Instagramに「リールの視聴履歴」機能が追加！過去に見た動画を後から確認できるように

お気に入りの動画をもう一度見たいのに探せない……。

Instagramのリール視聴履歴機能について知りたい！

Instagramを運用するなかで、このようにお悩みではないでしょうか？

リール視聴履歴機能とは、過去に視聴したリール動画を後から一覧で確認できる新機能です。

本記事では、Instagramのリール視聴履歴機能について基礎からわかりやすく解説します。

視聴履歴の確認手順や絞り込み機能の使い方も詳しく紹介するので、最後までご覧ください。

記事の内容を参考にして、リールの視聴履歴機能をうまく活用すれば、気に入った動画を見失うことなく、効率的にInstagramを運用できるはずです。

「一度見たリールが見つからない」を解消する新機能が登場

2025年10月、Instagramに待望の新機能「リールの視聴履歴」が実装されました。

リールの視聴履歴機能は、多くのユーザーが抱えていた「一度見た動画が見つからない」という悩みを解決する画期的なアップデートです。

とくにマーケティング担当者にとっては、競合分析やトレンドリサーチを効率的に行える重要な機能でしょう。

以下で詳しく解説します。

これまではリールを再発見できないのが課題だった

Instagramのリールには、これまで閲覧履歴を確認する機能がありませんでした。

気に入った動画を見つけても、いいねや保存をし忘れると二度と探し出せない悩みを多くのユーザーが抱えていました。

動画を見ている最中に電話がかかってきたり、誤ってアプリを閉じてしまったりすると、その動画を再び見つけるのはほぼ不可能だったのです。

TikTokやYouTubeでは以前から視聴履歴機能が実装されており、Instagramユーザーからも同様の機能を求める声が高まっていました。

新機能の登場で視聴済みのリールを一覧で確認することが可能に

Instagram責任者のAdam Mosseri（アダム・モセリ）氏が、公式にリールの視聴履歴機能の追加を発表したのは2025年10月24日です。

リールの視聴履歴機能により、過去30日間に視聴したすべてのリール動画を一覧で確認できるようになりました。

本機能を活用すれば、見逃してしまった動画や、後から詳しく確認したい動画を簡単に探し出せるため、コンテンツのリサーチや分析がより効率的に行えます。

マーケティング担当者にとっては、競合アカウントの投稿や人気のトレンド動画まで見返せるため、戦略的なコンテンツ制作に大いに役立つ機能といえるでしょう。

また、リールの視聴履歴機能の追加は、Instagramがリールに力を入れている証でもあり、今後も動画コンテンツの重要性が高まることが予想されます。

リール視聴履歴を確認する手順

リールの視聴履歴は、アプリ内の設定メニューから簡単にアクセスできます。

特別な操作は不要で、誰でもすぐに利用を開始できる点が魅力です。

初めて利用する方は迷わず操作できるよう、画像とあわせて手順を確認することをおすすめします。

プロフィール画面の「設定」を開く

まず、Instagramアプリを開き、画面右下のプロフィールアイコンをタップして自分のプロフィール画面に移動します。

三本線のメニューをタップする

プロフィール画面の右上に表示されている三本線のメニューアイコンをタップしてください。

このメニューアイコンは「ハンバーガーメニュー」とも呼ばれ、Instagramのさまざまな設定や機能にアクセスするための入口となっています。

「アクティビティ」を選択する

設定画面には、プライバシー設定やアカウント管理など、さまざまな項目が表示されています。

項目の中から「アクティビティ」の項目を選択しましょう。

「視聴履歴」をタップする

アクティビティに進むと、従来からあった「いいね」「コメント」「検索履歴」などの項目に加えて、新たに「視聴履歴（Watch History）」の項目が追加されているはずです。

もし「視聴履歴」が表示されない場合は、アプリを最新バージョンにアップデートする必要があるかもしれません。

App StoreまたはGoogle Play Storeで、Instagramアプリの更新を確認してみてください。

「視聴履歴」をタップする

過去30日間に視聴したリール動画がサムネイル形式で一覧表示されます。

ただし、表示される動画は、あなたが実際に画面上で再生した動画のみです。

スクロール中に一瞬画面に表示されただけの動画は記録されません。

各動画のサムネイルをタップすれば、その動画をすぐに再生できるため、気になった動画を手軽に見返すことが可能です。

絞り込み・並び替え機能でさらに便利に

視聴履歴画面には、動画を効率的に探すための便利な機能が搭載されています。

単に履歴を見るだけでなく、さまざまな条件で絞り込んだり並び替えたりできる点が特徴です。

具体的には、下記の条件での絞り込み・並び替えが可能になりました。

これらの機能を活用すれば、数百本の視聴履歴の中から目的の動画を素早く見つけ出せます。

とくに、競合分析やトレンド調査を行うマーケティング担当者にとっては、必須の機能といえるでしょう。

以下で詳しく解説していきます。

日付や期間の指定検索

視聴履歴画面の上部には、日付や期間で絞り込むためのフィルター機能が用意されています。

「すべての日付」「過去1週間」「過去1か月」など、選択肢が細かく設定されているのが特徴です。

さらに、「カスタム日付範囲」を選択すれば、特定の期間を自由に指定できます。

例えば、先週実施したキャンペーン期間中に見た競合の動画だけを抽出したい場合に便利です。

また、月初めに見たトレンド動画を振り返りたい場合も、日付指定が役立ちます。

日付を指定することで、目的の動画をより効率的に見つけ出せるでしょう。

古い順・新しい順での並び替え

リール視聴履歴機能は、デフォルトでは新しく視聴した動画から順に表示されますが、並び替え機能を使えば表示順序を変更できます。

画面上部の並び替えアイコンをタップすると、「最新順」または「古い順」を選択可能です。

古い順に並び替えれば、過去に遡って動画を確認しやすくなります。

例えば、1か月前に見た動画を探したい場合は、古い順に並び替えてから日付で絞り込むと効率的です。

逆に、最近見た動画をすぐに探したい場合は最新順が適しています。

自分の目的に応じて並び替え機能を活用しましょう。

特定のアカウントでの絞り込み

リール視聴履歴機能には、投稿者のアカウント名で絞り込む機能も搭載されています。

画面上部の検索バーやフィルターアイコンから、特定のアカウント名を入力または選択可能です。

アカウントを絞り込めば、お気に入りのクリエイターや競合アカウントが投稿したリールだけを抽出して確認できます。

マーケティング担当者にとっては、特定の企業アカウントの動向を継続的に追いかける際に便利でしょう。

また、複数のアカウントを比較分析する場合にも、絞り込み機能が役立つはずです。

お気に入りのリール動画をもう見失わない

リール視聴履歴機能を活用すれば、過去30日間に視聴したすべてのリールを後から確認でき、気に入った動画を見失わずに済みます。

プロフィール画面の設定から「アクティビティ」→「視聴履歴」と進むだけで、簡単にアクセスできる点も魅力です。

さらに、多彩な検索機能や絞り込み機能により、数百本の視聴履歴の中から目的の動画を素早く見つけ出せます。

リール視聴履歴機能はマーケティング担当者にとって、競合分析やトレンドリサーチの効率を向上させる重要なツールとなるはずです。

本記事の内容を参考にして、リール視聴履歴機能を積極的に活用し、Instagramマーケティングの精度を高めていきましょう。

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