの興味や行動データを基に、フィード投稿、リール動画、発見タブなどで表示される投稿の順序を決定する仕組みです。

アルゴリズムは定期的に変更されるため、安定してリーチされていた投稿が急に閲覧されなくなることがたびたび発生します。

アルゴリズムの変更に対応するためには、Instagramの公式発表やInstagram(Meta社)CEOの発言をチェックすることが重要です。

最近では、フィード投稿よりもリール動画の方がフォロワー外へ露出しやすくなっているため、Instagramを始めたばかりの人でもリール動画がバズり、フォロワーが一気に増えるチャンスもあります。

フィード投稿しかしていない方は、リール動画も投稿してみてはいかがでしょうか。

コンテンツの質の低下

Instagramでリーチを維持、拡大させるには、ユーザーに質の高い投稿を届け続けることが重要です。

視覚的に魅力を感じない投稿やユーザーの興味を引かない投稿は、アルゴリズムによって優先度が下がってしまうからです。

コンテンツの質を保つことは大変ですが、質の低い投稿や投稿頻度の大幅な減少は、エンゲージメントの低下を招き、リーチも落ちてしまいます。

Instagram運用が負担になっている場合は、弊社のような運用代行に依頼するというのも1つの手段です。

シャドウバンの影響

シャドウバンとは、特定のアカウントの投稿が他のユーザーに見えにくくなる現象です。

不適切なハッシュタグの使用やスパム行為とみなされるアクションを行うと、シャドウバンされる可能性が高くなります。

これにより、投稿が検索結果やハッシュタグページに表示されにくくなります。

Instagramのコミュニティガイドラインを遵守し、ハッシュタグを適切に管理することが重要です。

Instagramのリーチが減ったときのチェックポイント

リーチ減少は、多くのInstagram運用者共通の悩みです。

まずはインサイトからリーチが減っているか確認しましょう。

リーチの確認方法

リーチを確認するには、プロアカウントのインサイトを利用します。

インサイトが見られない場合は、プロアカウントになっているかを確認しましょう。

<手順>

  1. プロフィール画面を開き、右上の三本線をタップ
  2. 「インサイト」をタップ
  3. 「閲覧数」をタップ

リーチしたアカウントが見られます。

各投稿のリーチしたアカウント数は「あなたがシェアしたコンテンツ」から確認できます。

次に、3つのチェックポイントを確認して原因を特定しましょう。

<リーチが減ったときのチェックポイント>

  1. アルゴリズムの変更を確認する
  2. コンテンツの質を見直す
  3. シャドウバンをチェックする

アルゴリズムの変化を確認する

Instagramの公式ブログやSNSのアップデート情報を確認し、アルゴリズムの変更がないかチェックしましょう。

Instagramの公式ブログでは、新機能のお知らせや運用のノウハウについて解説されているので、ビジネスとして活用している方はぜひチェックしてみてください。

アルゴリズムをきちんと理解し、その内容に沿った運用に変更することが大切です。

コンテンツの質を見直す

エンゲージメントの低いコンテンツは、Instagramのアルゴリズムによって表示回数が減らされます。

リーチが減ったということは、コンテンツの質が下がっている可能性があります。

インサイト機能で過去にリーチが高かった投稿と現在の投稿と比較し、改善点を見つけましょう。

ユーザーに興味を持ってもらえるような投稿を提供し続けることが大切です。

シャドウバンをチェックする

自身のアカウントがシャドウバンをされていないかをチェックします。

チェック方法について1つずつ解説します。

  1. ハッシュタグ検索を利用
  2. アカウントステータスを確認

①ハッシュタグ検索を利用

投稿にオリジナルのハッシュタグ(自分だけのハッシュタグ)をつけて、投稿します。

ログアウトして、そのハッシュタグを検索します。

自分の投稿が表示されない場合は、シャドウバンの可能性があります。

②アカウントステータスを確認

アカウントステータスの確認方法は以下となります。

  1. プロフィール画面を開き、右上の三本線をタップ
  2. 「アカウントステータス」をタップ

緑色のチェックが全ての項目で入っていれば違反はありません。

Instagramのリーチを回復させるための3つの対策

Instagramのリーチが減ったとしても慌てる必要はありません。

ここからは、リーチを回復させるための対策を3つ解説します。

リーチが減ってしまったときはこれらの対策をして早期にリーチ回復に努めましょう。

<リーチを回復させるための3つの対策>

  1. ハッシュタグを適切に活用する
  2. コンテンツの質と頻度を改善する
  3. 積極的にコミュニケーションをとる

ハッシュタグを適切に活用する

アカウントに関連性の高いハッシュタグを人気と中規模、織り交ぜて付けることが大切です。

検索ボリュームの大きいハッシュタグをたくさんつけても効果はありません。

逆にニッチすぎるハッシュタグを使っても、誰にも検索されない状態になってしまいます。

2025年3月現在、ハッシュタグはユーザーの検索目的ではなく、Instagramにアカウントのジャンルを認知してもらうために使うという傾向が強くなっています。

ハッシュタグは最大30個まで付けられますが、現在のアルゴリズムでは5個程度が最も効果的です。

アカウントのジャンルに合ったハッシュタグをつけて、アカウント認知を高めましょう。

コンテンツの質と頻度を改善する

視覚的に魅力的な画像や動画を投稿し、フォロワー以外のユーザーにも閲覧されることが重要です。

Instagramのアルゴリズムは、エンゲージメントの高い投稿を優先表示するため、ユーザーが興味を持ちやすいコンテンツが必要です。

また、投稿頻度の見直しも重要です。

Instagramは必ず毎日投稿しなければいけないわけではありません。

高品質なコンテンツを提供できるなら、毎日投稿しても問題ありません。

ただし、投稿の質が下がってしまうと魅力が伝わらず、リーチが減る原因になるので注意が必要です。

そうならないためにInstagramのインサイトを分析することが大切です。

ユーザーの行動パターンを分析し、一貫した投稿頻度、最適な時間帯に投稿することで、リーチ拡大を目指しましょう。

積極的にコミュニケーションをとる

フォロワーとの関係を強化するために、コメントやDMの返信を丁寧に行い、ストーリーズでアンケートや質問の募集をしましょう。

フォロワーの意見や感想を取り入れることでエンゲージメント率が高まり、Instagramにこのアカウントはアクティブだと認識されやすくなります。

エンゲージメント率が高いアカウントは外部露出しやすいため、フォロワー以外のユーザーにも投稿を見られる可能性が高まり、リーチ回復につながります。

リーチが増減する理由を理解する

Instagramの責任者、アダム・モセリ氏は2025年4月の発信で、「月内で一番良い投稿と一番悪い投稿のリーチに、4〜5倍の差があるのはよくあること」と語っています。

つまり、投稿のクオリティだけでなく、表示タイミングや偶然の要素もリーチに大きく影響するということです。


毎回同じようにリーチが取れないのは当たり前。

落ち込む必要はありません。

重要なのは伸び悩んでいる理由を冷静にチェックして、適切な対策を講じることです!

まとめ

リーチが減る原因、チェックポイント、対策は以下の通りです。

原因チェックポイント対策
アルゴリズムの変更アルゴリズムの変化を確認するハッシュタグを適切に活用する
コンテンツの質の低下コンテンツの質を見直すコンテンツの質と頻度を改善する
シャドウバンの影響シャドウバンをチェックする積極的にコミュニケーションをとる

Instagramのリーチが減少する原因はさまざまですが、適切な対策を実行することで回復が可能です。

定期的に変更するアルゴリズムに対応し、継続的に改善を続けましょう。

フォロワー外への露出を増やすためには、エンゲージメントを高めることも重要です。

リーチが減って悩んでいる方は、本記事を参考に早速チェックポイントを確認してみてくださいね。

なお、こうしたリーチ数やエンゲージメント率を高める運用をしていくために押さえておきたいInstagram運用のノウハウを、sizuru wizでは資料として配布しています。

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