アカウントの伸ばし方

インスタで自動いいねツールの使用はNG!効果的ないいねの増やし方は?

山下 まあや

Instagram(以下インスタ)で自動で「いいね」を付ける方法やツールを探している人は少なくないでしょう。投稿に「いいね」を付けることは他のユーザーに対して肯定的なフィードバックを送る手段の一つですし、自分のアカウントに訪問者を引き寄せる効果も期待できます。
しかし手動で「いいね」を送るには時間が掛かりますよね。そこで自動で「いいね」を送るツールを使い、時間の節約をしたいと考えることは自然なことであります。

しかし、インスタで自動ツールを使うことは利用規約に違反しており、いわゆる「垢バン」、アカウントの停止となる危険性があるためおすすめしません。

この記事ではインスタで自動ツールを使う危険性と、リスクを避けた安全な「いいね」の増やし方を丁寧に解説します。

あわせて読みたい
インスタでフォロワー買いをするのは規約違反!デメリットと正しい伸ばし方を解説
インスタでフォロワー買いをするのは規約違反!デメリットと正しい伸ばし方を解説

なお、本格的にInstagramを運用したい方のために、sizuru wizではInstagramの運用ノウハウ資料をご用意しています。

250社以上のInstagramを運用代行してわかった、ここだけの特別資料です。

LINEのお友達登録だけで無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

PDF無料ダウンロード

インスタ自動いいねツールはなぜ危険なのか、3つの理由

インスタでの自動いいねツールの使用は、効率よく、あるいは手早くアカウントを成長させたいと望む利用者から大きな注目を集めています。他のアカウントにいいねを押すことで自身のアカウントや投稿を見てもらい、フォローやいいねなどのエンゲージメントを獲得することが目的です。

実際、弊社のクライアント様からも自動いいねツールを使用した方が良いのかとご相談いただくことがしばしばありますが、自動いいねツールはくれぐれも使用しないようにと厳重に注意をさせていただいております。

自動いいねツールが危険な理由は以下の3つに代表されます。

  1. 規約違反だから
  2. 不正な自動いいねは検知されてしまうから
  3. ユーザーから嫌われるから

それぞれについて、詳しく解説していきましょう。

規約違反だから

インスタでは利用規約により、いいね・コメント・DM・フォローなどのアカウント運用に不正な自動化ツールを使うことを禁止しています。公式に許可されていない自動化ツールを使用することは規約違反となり、最悪の場合、アカウントが停止される危険性があります。したがって、このようなリスクを避けるためにも、規約は充分に確認しましょう。

利用規約:https://help.instagram.com/581066165581870/

不正な自動いいねは検知されてしまうから

インスタはユーザー体験を守るために、常にアルゴリズムや機能をアップデートしています。2019年7月には不正な自動いいねなどを検知して削除するための大型アップデートも実施され、自動いいねツールに頼ったアカウント運用はいっそう困難になりました。自動いいねツールを使用するとこのような監視システムによって速やかに察知され、アカウントが警告を受けるか、最悪の場合はアカウント停止に至ることがあります。

インスタは真実性と透明性を重視しており、自動ツールに依存することは、これらの価値に反する行為とみなされます。だからこそ、自動いいねツールに頼るのではなく、本物のユーザーとの関わりを大切にし、信頼できるフォロワーを育てることが推奨されるのです。

ユーザーから嫌われるから

自動いいねツールの使用がユーザーに嫌われる理由はいくつかありますが、最も大きな問題はその「不自然さ」にあります。たとえば、自動ツールは時間を問わず、過去の投稿にも無差別に「いいね」を付けてしまうため、古い投稿に突然いいねがつくという事態が発生します。また、関連性のないジャンルのアカウントからの「いいね」も、ユーザーにとっては違和感を覚える要因となり得ます。

そういった不自然さから「いいね」をつけられたユーザーはその「いいね」が自動ツールによるものだと推測でき、その結果、投稿を見ずに「いいね」をしたのだとわかってしまうのです。よってこのような行為は、ユーザー間の信頼関係を築く上でマイナスに働きます。

最悪の場合、自動ツールによる不自然なアクティビティは、相手ユーザーからのブロックにつながる可能性があります。これは単に投稿が見られなくなるという問題だけでなく、アカウントの信用度を低下させ、インスタのアルゴリズムによる評価にも悪影響を及ぼします。したがって、自動ツールによる短期的なエンゲージメントの増加を求めるよりも、長期的な信頼関係を築くことを優先すべきであると弊社は考えております。

そもそも「いいね周り」は効果があるのか?

インスタ上で「いいね」を多用して他のアカウントにアプローチする戦略、いわゆる「いいね周り」は、一定の効果があると考えるユーザーもいます。
これは、自分が「いいね」をした投稿のユーザーを自分のアカウントに引きつける機会を作り出し、また、そのユーザーからの「いいね」を期待できるためです。理論的には、この方法でアカウントのエンゲージメントを向上させることができます。

しかし、いいね周りにはかなりの時間と労力を要します。そして、その投入した労力に対して得られるリターンは、正直あまり高くはありません。特に、自身の発信ジャンルに興味のあるユーザーに対して行うのでなければ、いいね周りの効果はさらに低くなってしまうでしょう。また、大量の「いいね」を行うことで、機械的な行動と見なされてしまい、本来の目的である真のエンゲージメントの構築を妨げる可能性もあります。

つまり、「いいね周り」は一定の効果はあると言えるものの、効率性は非常に低いと言えます。それに比べ、ターゲットを絞り、質の高いコンテンツを提供することで自然と「いいね」が集まる戦略の方が、長期的に見てアカウントの健全な成長につながるでしょう。

いいね周りのデメリットについて、ここからさらに詳しく見ていきます。

闇雲にいいね周りをしても効果はない

インスタにおける「いいね周り」の効果は表面的でしかありません。一見エンゲージメントを高める手段のように見えますが、無差別な「いいね周り」はターゲットに特化しないため、実質的なフォロワー増加や質の高いエンゲージメントを得るには不十分です。

本当のエンゲージメントを促すには共鳴する内容や価値を提供することが必要です。もし発信するコンテンツがターゲットに響かない、または魅力を感じさせないものであれば、いくら「いいね」をしてもフォローや申し込みには繋がりません。真にエンゲージメントを生むには、ターゲットを明確にし、価値ある投稿をすることで意味のある関係を築き、フォローや反応を引き出す可能性を高めることが大切です。

アカウント評価が下がってしまう危険も

インスタでアカウントを育てようとする際、フォロワー数の増加は魅力的な目標に見えますが、この数値だけに焦点を当てることは潜在的なリスクを伴います。特に「いいね周り」によって数を増やそうとする場合、アカウントに実際に興味を持っていないフォロワーが増えることになりかねません。このような関心の薄いフォロワーが増えると、投稿に対する反応率、つまりエンゲージメント率が下がります。

インスタでは、アカウントの評価がエンゲージメント率に大きく依存しているため、関心の低いフォロワーが多いとアルゴリズムによる評価が下がり投稿が表示されにくくなります。結果として、本当にアカウントのコンテンツに関心を持っている人々のフィードにすら投稿が表示されにくくなり、アカウントの評価が下がるという悪循環に陥ります。

したがって、質の高いエンゲージメントを獲得するためには、真にアカウントに興味を持つ可能性のあるフォロワーをターゲットにすることが重要です。

【インスタのプロが教える】効果的ないいねの増やし方

インスタでの「いいね」数を増やすことは、多くのユーザーにとって重要な目標であることには間違いありません。しかし前述の通り、自動ツールや無差別な「いいね周り」はリスクが高く、また本質的なエンゲージメントを生み出しません。では、どのようにすれば効果的に「いいね」を増やすことができるのでしょうか?

ここからはアカウントの魅力を自然と高め、真に興味関心を持ってくれるフォロワーからの「いいね」を増やすための方法について解説していきます。これらの方法は、インスタのアルゴリズムとユーザー心理の両方に基づいており、実際に弊社が運用代行に携わっているアカウントのエンゲージメントと評価を向上させることに成功しています。

自動ツールや「いいね周り」に頼らずとも、効果的に「いいね」を増やすことは可能なのです。

ユーザーが「いいね」を押す心理を理解しよう

インスタで「いいね」を獲得するには、まずユーザーがなぜ「いいね」を押すのか、その心理を理解することが欠かせません。ユーザーは、投稿に対して好感を持ったり、共感したり、肯定的な反応を示したいと考えたりする時に「いいね」を押します。また、「いいね」は友情や関係性の構築のサインとしても機能します。これらの感情は、単なる数字を超えた、人々の間に実際のつながりを生み出す重要な要素です。

したがって、投稿内容を作成する際には、これらの感情を喚起する要素を取り入れることが大切です。投稿がユーザーの感情に訴えかけるものであればあるほど、自然と「いいね」が集まりやすくなります。具体的には、共感を呼び起こすストーリーを共有したり、ユーザーの日常に寄り添うような内容を発信したりすることが有効です。

自分の経験や物語を発信する

ストーリーテリングは、共感を呼びやすく記憶に残るコンテンツを作る強力な方法です。自分の体験や話をインスタに投稿することで、フォロワーとの個人的な絆を深め、彼らの心に響かせることができます。自分の人生の冒険や成功、困難を乗り越えた経験は、フォロワーに刺激を与え、感動を呼び、しばしば「いいね」という形での支持につながります。

単に無機質な情報を投稿するのではなく、物語という形を取ることによって、その投稿を見た人により深く世界観を伝えることができるでしょう。心からの真実のストーリーを伝えることで、フォロワーはそれを実感し、より強いつながりを感じるようになります。このようなつながりは、単なる一時的な「いいね」を越えて、長期間にわたる真の交流に発展します。

課題や悩みを発信する

インスタで自分が直面している問題や悩みをさらけ出すことは、フォロワーとの心の絆を深めるのに役立ちます。誰もが完璧よりもありのままの姿に心を動かされるものですから、自分の困難や挑戦を素直に打ち明けることで、他人との本物のつながりを築くことができるのです。

自分の直面している問題について話すことで、似た経験をした人たちと繋がりを持つこともできます。これは「いいね」をもらうこと以上に、人々と深い関わりを持つための良い方法です。問題を共有することで、支え合いの輪が広がり、自分の本当の姿をフォロワーに見せるチャンスにもなります。

感情が伝わる表現やイメージを使用する

インスタでフォロワーの心を動かすには、感情を呼び起こすコンテンツがとても大切です。人の心を揺さぶるような言葉や画像を使うと投稿のメッセージ性が強くなり、見た人の記憶に残りやすくなります。

写真やストーリーが人の心に触れるようなものだったり、共感を引き出す言葉を使ったりすると、フォロワーは自分の体験や感情を重ねやすくなります。これは、ただ目を引くコンテンツを作る以上にフォロワーと深いつながりを作ることにつながり、アカウントのファンを増やすことに寄与するでしょう。

ポジティブな発信

ポジティブな発信は、インスタでの「いいね」を増やす上で非常に効果的です。たとえば、失敗談や挑戦の途中での苦労話を発信することは、人々の共感を呼びやすくします。しかし、それらの話をただネガティブなまま終わらせるのではいけません。その経験から何を学んだか、どのように前向きに進んでいるかを強調することで、フォロワーに励ましとなるメッセージを提供することができるのです。

笑いやユーモアを交えた軽快な語り口で失敗を語ることで、親近感を生み出し、投稿を見た人々にポジティブな気持ちを呼び起こすことができます。また、挑戦の最中やその結果をポジティブな視点で捉え直すことで、困難に立ち向かう決意を伝えることもできるでしょう。

「いいね」をお願いする

インスタでエンゲージメントを上げたいなら、時にはストレートにお願いするのもひとつの方法です。たとえば、投稿の終わりに「この投稿が良かったらいいねをしてくださいね」と付け加えると、フォロワーが反応しやすくなります。

こんなシンプルな一言が、フォロワーに投稿に反応するきっかけを作ります。人はちょっとした後押しがあれば動きやすくなりますから、自分にとって価値があると感じたコンテンツには、感謝の気持ちを「いいね」として表現することも厭わないものなのです。

まとめ

この記事では、インスタでの自動いいねツールの危険性や無差別ないいね周りの非効率性をお伝えしました。そして、実際に効果的な「いいね」の増やし方を解説しました。

インスタの利用規約違反を避け、真にあなたのファンとなるフォロワーからの質の高いエンゲージメントを得るためには、感情を揺さぶるようなコンテンツの作成・誠実なストーリーテリング・課題や困難の共有・ポジティブな発信・「いいね」などの反応のお願いが有効です。

こういった施策を実行しても投稿が思ったように伸びない場合や、さらなるアドバイスが必要な場合は、お気軽に私たち専門家にご相談ください。一緒にアカウントを分析し、より良い結果を出すための戦略を練るお手伝いをさせていただきます。

なお、sizuru wizでは250社以上のInstagramを運用代行していく中でわかったノウハウを特別資料にしてお配りしています。

下記の画像リンクからLINEのお友達登録だけで無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

ABOUT US
sizuru wiz
sizuru wiz
SNS運用代行
250社以上のInstagramアカウントを運用代行する、Instagram運用のプロフェッショナル集団。代表:時代と寝る女 あいめこ
記事URLをコピーしました