Instagramで求人を成功させる方法とは?メリット・デメリットと効果的な運用法
少子高齢化を背景に労働人口は減少の一途を辿っており、優秀な人材を獲得することが難しくなったと感じている経営者の方は少なくないと思います。
一人の採用に何十万円もかけてもすぐに辞められてしまう……。
そもそも求人に応募してもらえない……。
ハローワークをはじめ、Indeedやエン転職、dodaやWantedlyなど、有料無料問わず多くの転職サイトや転職エージェントを利用しても「採用が上手くいかない」とお悩みの方にこそ、Instagramの求人アカウントの運用がおすすめです。
「SNSをビジネスで使ったことがない」という方でも大丈夫です。
この記事では、Instagramの運用代行数250社(2024年8月現在)にも及ぶsizuru wizによる求人アカウントの運用ノウハウを詳しく解説します。
sizuru wizのクライアント様のおよそ1/3は求人アカウントです。実際に多くの求人アカウントを運用してきたからこそわかる成功する求人アカウントの共通点について、他のサイトには載っていない情報まで大公開していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
なお、この記事の内容を動画でサクッと見たい方は、sizuru wiz公式YouTubeからご覧ください。
なお、本格的にInstagramを運用したい方のために、sizuru wizではInstagramの運用ノウハウ資料をご用意しています。
250社以上のInstagramを運用代行してわかった、ここだけの特別資料です。
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Instagram求人が重要な理由~求職者の7割がSNSで検索をする時代
Instagramでの求人は、実は今とても流行っています。
と言うのも、若年層の間では、求職票を見た求職者がSNSでその企業のことを再検索するのが一般的になってきているからです。その割合はなんと、7割を超えるともいわれています。
つまり転職サイトや転職エージェントに求人を出すのであれば、並行してInstagramで求人アカウントも運用しないと求職者の要望に応えきれないというわけです。
Instagramを活用することで、求人票だけでは伝えきれない企業の魅力を伝えることができます。
求職者に対して自社をもっと知ってもらい、応募意欲を高めることができるのです。
Instagramで求人活動をする5つのメリット
Instagramを活用した求人活動には、SNSならではの強みを活かした、他の求人媒体にはないメリットがあります。
- 求人応募の取りこぼしが防げる
- 写真や動画で視覚的にアピールできる
- 採用活動にかかる費用を削減できる
- 求職者とのコミュニケーションが可能になる
- 採用後のミスマッチを防ぎやすい
まずはInstagramで求人アカウントを運用するメリットについて、一つずつ詳しく見ていきましょう。
①求人応募の取りこぼしが防げる
メリットの一つ目は、求人応募の取りこぼしが防げるということです。これはInstagram運用の最大のメリットと言ってもいいでしょう。
先述したように、求職者の7割は求人票を見たあとにその企業についてSNS(特にInstagram)で再検索をしています。
この時に企業のInstagramアカウントが見つけられないと、求職者はもっと情報を知ることができる他社に流れてしまうのです。
求人を出してもうちには全然応募が来ないな……。
転職サイトに求人を出しても応募がないとお困りの御社は、Instagramの運用をしていますか?
今の時代では、転職サイトに求人を出すだけでは穴の空いたザルの状態です。その穴を塞いであげて、求人の取りこぼしを防ぐことができるのがInstagramの求人アカウントなのです。
また、Instagramのアルゴリズムはユーザーの興味や関心に基づいてコンテンツを表示する仕組みになっています。
そのため、「転職サイトを見るほどじゃないけれど、なんとなく今の職場には不満がある……」というライト層にも求人情報を届けることができます。
Instagramの求人アカウント運用には、求人応募の総数を増やす効果が期待できるのです。
②写真や動画で視覚的にアピールできる
メリットの二つ目は、写真や動画で視覚的にアピールできるということです。文章だけでは伝わらない企業の魅力を、ビジュアルで直感的に伝えることができます。
「わからない」ということは、不安なものです。求職票を見るだけでは入社後のイメージが湧かず、求人応募をためらってしまいます。
- 職場の風景は?
- どんな人が働いているの?
- お客様とどんなやりとりをしているんだろう?
- やりがいを感じられる仕事かな?
しかし写真や動画を見ることで、求職者は自分がその職場で働く様子を具体的にイメージできるようになります。
求人アカウントの運用は、求職者の不安を減らし、応募を後押しする効果があるのです。
③採用活動にかかる費用を削減できる
メリットの三つ目は、採用活動にかかる費用を削減できるということです。
一人を採用するのに何十万円もかかるという会社は少なくありません。
色々な転職エージェントに登録したり、自分の会社に求人担当をつけてヘッドハンティングをしたりなど、膨大な費用と時間がかかっていませんか?
しかし、sizuru wizで運用代行をしているクライアント様の中には、「一人を採用するのに一万円もかかっていません」という美容室もあります。
採用活動にお金と時間がかかるというのは昔の常識なのです。
Instagramは、アカウントの作成も発信も無料でできます。広告を出稿したとしても、数百円からの運用が可能です。
求人アカウントを運用することで、採用活動にかかるコストを大幅に削減できるのです。
④求職者とのコミュニケーションが可能になる
メリットの四つ目は、求職者とのコミュニケーションが取れるということです。しかも面接の場とは違い、カジュアルなコミュニケーションが可能です。
- DM(ダイレクトメッセージ)
- 投稿へのコメント
- ストーリーズへの反応
特に投稿へのコメントやストーリーズへの反応はユーザーにとってハードルが低く、求人への応募を検討している段階の求職者との接点となりやすいでしょう。
ユーザーとのやりとりを通じて、企業は求職者が疑問に感じやすいポイントを把握したり、求職者のニーズを知ったり、企業へのファンを増やしたりすることができます。
ここで注意すべき点は、発信だけに集中するのではなくユーザーからの反応にきちんと返事をすることです。
双方向のコミュニケーションが取れるというのは、従来の求人媒体にはないInstagramの強みです。
ぜひこれを有効活用して、応募前の求職者にアプローチしてみてください。
さらに、一人一人のユーザーとのやりとりを大切にすることで、いっそう発信力の高い求人アカウントへと成長させることが可能になります。
⑤採用後のミスマッチを防ぎやすい
メリットの五つ目は、採用後のミスマッチを防ぎやすいということです。
Instagramの求人アカウントを上手く活用することで、「そのお店や会社に入ったあとの現実」と「応募前に自分のイメージしていたもの」の乖離がなくなります。
- 職場の雰囲気や環境
- 従業員の働き方や表情
- 企業文化や風土
- 社員のリアルな声
こういったものを求人アカウントで発信し、求職者が事前に知っておくことで、入社してみて「思っていたのと違う」ということが防げるのです。
求人で一人を採用するのに何十万円もかかる会社もあると思います。
そのような中で、「すごくイメージとぴったりだな」「この会社が好きだな」と入社した人に思ってもらえたら、採用の苦労が報われるというものではないでしょうか?
Instagram求人の3つのデメリット
ここまでInstagramの求人アカウントを運用するメリットについて解説をしてきましたが、求人アカウントにはデメリットも存在します。
- 継続的なアカウント運用が必要
- デザインやライティングの知識が求められる
- 失敗すると炎上や企業イメージを低下させてしまう
こういったデメリットについても、簡単に解説をしていきます。
①継続的なアカウント運用が必要
デメリットの一つ目は、継続的なアカウント運用が必要になるということです。
Instagramは、即効性のある求人媒体ではありません。定期的にコツコツと投稿を重ねていくことで徐々にフォロワーが増え、外部露出も増えていきます。
時には他の業務に追われてInstagramの更新にまで手が回らなくなってしまったり、投稿のネタが尽きてしまったりするかもしれません。
そうした場合でもぐっと乗り越えて、Instagramを更新する必要があります。それは人手不足の企業にとって、大きな負担に感じられることもあるでしょう。
そこで、継続的にアカウント運用を行っていくためのコツを下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 投稿スケジュールを作成する
- 一人ではなくチームで更新することで負担を分散させる
- 投稿内容のテンプレートを作成し省力化する
- 自動化できるところはツールを活用する
②デザインやライティングの知識が求められる
デメリットの二つ目は、デザインやライティングの知識が必要になるということです。
Instagramはビジュアル重視のSNSのため、デザインが魅力的であることは大前提です。
また、求人アカウントでは細かな情報を補足するために読みやすいキャプションを書く力も必要になります。
デザインやキャプションの作り方は、人気の投稿を参考にすることが即効性のある施策です。
「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」が由来となっているように、まずは真似をしてみることが上達への近道です。
また、無料で高品質なデザインを作成できる「Canva」というアプリケーションの利用もおすすめです。パソコン版、Android版、iPhone版のアプリがあり、データも自動で同期されます。
③失敗すると炎上や企業イメージを低下させてしまう
デメリットの三つ目は、炎上や企業イメージの低下といったリスクがあることです。
投稿の内容が不適切であったり、誤解を招くような表現があると、思わぬ炎上を招いてしまう場合があります。
炎上は一度起こると、企業イメージの低下や信頼の損失につながり、採用活動にも大きな影響を及ぼします。
炎上を防ぐ方法はないの?
炎上を起こりにくくさせる方法として、投稿前に複数人の目で内容を確認するということが挙げられます。特に属性の異なる人の目で見てもらうことが大切です。
- 異なる性別の人に見てもらう
- 若年層のスタッフに見てもらう
- 年配のスタッフに見てもらう
現代社会には多様な価値観が共存しています。なるべく多くの価値観を大切にするためには、上記のように性別・年齢が異なる人による複数のチェック体制を整えると良いでしょう。
特に、Instagramの利用率が高いとされている18歳から34歳の若年層の視点でチェックすることは重要です。
このボリュームゾーンに支持されるような投稿を心がけることで、炎上を防ぐだけでなくアカウントを成長させていくことにもつながります。
Instagramで成功しやすい求人アカウントの特徴
ここまでInstagramの求人アカウント運用のメリット・デメリットについて解説をしてきました。
求人アカウントには大きなメリットがあるため、早く運用方法を知りたいとうずうずしている方も多いと思います。
ここからはsizuru wizが運用代行をしていく中でわかった、成功する求人アカウントに共通する特徴について解説をしていきます。
- ターゲットをはっきりとさせ、それに合わせたコンテンツを掲載している
- にこやか、楽しそうな職場でInstagramの撮影に協力的
- 伸びるリールをきちんと作成できている
- Instagramと並行して外部の転職サイトも有効活用している
ターゲットをはっきりとさせ、それに合わせたコンテンツを掲載している
Instagram運用を成功させるには、ターゲットを明確にし、そのターゲットに刺さるコンテンツを制作していくことが重要になります。
漠然と「誰でもいいから求人に応募してほしい」という場合もあるかと思いますが、そういった場合でもペルソナ設定をきちんとすることが大切です。
なぜなら、「誰でもいい」は誰にも刺さらないコンテンツになってしまうからです。
- 名前:ペル子さん
- 性別:女性
- 年齢:24歳
- 趣味:映画、舞台鑑賞、若手俳優が好き
- 現在の職場への悩み:残業が多く体力的にきついため、休日が寝て過ごすだけで終わってしまう。
このようにペルソナ設定を具体的に作り込むことで、「どういったデザインがウケるのか」「どんな情報を求めているのか」「どの時間帯に投稿すれば見てもらいやすいのか」といった運用の指針が見えてきます。
たとえばこのペル子さんの例で言うなら、
- 若い女性にウケやすい淡色をメインにしたデザインにしよう。
- 平日は残業があるため、投稿時間は夜9時くらいが良さそう。
- 休日は家で過ごすことが多いなら、SNSを見る時間も長そう。日中に投稿するだけでなく、ストーリーズも多めに投稿してもいいかもしれない。
- 残業が多いのが悩みなら、自社の残業時間の少なさをアピールしよう。
こういったアイデアが浮かんできます。
にこやか、楽しそうな職場でInstagramの撮影に協力的
sizuru wizの運用代行では成果を上げるために一生懸命コンテンツを作成していますが、成果が出る・出ないというのはいただく素材によるところも大きいです。
Instagramの求人アカウントが上手くいっているクライアント様というのは、意外な観点かもしれませんが、職場がとてもにこやかです。
働いているスタッフの方がニコニコと楽しそうに仕事をしている様子を発信できると、「自分もこの職場で働いてみたい」と思ってもらいやすくなります。
そのため、撮影の際にはスタッフがリラックスできる環境を整え、自然な笑顔や職場の活気を映し出すことがポイントです。
たとえば日常的な業務を撮影する場合は、無理にポーズを取らせるのではなく自然な動きを捉えることで、よりリアルな雰囲気を伝えることができるようになるでしょう。
伸びるリールをきちんと作成できている
新規の求人を取るためには、当たり前ですがそのお店や会社のことを知らない「はじめまして」の人に投稿を見てもらう必要があります。
つまり、外部露出が大切ということです。
現在のInstagramにおいて、フォロワー外へのアプローチ力が高いのはリール動画です。
しっかりと伸びるリールを作って外部露出をしていくことで、求人が取れるようになっていきます。
- 視聴維持率が高い(リールを最後まで見てもらえる)
- カット数が多い(60秒くらいの動画で15回くらい画変わりする)
- エンタメ性が高い・演者力がある(ショートドラマ風など)
- 画質が良い(iPhoneなら4Kで撮影する)
- 内容が濃い(その人にしか語れない内容を語る)
こうしたバズるリールの作り方につきましては、下記の記事で徹底解説をしておりますので、併せてご覧くださいませ。
Instagramと並行して外部の転職サイトも有効活用している
「外部露出」というところでもう一つ大切になってくるのが、転職サイト・転職エージェントの有効活用です。
実は採用活動というものは、Instagramだけで上手くいくものではありません。
それじゃあ求人アカウントを頑張る意味ないじゃん!
そう落胆されるかもしれませんが、求人アカウントを成功させるためには、リールの項目でもお伝えした「はじめまして」の人と出会う場所を作ることも重要なのです。
求人で言うなら、Indeedやエン転職、ハローワークやインスタ広告がこの「はじめまして」の人と出会う場所になります。
求人アカウントが上手くいく会社さんというのは、「はじめまして」の人と出会う場所は基本的にInstagramではなく外部の転職サイト・転職エージェントなのだという概念をお持ちです。
外部露出をすることで自社についてSNSで検索してもらうきっかけを作り、Instagramを使ってお店や会社のバリューを伝えていく。求人アカウントがあるからこそ求人の応募が増えるというイメージです。
Instagram求人が失敗しやすいアカウントとは?
ここまでInstagramの求人アカウントを成功させるための特徴について解説してきましたが、せっかくInstagramを運用するなら失敗はしたくないですよね。
ここからはInstagram求人が失敗しやすいアカウントの特徴について、簡単に解説をしていきます。
- 撮影される従業員が緊張してしまっている
- 転職サイト「だけ」Instagram「だけ」に力を入れている
- 投稿デザインがダサい・汚い
撮影される従業員が緊張してしまっている
Instagramの求人アカウントでは、スタッフが働いている様子を撮影することが多くなります。
そこで「Instagramを撮影するぞ!」と肩に力が入ってしまったり、表情が固まってしまったりしていると、求人が上手くいきにくいです。
なぜなら、こうした緊張感は写真や動画からどうしても伝わってしまうため、求職者に「親しみにくい職場」だと感じさせてしまうからです。
Instagramの撮影をする際は、にこやかに自然体を心がけて撮影をしましょう。
- 撮影前にリハーサルを行い、カメラに慣れてもらう
- 撮影中に和やかな雰囲気を意識的に作る
- 撮影者が積極的にコミュニケーションを取る
上記のほかにも撮影場所や時間帯を工夫し、たとえば昼休み後のリフレッシュしたタイミングを狙ってみるなど、スタッフが自然体でいられる環境を探してみましょう。
転職サイト「だけ」Instagram「だけ」に力を入れている
多くの求職者に自社の求人を知ってもらう場所は、転職サイトや転職エージェントになります。それなら「Instagramは運用しなくても良いのでは?」と思われるかもしれません。
一方で、お店や会社の詳細を知ってもらい応募総数を増やすのはInstagramです。それなら「Instagramだけ頑張れば充分なのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、どちらか片方だけ頑張るのでは、求人活動は上手くいきません。
「転職サイト・転職エージェント」と「Instagramの求人アカウント」のそれぞれの役割を理解し、双方の得意・不得意を補い合っていく運用をすることで、求人活動が上手くいくようになるのです。
投稿デザインがダサい・汚い
Instagramというビジュアル重視のSNSで「ダサい」と思われることは致命的です。
一生懸命に慣れないInstagramを更新しているのに……。
厳しいようですが、更新する側がどれほど頑張っているかは、見る人には関係ありません。
投稿が「ダサい」会社に入りたいとは思ってもらいにくいです。なぜなら、その会社は古そうに思われてしまうからです。
じゃあどうしたらいいの?
どうしても投稿デザインがダサくなったり汚くなったりしてしまうのであれば、運用代行に依頼することをおすすめします。
運用代行であれば、綺麗なデザインに整えてもらえるからです。
そうは言ってもいきなり運用代行にお金をかけたくないと思われる方も多いでしょう。
そこでsizuru wizでは、Instagramの運用ノウハウ資料をご用意しました。そのボリュームはなんと125ページです!
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Instagram求人アカウントの効果的な運用施策
ここまで、成功する求人アカウント、失敗する求人アカウントの特徴について見てきました。
それでは実際にどのようにアカウントを運用していけば効果的なのか、早く知りたい方も多いでしょう。
ここからはInstagramの求人アカウントの効果的な運用施策について、具体的に紹介していきます。
- コツコツと投稿を継続する
- 一人ではなく大勢の人が出演する
- プロフィールやハイライトをわかりやすく整理する
- 流行りの投稿デザインを取り入れる
コツコツと投稿を継続する
効果的な運用施策として第一に重視していただきたいことは、しっかりと投稿を継続するということです。
なぜならInstagramのアルゴリズムは、定期的に新しい投稿をしているアカウントを優先して表示する傾向にあるからです。
そのため、多くの求職者に自社の求人を見つけてもらうためには、コツコツと投稿を継続する必要があります。
ただ、これだけは安心してください。何も毎日投稿しなければならないというわけではないのです。
sizuru wizの運用代行では最小プランで1ヶ月に5投稿から運用代行をさせていただいていますが、月に5投稿でもアカウントはきちんと伸びていきます。
でも、求人アカウントって何を投稿すればいいかわからない……。
そんな方のために、求人アカウントにおすすめの投稿内容も後ほどきちんと解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
一人ではなく大勢の人が出演する
一人ではなくみんなで頑張るということも、Instagramの運用では大切になってきます。
特にリール動画では構成や撮影方法が大切になってきますが、上手くいっているところではたくさんの人が登場するという特徴があります。
この人が施術しているシーンがあって、次にこの人が施術していて、この人とこの人が談笑している雰囲気があって、というイメージです。
自分が求人アカウントを見たときに「うわ、この職場楽しそう、行ってみたい」と思ってもらえるかどうか、という視点で投稿内容を見直してみてください。
そうすると、一人が出演している職場と五人が出演している職場だったら、五人の方に行ってみたいと思うのではないでしょうか?
つまり、求人アカウントに登場するスタッフは多ければ多いほど良いということになります。
では多くの人数を出すためにどうすれば良いかと言うと、トップとして「求人を頑張りたいので皆さんも出演していただけませんか」という日頃の信頼作りが大切です。
顔出しはちょっと……。
と、抵抗感のある従業員の方もいらっしゃるかもしれません。そうすると全体の士気も下がってしまいませんか?
ここで皆さんの協力を得られるかどうかを左右するのが、普段からの信頼作りになってくるのです。
プロフィールやハイライトをわかりやすく整理する
次に大切なのが、アカウントのわかりやすさです。
- 職場の場所は?どこにあってどうアクセスしたら良い?
- どんな働き方?シフト制?勤務時間は?
- 給与体系は?時給制?月給制?
こういった求職者が疑問に思うポイントが、アカウントにアクセスしたときに迷わず見つけられるようになっていることが大切です。
ここがわかりにくいと、せっかくプロフィールまで見てもらえたのにフォローしてもらえず、獲得できたはずの人を逃してしまうことにもつながります。
たとえばsizuru wizで運用代行をしているノンダメージサロン様のアカウントでは、このようにどこを見たら知りたい情報が得られるのかが一見してわかるようになっています。
プロフィール文やハイライト、ピン留め投稿をわかりやすく整理することが求人アカウントを成功させるためには大切です。
流行りの投稿デザインを取り入れる
Instagramのデザインのトレンドは日々移り変わっていきます。トレンドを追うことは大変ですが、常に「今どういうデザインが流行っているのか」を調査することが大切です。
Instagramはビジュアル重視のSNSですから、見る人は無意識的に視覚情報から「この職場は現代的なのかな」というところを判断しています。
- 文字サイズは大きい方が良いか、小さい方が良いか
- よく使われているフォントは何か
- 背景色はどのような色が好まれるか
- 動画につける音源はどういったものが人気か
ここがズレてしまうと「自分に合わない職場かもしれない」と思われてしまいやすくなります。
流行りのデザインは、年代や性別などの属性によっても異なってきます。
ぜひ、設定したペルソナが好むデザインになるようにこだわってみてください。
Instagramで採用につながる投稿内容とは?
Instagramの求人アカウントでは、どのような投稿を行っていけば良いのでしょうか?
求人アカウントを成功させるためには、単なる求人情報の掲載だけでなく、求職者が実際に「応募してみたい」と思うきっかけとなるような投稿が求められます。
ここからは求人アカウントにおすすめの投稿内容をご紹介していきます。
- 働いている人の一日の過ごし方を紹介する
- 入社することで自分の生活がどのように変わるかをイメージさせる
- 転職したいユーザーの悩みに刺さるメリットを見せる
働いている人の一日の過ごし方を紹介する
求人アカウントの投稿内容としてまずおすすめなのが、働いている人の一日の過ごし方を紹介することです。
朝出勤して一日をどういう風に過ごしているのかということを投稿すると、「私もここで働いたらこういう一日を過ごすんだな。楽しそうだな」と思ってもらえます。
一日の過ごし方がわかると、自分がそのお店や会社で働いているところを具体的に想像できるので、不安が払拭され、応募への意欲がかき立てられるのです。
これは円グラフなどを活用してタイムテーブルを作ってみても良いですし、リール動画で一日の様子を追ってみても良いでしょう。
入社することで自分の生活がどのように変わるかをイメージさせる
投稿内容の二つ目は、その会社に入社することで自分の生活がどのように変わるのかを紹介するということです。未来を見せてあげると言っても良いかもしれません。
sizuru wizのクライアント様でとても良いと感じた投稿が、「シングルマザーで車を買えるようになりました」というものです。
このように、働いた先の未来で自分の理想のビジョンが叶えられるのかを実例で紹介できるととても良いです。
- 奨学金を五年で返済できました
- 延長保育をお願いしなくても良くなりました
- 月に一度、家族で外食に行けるようになりました
投稿を見た人に「自分ごと」として身近に感じてもらえるようなこと、「あ、こんなことも叶うんだ」と希望を持ってもらえるようなことはあるかな、という目で探してみてください。
転職したいユーザーの悩みに刺さるメリットを見せる
転職を考えている人というのは、ほとんどが現在の職場に「辞めたい理由」があるはずです。
- 人間関係が良くない
- 給料が安い
- 土日の休みが欲しい
- 子どもと過ごせる時間が少ない
- 自分を成長させる機会が得られない
このように、さまざまな理由が考えられると思います。
たとえば土日の休みがなくて不満に思っている人が投稿を見た際に、1枚目に「土日休み当たり前の職場最高!」というような文言が書かれていたらどうでしょう?
「え、私いま土日休みないのに」と手が止まって投稿を見てくれると思いませんか?
このように、ターゲットの悩みに刺した投稿はとても効果を発揮します。
「皆さんは今こういう悩みを抱えているかもしれないですけど、うちに来たらこういう風な未来がありますよ」と言える投稿はとてもおすすめです。
まとめ:外部露出を大切にすること
この記事ではInstagramの求人アカウントについて、メリット・デメリットから成功するアカウント、失敗するアカウントの特徴、そして効果的な施策やおすすめの投稿内容を紹介しました。
最後に重要なこととして忘れないでいただきたいことがあります。
それは外部露出にきちんとお金をかけてください、ということです。これが求人を成功させるために一番早い手段です。
Instagramの広告でも良いですし、ハローワークやIndeed、エン転職など、無料のところでも良いので色々な媒体にしっかりと掲載をさせてください。
そこからInstagramの求人アカウントに飛んでもらうという意識を持っていただくと、ただInstagramだけを漫然と頑張っているという状況は避けられます。
それでは、この記事を参考にぜひ求人アカウントの運用を頑張ってみてください。
「上手く運用できるかな?」と不安な方にはノウハウ資料も配付していますので、ぜひ活用していただければと思います。