Instagramのインプレッションとは?閲覧数とリーチ数の違いや分析方法をわかりやすく解説!


Instagramのインプレッションってリーチとどう違うの?

インプレッションをインスタ運用にどう活かせば良いのかわからない……。
こんなお悩みを抱えているSNS運用担当者も多いのではないでしょうか。
分析してみたはいいものの、運用にどう活かせばいいのかわからない人も少なくないはずです。
本記事では、インプレッションとリーチの違いといった基本的な見方や、分析するメリットなどを解説します。
アカウント分析にお困りの方はぜひご一読ください。
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Instagramのインプレッションとは?
Instagramのインプレッションとは、あなたの投稿(フィード・リール・ストーリーズなど)がユーザーの画面に表示された合計回数を指します。
ここで押さえておきたいのは、「人数」ではなく「回数」がカウントされる点です。
例えば同じユーザーが1つの投稿を5回見た場合、インプレッションは5となります。
つまりインプレッションは、投稿がどれだけ多くの場面で表示され、ユーザーの目に触れているかを示す数値です。
アカウントの露出度を可視化できる重要な指標です。
なお、インプレッションはアプリ内で「閲覧数」と表示されています。
インプレッションが重要な理由
インプレッションは、アカウントを伸ばしていく上でどれだけ認知が広がっているか確認できる重要な数値です。
投稿やアカウントが多く表示されれば、フォロワー以外の新しいユーザーにリーチできるチャンスも広がります。
特にInstagramのアルゴリズムは、表示回数が多くエンゲージメントも得ている投稿を「人気がある」と判断する傾向が強いです。

人気があると判断されると、発見タブやおすすめ欄でさらに多くのユーザーに拡散されやすくなります。
さらにインプレッション数を追跡することで、どの投稿が認知を広げやすいのか、どの経路から表示されやすいのかといった分析も可能です。
分析結果はアカウント戦略を見直し、より効果的に改善していくための大きなヒントとなります。
リーチとの違い
インプレッションと混同されやすいのが「リーチ」です。
両者には以下の違いがあります。
- インプレッション:投稿が表示された回数
- リーチ:投稿を実際に見たユニークユーザー数
例えば、10人が1回ずつ投稿を見た場合、インプレッションは10、リーチも10になります。
しかし、同じ10人がそれぞれ2回ずつ投稿を見た場合、インプレッションは「20」になり、リーチは「10」のままです。
つまり、インプレッションは露出した回数、リーチは実際に届いた人数を測る指標です。
2つの指標を照らし合わせることで、どれだけ多くの人に届き、どれだけ繰り返し見られたのかを把握できます。
Instagramのインプレッションの見方
Instagramのインサイトでは、アカウント全体のインプレッションを確認する方法と、投稿別のインプレッションを確認する方法があります。
ただし、インサイト機能を利用するには個人用アカウントからプロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)への切り替えが必要です。
ここでは、実際にどの手順でインプレッションを確認できるのかを解説します。
アカウント全体のインプレッションを確認する手順
投稿別のインプレッションを確認する手順
インプレッションを確認する際の注意点
インプレッション数は便利な指標ですが、数値だけを鵜呑みにして判断するのは危険です。
確認する際にはいくつかのポイントに注意する必要があります。
まず、インプレッションは表示された回数であって、しっかり読まれた回数ではないという点です。
ユーザーが一瞬スクロールで通り過ぎただけでも1回としてカウントされるため、実際の反応を測るにはエンゲージメント数(いいね・コメント・保存・シェア)と組み合わせて見る必要があります。
なお、先でも述べたようにインプレッションを含むインサイトの数値はプロアカウントでしか確認できません。
また、個人アカウントからプロアカウントへ切り替えた後に投稿されたコンテンツしか計測されない点にも注意が必要です。
分析対象とする期間を間違えないようにしましょう。
インプレッションを分析するメリット
インプレッションはアカウントの現状を把握できる大切な指標です。
アカウントを運用する上で数値を分析することで、以下のメリットがあります。
- 投稿の露出度がわかる
- 各数値を比較することで効果測定できる
- ユーザー動線が把握できる
順番に詳しく解説していきます。
メリット①投稿の露出度がわかる
インプレッション数を確認することで、投稿がどれだけ多くのユーザーの画面に表示されたか把握できます。
リーチ数と異なり表示された「延べ回数」がわかるため、同じユーザーが繰り返し目にしているかどうかも含めて投稿の露出度を可視化できるのが特徴です。
これは、アカウントやコンテンツがどの程度世の中に広がっているか判断する基準になります。
メリット②各数値を比較することで効果測定できる
インプレッション単体ではなく、リーチ数やエンゲージメント数と組み合わせて確認することで、投稿の効果をより正確に測定することが可能です。
例えば、インプレッションが多くてもいいねや保存が少なければ「見られてはいるが興味を持たれていない」と考えられます。

その反面、インプレッションが少なくてもエンゲージメントが高ければ、コアなユーザーに刺さっている可能性が高いと言えます。
こうして各種数値を組み合わせて分析することで、投稿改善のヒントを得られます。
メリット③ユーザー導線が把握できる
インサイトでは、ホーム・プロフィール・ハッシュタグ・その他の経路に分けてインプレッションが表示されます。
インプレッションの内訳をチェックすることで、閲覧に至った経路を理解することが可能です。
ハッシュタグ経由が多ければ「発見タブに載りやすい投稿」、プロフィール経由が多ければ「他の投稿やプロフィールを見たユーザーが興味を持っている」と判断できます。
こうした導線分析は、今後の施策設計において非常に重要なヒントになります。
インプレッションを理解して運用に活かそう
Instagramのインプレッションは、アカウントや投稿がどれだけ多くのユーザーの目に触れているのかを示す重要な指標です。
どんなに質の高いコンテンツを用意しても、そもそも表示されなければ効果は得られません。
そういった意味で、インプレッションはアカウント運用の出発点ともいえる指標です。
さらにリーチやエンゲージメントと組み合わせて分析すれば、投稿の効果を多角的に把握できます。
どの導線から表示されているのか、どの投稿が認知拡大につながっているのかを分析することで、具体的な改善点を得られるのが大きな価値と言えます。
また、インプレッションは継続的に計測しておくと傾向をつかみやすくなるため、季節やキャンペーンによる変動なども見極められるようになります。
こうしたデータの積み重ねを活用しながら、投稿内容や配信タイミングを検証・改善していくことによって、より多くのユーザーに自社のブランドやサービスを届けていきましょう。
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