InstagramのQRコード活用術とは?チラシ・ポスター・名刺に載せて、効果的に集客アップ!


InstagramのQRコードを活用して集客したいけど難しそう……。

オフライン顧客をオンラインに誘導してリピーターを増やしたい!
こんなお悩みを抱えているSNS運用担当者も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、InstagramのQRコードを活用して効率的に集客アップにつなげる方法を解説します。
集客にお困りの方はぜひ最後までご一読ください。
InstagramのQRコードとは?
InstagramのQRコードとは、アカウントに直接アクセスできる二次元バーコードのことです。
スマートフォンで読み取るだけでプロフィールページが表示されるため、ユーザーがわざわざアカウント名を検索する手間がかかりません。
QRコードはアプリ内で誰でも簡単に作成でき、名刺・チラシ・ポスターなど、さまざまな紙媒体への掲載に適している点が特長です。
対面でのコミュニケーションはもちろんのこと、オフラインの広告などと組み合わせることで、SNSへの誘導が非常にスムーズになります。
特に店舗集客やイベント告知など、フォロワー獲得や認知拡大を目的とする場合において、非常に有効なツールといえるでしょう。
Instagram QRコードの作成方法
実際に、InstagramのアプリでQRコードを作成する方法をわかりやすく解説していきます。
プロフィール画面の「プロフィールをシェア」をタップし、QRコードを表示します。
QRコード画面の上部にあるメニューから背景を選択します。
カラー・絵文字・セルフィー・画像の4種類から選択が可能です。
QRコード画面の右下に表示される「ダウンロード」をタップすれば、ダウンロード完了です。
Instagram QRコードをチラシ・ポスター・名刺で活用するメリット
InstagramのQRコードはリアルとデジタルをシームレスにつなぐ手段として機能するため、集客施策やブランド認知向上など企業活動における多角的な活用が可能です。
ここでは、具体的な活用シーンとそのメリットについてご紹介します。
- 検索せずにアカウントへアクセスできる
- オフライン顧客をオンラインへ誘導できる
- リピーター獲得につながる
- 新規フォロワー獲得が見込める
- デジタル広告と比べて低コストで導入できる
順番に詳しく解説していきます。
メリット①検索せずにアカウントへアクセスできる
InstagramのQRコードを使えば、ユーザーがアカウント名を入力して検索する手間を省くことが可能です。
簡単なアカウント名ならまだしも、英語や記号が含まれていたり似たようなアカウントが複数あったりすると、正しいアカウントにたどり着かないリスクがあります。
そんなときに便利なのが、InstagramのQRコードです。
スマートフォンをかざすだけで特定のプロフィールページが表示されるので、ユーザーが迷うことなくアクセスできます。
また、接客中やイベント中など時間が限られている場面でも「詳しくはInstagramをご覧ください」と伝えるだけで自然に誘導できるのも大きなメリットです。
このように、QRコードは迅速かつ正確な情報提供を可能にすることから、オフラインからの導線として非常に信頼性の高いツールといえるでしょう。
メリット②オフライン顧客をオンラインへ誘導できる
チラシやポスター、名刺といった紙媒体は、対面や実店舗などリアルな場面での「きっかけ作り」において非常に強力な手段です。
しかし、それだけでは一時的な接点のみで終わってしまう可能性が高く、関係性を継続させる仕組みとしては不十分と言えます。
QRコードを紙媒体に掲載しユーザーをInstagramへと誘導すれば、その後も情報発信を通じてつながりを深めることが可能です。
例えば、美容室のチラシにQRコードを載せることで、ヘアスタイルのビフォーアフターやお客様の声を自社のアカウントでチェックしてもらえます。
このように、QRコードはオフラインで得た興味をそのままオンラインのフォローやエンゲージメントにつなげる仕組みとして非常に優秀です。
興味関心が高いうちに誘導できるため、フォロー率やエンゲージメント率の向上も見込めます。
メリット③リピーター獲得につながる
Instagramのフォローを通じて、ユーザーは企業や店舗の最新情報を継続的に受け取れる状態になります。
チラシや名刺のような一方通行のツールとは異なり、日々の投稿やストーリーを通じて定期的な情報発信が可能になるという点で大きな強みです。
飲食店であれば「期間限定メニュー」、アパレルなら「新作アイテム入荷」、スクールやサロンでは「イベント開催」など……。ユーザーにとって価値のある情報をリアルタイムで届けることができます。
また、ストーリー機能でアンケートを取ったりDMで個別対応をしたりといった双方向のやり取りが可能になる点も、Instagramならではの魅力です。
こうした双方向のコミュニケーションを続けることで、リピーター獲得につながります。
メリット④新規フォロワー獲得が見込める
InstagramのQRコードを紙媒体に掲載することで、今までリーチできなかった層へのアプローチが可能になります。
中でもチラシは、ポスティングによって多くの人の目に留まりやすく、これまで接点のなかった周辺地域の方にも簡単にリーチできる手段です。
さらに、フォロー特典として割引サービスなどを用意することで、興味・関心を持ったユーザーに行動を促せます。
また、Instagramのアルゴリズム上、フォロワーが増えると投稿のリーチが広がりやすくなるため、集客・認知拡大の相乗効果も期待できます。
QRコードは新規フォロワー獲得の入り口として非常に優れた手段と言えるでしょう。
メリット⑤デジタル広告と比べて低コストで導入できる
InstagramのQRコードの最大の魅力は、初期費用も運用コストもほとんどかからない点です。
QRコードの作成はアプリ内で無料で行えるうえに、印刷物に掲載するだけで簡単に導入できます。
広告費を捻出しづらい個人経営店やフリーランスにとっては、SNSへの導線を作る手段としてこれほどコストパフォーマンスの良いツールは他にありません。
さらに、QRコードは一度作れば使い回しができるため、メニュー表や店頭POPなどさまざまな媒体に転用できるのもポイント。
導入のハードルが低い一方で、運用の幅は非常に広く、柔軟に展開できます。
必要に応じてキャンペーン施策と組み合わせたり段階的にSNS運用を強化したりすることもできるため、スモールスタートに最適な販促手段としておすすめです。
Instagram QRコードを印刷物で活用する際のコツと注意点
InstagramのQRコードを紙媒体に活用することは、オフラインからオンラインへの導線を築くうえで非常に効果的な手段です。
しかし、単にQRコードを印刷すれば十分というわけではありません。
チラシ・ポスター・名刺といった印刷物で効果を発揮させるためには、視認性・読み取りやすさ・デザインとの調和といった複数の視点から配慮が必要です。
以下にご紹介する5つのポイントを押さえ、QRコードの機能を最大限に発揮し、ユーザーにとってストレスのない導線を提供しましょう。
- QRコードは大きめに配置する
- QRコードの周囲に余白を設ける
- マットな質感の用紙に印刷する
- 濃い色を使用して印刷する
- あらかじめユーザーネームを確定しておく
順番に詳しく解説していきます。
①QRコードは大きめに配置する
QRコードの読み取りやすさは、サイズに大きく左右されます。
あまりに小さなQRコードでは、読み取りの精度が下がったりスマートフォンを何度もかざす必要が出てしまったりして、結果として離脱の原因になりかねません。
特に、人通りの多い場所で配布されるチラシや店頭に掲示するポスターでは、ユーザーが立ち止まってゆっくりスキャンするとは限りません。
目安として、最低でも2cm×2cm、可能であれば3cm×3cm以上のサイズで掲載すると安心です。
加えて、QRコードは読み取りに一定の距離感が必要です。遠目からでも認識しやすくするためには、拡大表示だけでなく、配置バランスやデザインにも考慮する必要があります。
②QRコードの周囲に余白を設ける
QRコードの機能を安定して保つためには、周囲の空白スペースが不可欠です。
余白が狭すぎるとスマートフォンのカメラがQRコードの境界を正しく認識できず、読み取りミスが発生する可能性があります。
最低でも4〜5mm以上の余白を四方に確保するのが理想的です。
InstagramのQRコードは色や背景のカスタマイズができるため、デザイン性と実用性を両立させる工夫が求められます。
また、印刷ズレなどが生じる場合もあるため、余白は広めに設けておくのがおすすめです。
③マットな質感の用紙に印刷する
QRコードの読み取り精度は、印刷する紙の質感にも大きく影響します。
よくある失敗例が、光沢のあるコート紙やフォト用紙などに印刷した結果、光の反射でコードが読み取れなくなるケースです。
特に屋外や強い照明下での使用時に顕著で、ユーザーがスマホを傾けながらスキャンするなど余計な手間を強いられる原因にもなります。
そのため、QRコードを印刷する際にはなるべくマット(つや消し)の非光沢紙を選ぶのがおすすめです。
なお、紙の厚みにも注意してください。
薄すぎる紙は折れたり破れたりしやすく、コード部分が損傷する可能性があるため、ある程度の厚みがあって反射しにくい用紙を選びましょう。
④濃い色を使用して印刷する
InstagramのQRコードは、基本的に白地に黒というシンプルなデザインが最も読み取りやすく、誤認識が発生しにくいです。
しかし、ブランドカラーを活かしたデザインや店舗のイメージに合わせてデザインしたい、といったケースもあるでしょう。
そういった場合には、カラーコードの配色に十分注意してください。
薄いグレーやパステルカラーなどコントラストが弱い配色を選んでしまうと、QRコードとして認識できず読み取りに失敗することがあります。
また、QRコードの上にロゴや模様を重ねるデザインも一部では見かけますが、機能性を損なうリスクがあるため避けるべきです。
印刷前に必ず複数のスマートフォンでテスト読み取りを行い、確実に機能するか確認しましょう。
⑤あらかじめユーザーネームを確定しておく
InstagramのQRコードは、その時点のユーザーネームに紐づいて生成されています。
つまり、QRコード作成後にユーザーネームを変更すると、過去に配布したすべてのQRコードが無効になってしまう点に注意が必要です。
紙媒体は一度印刷すると修正ができないため、印刷前には必ずアカウントの運用体制やユーザーネームの扱いを再確認しておきましょう。
複数名で運用している場合は、スタッフが変更できないよう管理権限の設定や変更履歴の記録を徹底しておくと安心です。
Instagramをビジネス用途で使用している場合は、個人アカウントではなくビジネスアカウントに切り替えてからQRコードを作成することで、後から運用方針が変わっても影響を最小限に抑えられます。
Instagram QRコードを最大限に活かして集客につなげよう
InstagramのQRコードは、オンラインとオフラインをつなぐツールとして非常に有効です。
特にチラシ・ポスター・名刺といった紙媒体と組み合わせることで、店舗やサービスの認知拡大やリピーター獲得に貢献します。
ただし、QRコードを印刷物で活用するには、視認性・読み取りやすさ・デザインとのバランスなど、いくつかの重要なポイントを押さえて設計することが重要です。
印刷サイズや余白、用紙の質感など、細かなポイントに気を配るだけで、より多くの人にInstagramを見てもらえるチャンスが広がります。
InstagramのQRコードは、手軽に始められてしっかり集客にもつながる施策です。
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