【SNS集客】インスタとTikTokどっちを使うべき?連携方法も解説
インスタとTikTok、始めるならどっちがいいんだろう。
インスタのリールとTikTokの違いって何だろう。
ショート動画を掲載できるInstagram(インスタ)のリールとTikTok、どちらを運用していくべきかお悩みの方も少なくないのではないでしょうか?
先に運用すべきSNSを決めるには、まずインスタとTikTokの違いを知ることが大切です。
そこで本記事では、次の内容をまとめました。
- インスタの特徴
- TikTokの特徴
- インスタから始めた方がいい理由
- インスタとTikTokの連携方法について
インスタから始めた方がいい理由を知りたい方は、「【SNS集客】まずはインスタから動かすべき3つの理由」から読み進めてみてください。
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インスタの特徴
まず、インスタの特徴について下記の内容を解説します。
- インスタの概要
- インスタの機能
さっそく、見ていきましょう。
インスタの概要
Instagramは、画像や動画投稿を中心としたプラットフォームで「世界観」や「雰囲気」の発信に向いているSNSです。
文章では伝わりにくい情報でも、画像や動画で的確に伝えられるという特徴があります。
主な利用者は10代から20代の若年層ですが、30代から50代の方の利用率も高く、幅広い年齢層の方が Instagramを楽しんでいます。
年代ごとの詳しい利用率は「2.ターゲット層に届きやすい」で、画像を用いて解説していますので、ご覧ください。
さらに Instagramには、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取れるインスタライブ機能があり、投げ銭機能などでマネタイズも可能です。
投稿を他者と共有するためのシェアボタンもありますが、主にフォロワーや友人間での共有に限られるため、「X」などのSNSと比較すると拡散性が劣る場合があります。
ただし、さまざまなSNSと連携できるので、他のプラットフォームを利用して拡散性を向上させることができます。
インスタの機能
インスタの主な機能は下記の4つです。
- フィード投稿:画像や動画を投稿する機能
- リール:ショート動画(最大90秒)を投稿できる機能
- ストーリーズ:投稿から24時間後に削除される、スライドショーのような機能
- インスタライブ:リアルタイムで行える動画配信の機能インスタライブでの投げ銭機能
インスタでは画像や動画をメインに投稿する機能が多いため、視覚的な魅力が高い投稿は人気を集めやすい傾向にあります。
なお、 Instagramの特徴についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
TikTokの特徴
次に、TikTokの特徴を解説します。
- TikTokの概要
- TikTokの機能
Instagramとの違いを比べながら、読み進めてみてください。
TikTokの概要
TikTokは、モバイル端末向けの縦型動画を投稿できるサイトで、動画投稿をするインフルエンサーをティックトッカーと呼びます。
音楽との親和性が高く、リズム感の良い動画が多く投稿されており「歌ってみた」や「踊ってみた」などのハッシュタグが有名です。
動画投稿や加工が簡単にできるため、作り込まれていない自然な動画制作ができます。
年代別の利用率は10代から20代の若年層が圧倒的に多く、それ以外の年代はInstagramと比較すると少ない印象です。
そして、TikTokは拡散性の高さが最大の特徴です。
TikTokに投稿された動画は、初めに少数のプールで配信されます。
少数の階層で評価(視聴完了数やコメント数など)を受けると、さらに人数の多いプールで配信されていきます。
これは、「階層型ユーザープール」と呼ばれる仕組みで、投稿した動画の評価が高ければ多くのユーザーに投稿が拡散され、フォロワーが少なくても「バズり」を起こすことが可能です。
TikTokの機能
TikTokの機能は、主に下記の5つです。
- フォトモーション:複数の動画を組み合わせ、動画を作る機能
- 動画編集:エフェクトなどを追加できる
- Q&A機能:動画内でユーザーからの質問に答える機能
- ライブ配信機能
- 動画への投げ銭機能
TikTokで作成できる動画の長さは最大60秒、アップロードできる最大の長さは3分と決められています。
リミックスやデュエットなど、他のクリエイターが作成した動画を並べて配信したり、動画の一部を切り取って使用することも可能です。
さまざまなショートムービーをテンポよく配信できるため、多くの企業がTikTokを利用して自社商品を紹介しています。
【SNS集客】まずはインスタから動かすべき3つの理由
ここからは、SNS集客をするならインスタから運用すべき理由を説明します。
- 集客導線を作りやすいから
- ターゲット層に届きやすいから
- 広告を活用してブーストをかけられるから
それぞれについて、さっそく見ていきましょう。
1.集客導線を作りやすいから
インスタから運用を始めた方がいい1つ目の理由は、リンク誘導しやすく集客動線を作りやすいからです。
たとえば、インスタのリール機能では動画内にリンクボタンを貼れるため、投稿画面から直接リンク先に移動できます。
一方、TikTokは投稿画面からリンク先へ遷移するような機能はなく、プロフィール欄やコメント欄にあるURLをタップして外部ページに移動しなければなりません。さらに、フォロワーが1000人以上でなければ、プロフィールページの外部リンク設定はできない仕組みです。
外部ページに移動しやすい点からも、Instagramの方が集客動線を簡単に作りやすいといえます。
2.ターゲット層に届きやすい
自分が設定したターゲット層にコンテンツを届けたい場合、Instagramを利用する方がより効果的です。
Instagramのアクティブユーザー数は、世界で20億人ほどと言われています。
それに対し、TikTokの利用者数は12億人です。(※2023年10月現在)
総務省は令和5年6月に「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を発表しました。
この調査によると、どの年代もInstagramを利用している人が多いことが分かります。
※引用:「総務省」
そのため、自身がターゲットとする層にアプローチするなら、Instagramの方がより多くのターゲットに情報を届けやすいといえます。
また、20代から30代の購買意欲の高い層がInstagramを多く利用している点もポイントです。
3.広告を活用してブーストをかけられるから
Instagramには、6種類の広告があります。
- 写真広告:画像とテキストの広告
- 動画広告:動画とテキストの広告
- ストーリーズ広告:画像と動画のどちらかで投稿できる広告
- カルーセル広告:1つの広告で複数の画像か動画を配信できる広告
- コレクション広告:カタログのような広告
- 発見タブ広告:発見タブ(虫メガネマーク)内の投稿へ出稿できる
一方で、TikTokの広告には下記のような種類があります。
- オンライン運用広告:TikTokやBuzzVideoを介した多数のアプリへの広告配信ができる。すべてオンライン上で広告配信できるセルフサービス型の広告。誰でも使えるツールで配信できるため、広告の知識が浅くても運用できる。少ない予算で運用可能。
- 純広告:純広告には、起動画面広告やハッシュタグチャレンジなどが含まれている。1日1社限定で配信される広告もあり、配信枠を確保するのが困難などのデメリットはあるが、広告内に自社のリンクを貼れるなど、より集客しやすい広告。しかし、出稿するには高額な費用がかかる。
どちらの広告も集客を後押ししてくれるものですが、Instagram広告は詳細なターゲティングができるうえに、低予算でも広告を出稿できるメリットがあります。
また、利用年齢層も幅広いため、ターゲット層に集中してアピールできる点が優れています。
インスタとTikTokの連携方法
ここからは、インスタとTikTokの連携方法を画像付きで紹介します。
- TikTokのプロフィールを開く
- プロフィール編集を押す
- 「プロフィールに Instagramを追加」を押す
- Instagramにログインする
実際にアプリを起動しながら、読み進めてみてください。
TikTokのプロフィールを開く
まず初めにTikTokのプロフィールを開きましょう。
画面右下の「プロフィール」を押すと、プロフィールページを表示できます。
プロフィール編集を押す
プロフィールページを開いたら、プロフィール編集ボタンを押します。
「プロフィールに Instagramを追加」を押す
「プロフィールを編集」ボタンを押すと、下記の画像のような画面が表示されます。
下にスクロールするとSNSという表示の横に「Instagramを追加」ボタンが表示されますので、そこをタップしてください。
Instagramにログインする
「Instagramを追加」ボタンを押すと、Instagramのログイン画面に遷移するので、表示に従ってパスワードなどを入力しましょう。
InstagramとTikTokの連携が済んでいるかは、次のように確認してみてください。
- TikTokのプロフィール画面から「プロフィール編集」を押す
- 下にスクロールして、「Instagram」の項目を確認する
- 「Instagram」の項目に、Instagramのユーザー名が表示されているか確認する
Instagramのユーザー名が問題なく表示されていれば、連携は完了です。
TikTokで伸びたリールはインスタでも伸びやすい
TikTokに投稿し視聴率が伸びたリールは、Instagramでも伸びやすい背景があります。
利用率の高い年齢層が似ている点や、両方のプラットフォームで話題になっていることが似ている点が理由として挙げられます。
そのため、TikTokで伸びている動画はInstagramでも投稿するのがおすすめです。
ただし、注意点としてTikTokで使用した動画をインスタのリールで投稿する場合は、TikTokロゴなどが入らないようにしましょう。
TikTokなどのロゴが入った状態で投稿してしまうと、リール動画の表示は少なくなるとInstagramも明言しています。
そのほかにリール動画の表示が少なくなるおそれがある行為は下記のとおりです。
- ミュートされている
- ぼやけている
- 低解像度である
- 枠線・ロゴ・透かしが入っている
- 画像の大部分がテキストで覆われている
- オリジナルの動画ではない
- 政治問題を中心に扱っている
- Facebookのコミュニティガイドラインへの違反(例: ヘイトスピーチや過度な暴力描写を含む)やおすすめに関するガイドラインへの違反がある
※引用:「 Instagram」
TikTokで投稿した動画に、上記のようなものが写っていないか確認してからリールに投稿しましょう。
まとめ
本記事では、インスタとTikTokのどちらを使うべきかについて説明してきました。
インスタとTikTokは、それぞれ異なった特徴があります。
もし、自社のアカウントで集客を増やしたい場合は、インスタのアカウントを育てつつ、自社のリソースを踏まえながらTikTokアカウントも育てると良いでしょう。
初めにインスタアカウントから育てる理由は、下記のとおりです。
- 集客導線を作りやすい
- ターゲット層に届きやすい
- 広告を活用してブーストをかけられる
ただし、インスタを本格的に運用する場合、1日あたり315分もの時間が必要になると言われています。
さらに、インスタのアルゴリズム分析や投稿する内容を考えるなどの時間も必要になり、通常業務を圧迫しかねません。
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