トラブルシューティング

Instagramのリーチが急に減った!?原因と対策【2024年対応】

山下 まあや

最近Instagramのリーチが急に減ったんだけど、何が起こったんだろう!?

これまで順調に閲覧数を伸ばしていたアカウントが、突然リーチが減少するといった事例はInstagramでは実は珍しくありません。

とはいえ、このままでは投稿を見てもらえず、ビジネスやブランドの成長に影響が出てしまうでしょう。

そのためこの記事では2024年の最新情報に基づき、Instagramのリーチが減る原因を明らかにし、具体的な対策をご紹介します。

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Instagramのリーチとは

Instagramのリーチとは、投稿がどれだけのユニークユーザーに届いたかを示す指標です。

同じ人が複数回その投稿を見ても一回とカウントされるため、実際どれくらいの人数に投稿が届いているのか、実態に近い数字がわかります。

リーチとインプレッションとの違い

リーチと混同されやすい指標に「インプレッション」があります。

インプレッションも投稿がどれだけ見られたかの指標ですが、こちらは同じ人が複数回投稿を見た場合、その回数もカウントされます。

たとえば一人の人が10回その投稿を見た場合、リーチは1ですがインプレッションは10となるのです。

インプレッションは増えているのにリーチが減っている場合は、投稿が届いているユーザー数が減っているということですので、注意が必要です。

リーチが重要な理由

リーチは「実際、何人の人に投稿が届いたか」を表す指標であるため、ブランドの認知度向上や広告の効果測定においてとても重要です。

より多くの人にブランドや製品を知ってもらうためには、同じ人に何回も閲覧されるよりも、多くの人に一回ずつ閲覧してもらった方が認知度の向上につながります。

つまり、認知度向上を目指す場合や広告効果を高めたい場合には、インプレッションよりもリーチが重要になるのです。

また、リーチはエンゲージメント率とも密接に関連しています。

多くのユーザーに届くことで「いいね」やコメントといったアクションが増えやすくなるので、エンゲージメント率が向上し、アカウントが更に露出しやすくなるのです。

アカウントを伸ばすためには、リーチを伸ばすことが重要だということがおわかりいただけたのではないでしょうか?

Instagramのリーチが減る3つの原因

Instagramのリーチが減る原因は、アカウントの状態によってさまざまなものが考えられますが、主な原因は3つ挙げられます。

リーチが減る主な原因
  1. アルゴリズムの変更
  2. 投稿の質の低下や頻度の問題
  3. シャドウバンの影響

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

アルゴリズムの変更

まず一つ目の原因は、アルゴリズムの変更です。

Instagramでは定期的にアルゴリズムが変更され、ユーザビリティーの向上につながる一方で、それまで多くの閲覧数を稼げていたコンテンツが急に閲覧されなくなるということがしばしば起こります。

アルゴリズムの変更に素早く対応するためには、Instagramの公式発表や、Instagram(Meta社)のCEOの発言をチェックすることが重要です。

たとえば最近のアルゴリズムの変更では、フィード投稿よりもリール動画の方がフォロワー外へ露出しやすくなっています。

リール動画ならインスタを始めたばかりの人でもバズるチャンスがあります!

最新のアルゴリズム情報につきましては、「アルゴリズム」のカテゴリにて記事を更新しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

投稿の質の低下や頻度の問題

二つ目の原因は、投稿の質の低下や頻度の問題です。

Instagramでリーチを維持・向上させるためには、一貫性のある高品質なコンテンツを投稿することが重要です。

コンテンツの品質を保つことは大変ですが、手を抜いたり投稿頻度を下げたりしてしまうと、エンゲージメントが下がりリーチの減少につながってしまいます。

Instagramの更新が負担になってきているのであれば、弊社のような運用代行に依頼をするというのも一つの手段です!

また、投稿頻度もリーチの増減に大きく影響します。

頻繁すぎる投稿はフォロワーに鬱陶しく思われ、閲覧されにくくなります。

一方で投稿頻度が低すぎても、「このアカウント、どうしてフォローしたんだっけ?」と関心が薄れ、フォロー解除につながってしまうため注意が必要です。

一定間隔での投稿を保つことが、リーチの維持につながります。

シャドウバンの影響

シャドウバンとは、アカウントの投稿が他のユーザーから見られにくくなる措置を受けている状態のことを示します。

この措置はInstagramの運営により行われるもので、不適切なハッシュタグの使用や過剰なアクティビティが検出されたなど、スパム行為を疑われた際の措置です。

シャドウバンを受けるとフォロワー以外に投稿が表示されにくくなり、リーチが大幅に減少します。

シャドウバンを避けるためには、Instagramのコミュニティガイドラインを遵守し、ハッシュタグの使用を適切に管理することが重要です。

なお、シャドウバンにつきましては、下記の記事でも解説をしておりますので、ぜひ併せてご覧くださいませ。

あわせて読みたい
インスタグラムのシャドウバン入門:原因と対策ガイド
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Instagramのリーチが減った時の3つのチェックポイント

ここまで、Instagramのリーチが減る主な原因について解説をしてきました。

ここからは、リーチが減った時にチェックしたい3つのポイントについて解説をしていきます。

3つのチェックポイント
  1. アルゴリズムの変更を確認する方法
  2. シャドウバンのチェック方法
  3. 投稿の質を見直すポイント

これらについて、一つずつ見ていきましょう。

アルゴリズムの変更を確認する方法

まずはアルゴリズムの変更が起こっていないか確認する方法をご紹介します。

最新のアップデート情報をチェックするためには、Instagram公式ブログやニュースサイトを定期的に確認することが有効です。

Instagram公式ブログでは、アップデートの情報以外にも新機能のお知らせや運用のノウハウについても解説されているので、本格的にInstagramの運用を行っていきたい方には必見です。

また、Instagramの運用について発信しているアカウントをチェックすることも欠かせません。

Instagramの運用ノウハウについて発信しているアカウントは、どこよりも早く情報をキャッチし、アルゴリズムの変更があれば注意喚起をしてくれます。

ユーザー間での情報交換も、アルゴリズムの変更に対応するためのヒントとなるでしょう。

シャドウバンのチェック方法

続いて自分のアカウントがシャドウバンをされていないかチェックする方法をご紹介します。

シャドウバンのチェック方法
  1. オリジナルハッシュタグでの確認
  2. アカウントステータスのチェック

①オリジナルハッシュタグを使用した確認方法では、自分だけのハッシュタグを作成し、それを使用して新しい投稿を行います。

その後、ログアウトしてから(または別のアカウントから)そのハッシュタグを検索します。投稿が表示されなければ、シャドウバンの可能性があります。

これは別のアカウントから自分のアカウントが検索に表示されているかを確認するための方法です。

②アカウントステータスのチェック方法は、Instagramの「設定」内にある「アカウントステータス」からアカウントに何らかの警告や制限が掛かっていないかを確認します。

投稿の質を見直すポイント

最後に投稿の質を見直すポイントについてご紹介します。

まず、コンテンツのビジュアル品質をチェックしましょう。

  • 画質は良いか
  • デザインは最新の流行を反映させているか
  • 動画の場合、飽きない工夫がされているか

次に、キャプションの内容と長さにも注意が必要です。キャプションは長すぎず、短すぎず、フォロワーが「つい反応したくなる」ような内容を心がけると良いでしょう。

最後に、投稿のタイミングと頻度を見直します。フォロワーがアクティブな時間帯をリサーチし、それに合わせて投稿することで一定のリーチが見込めます。

また、投稿頻度は多すぎても少なすぎても逆効果になってしまうため、自分のアカウントに合ったベストな投稿頻度を模索することが大切です。

Instagramのリーチを回復させるための3つの対策

ここからは、Instagramのリーチを回復させるための具体的な対策について見ていきましょう。

リーチ回復のための対策
  • 投稿内容と頻度の改善
  • ハッシュタグの戦略的活用
  • フォロワーとの積極的なコミュニケーション

具体的にはどういった対策を取れば良いのか、なぜこれらの対策が効果的なのか、一つずつ解説をしていきます。

投稿内容と頻度の改善

まず行うべきは、投稿内容と投稿頻度の改善です。

リーチを回復させるためには、フォロワー内のユーザーに見てもらうだけではなく、フォロワー外のユーザーにも投稿を露出させ、多くの人に閲覧されることが大切です。

現在のInstagramのアルゴリズムでは、フィード投稿よりもリール動画の方がフォロワー外へ露出しやすくなっています

これまでは画像でのフィード投稿しかしたことがない……。

これまでリール動画に挑戦したことがない方でも、リール動画に挑戦してみることを強くおすすめします。

なお、バズるリール動画の作り方につきましては、下記の記事で詳しく解説をしておりますので、ぜひ参考にご覧ください。

あわせて読みたい
バズるInstagramリール動画の作り方【秘訣5選】
バズるInstagramリール動画の作り方【秘訣5選】

また、投稿頻度の見直しも大切です。

Instagramは必ずしも毎日投稿しなければならないわけではありません。

フォロワーの属性に合わせ、たとえば週末や祝日だけであったり、昼休みの時間を狙ったり、フォロワーの生活リズムに合わせた投稿を目指しましょう。

sizuru wizでは、一ヶ月にたった5投稿だけでも多くのアカウントを伸ばすことに成功しています。

まずはペルソナを設定し、ペルソナの生活リズムに合わせた投稿の予定を立ててみましょう。

ハッシュタグの戦略的活用

ハッシュタグの使い方を再確認してみるのも有効な手段です。

ボリュームの大きいハッシュタグを闇雲にたくさん付けてしまってはいませんか?

あるいは、逆にニッチすぎるハッシュタグを使ってしまい、誰にも検索されていないという状態になっていませんか?

2024年現在のInstagramでは、ハッシュタグは5個~10個ほど付けるのがちょうどいい塩梅です。

また、ハッシュタグは検索されるためではなく、InstagramのAIにその投稿のジャンルを認知させるために使う、という使い方が強くなっています。

つまり、自分のアカウントのジャンルに合ったハッシュタグを選んで付けることが大切なのです。

私はダイエット情報を発信しているから、ダイエット系のハッシュタグを選んで付ければいいんだな。

また、ハッシュタグはフォロワーとの交流にも活用できます。

オリジナルのハッシュタグを作り、ハッシュタグキャンペーンを行うことでUGCを獲得し、アカウントを盛り上げることができるでしょう。

フォロワーとの積極的なコミュニケーション

フォロワーとのコミュニケーションを活性化させることも、実はリーチ回復に効果的です。

コメントやDMでのやりとりを増やすことでエンゲージメント率が高まり、アカウントの評価が高まります。

エンゲージメント率が高いアカウントは外部露出しやすいため、フォロワー外の人にも投稿を見てもらえるようになり、リーチを伸ばすことができるのです。

また、フォロワーからのフィードバックを取り入れたコンテンツを作ることで、フォロワーの満足度をより高めることもできるようになります。

他にはストーリーズを使用した質問の募集や、インスタライブの活用もフォロワーとのエンゲージメント向上に役立ちます。

リーチを伸ばす!最新のInstagram攻略法

最後に、リーチを伸ばすための最新のInstagram攻略法を簡単に紹介していきましょう。

ここではフォロワーとの絆を深める方法と、DMを活用したエンゲージメントの向上に焦点を当てていきます。

フォロワーとの絆を深める方法

フォロワーとの絆を深めるためには、個々のフォロワーに対してそれぞれの人に個別に合わせたメッセージを送ることが効果的です。

たとえば誕生日や記念日に特別なメッセージを送ることで、フォロワーに対する特別感を演出できます。

また、フォロワーとの共通の関心ごとをリサーチし、それに基づいたコンテンツを発信することで、エンゲージメントの向上が期待できます。

他にも定期的にフォロワー感謝企画を実施するなど、フォロワーに対する感謝の気持ちを伝えることも重要です。

このようにすることでフォロワーとの信頼関係が育まれ、リーチの向上が期待できます。

DMを活用したエンゲージメントの向上

DM(ダイレクトメッセージ)はフォロワーとのエンゲージメントを向上させる強力なツールです。

でもDMなんてなかなか来ないよ……。

何の前置きもなくDMを送ってもらうことは、ハードルが高いです。

しかし、たとえばストーリーズで質問箱を設置し、DMに誘導するということも可能でしょう。

DMでのやりとりを公開する許可を得られたら、それをストーリーズで紹介することで、さらにDMが来やすくなります。

多くのDMを管理することは大変ですが、DMのやりとりが多いアカウントは活発なアカウントとしてInstagramのAIに認知されるため、DMを重視したアカウント運用を心がけると良いでしょう。

まとめ:今後のリーチ維持のポイント

この記事では、Instagramのリーチが急に減少した際の原因と、その対処法について解説をしました。

Instagramのリーチを減少させないためには、最新のアルゴリズムに対応することと、シャドウバンを避けることが特に重要です。

Instagramの公式ブログや業界ニュースをこまめにチェックし、Instagramのガイドラインを守った運用を行っていくことで、リーチを維持・向上させていくことができるでしょう。

また、投稿のフォロワー外への露出を増やすためには、エンゲージメント率を上げることも重要です。

コメントやDMでのやりとりを活発化させ、エンゲージメントの向上に努めましょう。

なお、こうしたリーチ数やエンゲージメント率を高める運用をしていくために押さえておきたいInstagram運用のノウハウを、sizuru wizでは資料として配布しています。

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