【Instagram】インフルエンサーにPR案件を依頼する方法や費用相場は?
Instagram(インスタ)ではインフルエンサーがさまざまな商品やサービスをPRしていますよね。
インフルエンサーにPRの依頼をするにはどうしたら良いのだろう?
PR依頼をするにはどのくらいの費用がかかるんだろう?
このようなお悩みを抱えていらっしゃるSNS担当者様も多いのではないでしょうか?
この記事では、インフルエンサーにPRを依頼する方法や費用の相場について詳しく解説していきます。
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自社に最適なインフルエンサーの決め方は?
「インフルエンサー」とひとくちに言っても、タイプはさまざまです。
同じ20代前半の女性インフルエンサーだとしても、フォロワーに男性が多いのか・女性が多いのか、どの世代に影響力があるのか等、大きく違いがあります。
そこで、自社の商品やサービスをPRするのに最適なインフルエンサーを起用するための2つのステップを解説します。
自社に最適なインフルエンサーを決めるためには、どちらも必要な要素になります。
商品・サービスを提供したいターゲット像を決める
一つ目のステップは、商品・サービスを提供したいターゲットを明確にすることです。
自社の商品やサービスのターゲットを決めることで、どのようなインフルエンサーを起用するべきかをイメージしやすくなります。
たとえば、ターゲットが「30代前半の美容に興味のある女性」という場合には、その年代からの支持が厚く、普段から美容について積極的に発信しているインフルエンサーが候補として考えられます。
そのため、まずは商品やサービスをどのような人に届けたいのかを決めることから始めましょう。
インフルエンサーのイメージを決める
二つ目のステップは、インフルエンサーのイメージを決めることです。
これは、自社のブランドや商品・サービスイメージに合ったインフルエンサーを探すためには必要不可欠です。
たとえば、自社で提供しているサービスが「艶髪を目指せるトリートメントサロン」という場合には、美しく長い髪を持つインフルエンサーが候補になります。
1つ目で解説したターゲット像にリーチできるかと併せて決めることが大切です。
PR案件依頼の費用相場は?
ここからはPR案件を依頼するときの費用の相場について解説していきます。インフルエンサーとの交渉で決定することもありますが、ある程度の相場は押さえておくべきです。
相場を知った上で、自社の広告費用に合わせたインフルエンサーを起用するのがおすすめです。
インフルエンサーにPRを依頼した場合の費用相場について、固定報酬型と成果報酬型の大きく2つに分けて解説します。
固定報酬型の場合の費用相場
固定報酬型の場合、1フィード投稿に対して●円というようにあらかじめ単価を決めておき、インフルエンサーがPR投稿をしたタイミングで費用が発生することになります。
固定報酬型の場合、フォロワー単価2~4円が相場となっています。
たとえば、フォロワー5万人のインフルエンサーにPRを依頼すると以下のようなコストになります。
- 単価2円の場合
5万人×2円=10万円
- 単価4円の場合
5万人×4円=20万円
ただし、フォロワー数が少ないインフルエンサーであれば、商品やサービスの無償提供だけでPRしてくれるケースもあります。
成果報酬型の場合の費用相場
成果報酬型とは、インフルエンサーの投稿にどのぐらいの反響があったのかで費用が発生する仕組みのことで「アフィリエイト」と呼ばれるものです。
インフルエンサーの投稿によりCV(コンバージョン)、いわゆる達成目標をクリアした場合に成果として費用を支払います。
CVの例としては以下のようなものです。
- 商品の購入/サービスの利用
- リンクでHPへ遷移
- 無料相談の申込
- 資料請求
- 会員登録
案件として多くはないですがこの他にも、「いいね」の数や「保存」の件数で費用を支払うケースもあります。
費用の相場は、商品やサービス自体の単価にもよりますが、1,000~10,000円程度です。
PR案件をインフルエンサーに依頼してから実施されるまでの流れ
ここからは、PR案件をインフルエンサーに依頼してから実施されるまでの流れを各ステップごとに説明していきます。
依頼する方法によって自社でかかる工数や費用が異なるため、自社の状況に合った方法を確認してみてください。
親和性の高いインフルエンサーを探す
一つ目のステップは親和性の高いインフルエンサーを探すことです。インフルエンサーの探し方には以下のようにいくつか方法があります。
- DMで直接依頼する
- キャスティング会社を利用する
- プラットフォームを利用する
①DMで直接依頼する
DMでの依頼が一番多く利用されています。仲介業者が入らないため、コストが低く抑えられることがメリットです。
一方で、投稿内容のすり合わせや費用の交渉など全てを自社で行う必要があるため、工数や社内での人繰りなどを工夫しなければなりません。
②キャスティング会社を利用する
実績やノウハウをもったキャスティング会社のサポートが受けられるため、自社工数を削減できたり、自社商品やサービスに合ったインフルエンサーを的確に選定できたりするメリットがあります。
一方で、仲介に入ってもらっているためコストが高くついてしまうことがデメリットです。
③プラットフォームを利用する
インフルエンサーとのマッチングプラットフォームとして、WoomyやSocial Insightなどがあります。
キャスティング会社を利用するよりはコストが抑えられ、DMで直接依頼するよりも手間も省けることがメリットといえます。
複数のインフルエンサーを比較して選定したい場合には便利です。
依頼内容を送る
二つ目のステップは、インフルエンサーに依頼内容を送ることです。ここでは、一番多用されているDMでの依頼について解説します。
依頼DMでは、まずはじめに以下の内容を送ることが一般的です。
- 自社および商品やサービスの説明
- 依頼内容
- 金額
- スケジュール感
インフルエンサーによってはPR案件を受けていないこともあります。まず大前提として、案件を受けているかも確認してみましょう。
最初に送るDMでは依頼の概要を送るにとどめておいて、反応が返ってくれば具体的な話を進めていきます。
秘密保持契約を結ぶ
三つ目のステップは、必要に応じて秘密保持契約を結ぶことです。
秘密保持契約とは、自社の営業秘密や会社情報について第三者へ提供することを禁止する場合に結ぶ契約のことです。
投稿内容を確認する
四つ目のステップは、インフルエンサーの投稿内容を確認することです。
投稿内容にイメージや認識の齟齬がないか、投稿する画像やキャプションの中に誤字脱字がないかなどをチェックします。
ブランドコンテンツ広告を利用する
5つ目のステップは、ブランドコンテンツ広告を利用することです。
ブランドコンテンツ広告とは、インフルエンサーが投稿したコンテンツを企業が広告として配信する広告形式のことをいいます。
ブランドコンテンツ広告はステマ(ステルスマーケティング)にはなりません。ステルスマーケティングとは、企業からのPR依頼で、物品や金銭の授受がありながらもそれを隠して宣伝をすることです。
詳しくはインスタ公式のブランドコンテンツ広告の部分を確認してください。
報酬の支払い
最後のステップは、報酬の支払いです。インフルエンサーと合意した報酬・支払い方式で支払いましょう。
まとめ
この記事では、企業担当者がインフルエンサーにPR案件を依頼する方法や手順、費用の相場について紹介しました。
インフルエンサーにPRを依頼するには、それ相応の広告費用がかかってくるのが実情です。
たとえば、フォロワー数5万人のインフルエンサーに投稿を依頼すると、およそ10万円程度は見積もっておかなければなりません。
中小企業の場合であれば、継続的にアカウントを運用して、自社商品やサービスの濃いファンを作っていくことの方が大きな効果を得やすいことが多いです。
インフルエンサーに投稿してもらえば、一時的な収益は見込めるかもしれませんが、フォロワーとの長期的な関係性を作ることは難しいからです。
自社のアカウントを伸ばしていきたいけれど、運用のノウハウがないとお困りの企業も少なくないでしょう。
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