【集客につながる】インスタのキャプションの書き方を実例つきで解説!
インスタには、写真や動画を投稿する際に補足情報を入力する「キャプション」という項目があります。
キャプションは集客において重要な要素の一つです。なぜなら、キャプションを工夫してしっかり書くと、ユーザーの滞在時間が伸びてエンゲージメントが高まるからです。
しかし、どのようにキャプションを書けば良いのかわからずお悩みの人も多いのではないでしょうか。
ただ写真の説明を入れても読んでもらえていない気がする……。
そこでこの記事では、集客につながるキャプションの書き方を実例つきで解説します。ぜひ参考にしてみてください。
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集客につながるキャプションの書き方!5つの施策を入れよう
キャプションとは、フィード投稿において補足情報を記載する項目を指します。しかし、ただ好きなことを書くだけでは集客にはつながりません。
では一体、どのような内容を盛り込めば集客につながるキャプションになるのでしょうか?
ポイントは以下の5つです。
- 画像や動画の補足情報を記載する
- 自己紹介や店舗紹介を記載する
- プロフィールへの誘導を入れる
- 位置情報を入れる
- ハッシュタグを入れる
これら5つの施策について、ここから一つずつ詳しく解説していきます。
1.画像や動画の補足情報を記載する
キャプションにおける第一の目的は、画像や動画だけでは足りない情報をテキストで補足することです。
画像や動画は直接記入できる文字数が限られていますし、たくさんの内容を詰め込みすぎても離脱されてしまう可能性があります。そのため、画像や動画からの視覚的な情報だけでは説明が足りない場合に、キャプションで補足することが重要です。
また、キャプションで補足情報を伝えることで「ストーリーテリング※」の効果も期待できます。一つひとつの投稿にストーリーテリングを用いることで、「共感を呼び」「感情をうごかし」「記憶に残る」効果が期待できます。
※「ストーリーテリング」とは?
思いや主張を伝えるときに使われるマーケティング戦略の一つ。企業や商品が掲げるコンセプト・価値観・目標などに具体的なストーリー性をもたせることで、聞き手の感情に訴えかける手法。
2.自己紹介や店舗紹介を記載する
ビジネスの価値観や特徴を伝えるために、キャプションには必ず自己紹介や店舗紹介も記載しましょう。現在の事業内容はもちろんのこと、今に至るまでの経緯も簡単に載せておくと「どんなアカウントなのか?」を理解してもらいやすくなります。
また、発見欄から偶然フィード投稿にたどり着いたユーザーにキャプションを見てもらえる可能性もあるため、自己紹介は明記しておいた方が親切です。
ここで、弊社クライアント様(株式会社北原孝彦)の一例をご紹介します。
赤枠で囲った部分が自己紹介です。基本的なプロフィールをはじめ、これまでの経歴や現在のビジネスについて記載しています。
このように、一目で「このアカウントは何者なのか?」が理解できるように記載するのがポイントです。
なお、紹介文を毎回一文字ずつ打ち込むのは大変なので、テンプレートを作成しておきましょう。コピペで済むように準備しておけば、表記揺れや誤字脱字がなくなって投稿に統一感を出せますし、作業工数も減らせます。
3.プロフィールへの誘導を入れる
キャプション内にはプロフィールへの誘導を入れるようにしましょう。アカウント内の投稿を回遊してもらう流れを作ることで、滞在時間の増加が期待できます。
ただし、キャプションにはリンクが貼れないため、自分のアカウントをメンションしてプロフィールや他の投稿に誘導してください。
ここで、弊社アカウントにおけるプロフィール誘導の一例をご紹介します。
キャプションの冒頭と最後に、2つのメンションを設置しています。
細かいテクニックにはなりますが、1つ目の誘導文が「インスタ運用ノウハウ〜」なのに対し、2つ目は「運用代行のご依頼は〜」となっています。文言の違いによっても反応率が変わるので、色々な言い回しを試してみてください。
4.位置情報を入れる
実店舗を構えたローカルビジネスを展開している場合、投稿に必ず位置情報を入れてください。そうすることによって「スポット検索」という流入経路が一つ増えるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
また、スポット検索を使って特定の地名などを検索しているユーザーは、活動範囲が実店舗の商圏内と一致している可能性が高いです。ターゲット顧客にリーチできれば、来店へ誘導するハードルも下がります。
ここで、弊社クライアント様(ノンダメージサロン)の一例をご紹介します。
ノンダメージサロン様は複数の店舗を構えていて、投稿で特定の店舗について言及する際には位置情報を入れるようにしています。この投稿では「広島袋町店」について書いているため、位置情報も「広島市 中区 袋町」に設定しています。
このように具体的な位置情報を設定することで、商圏内に暮らすターゲット顧客の目に留まりやすくなるのです。
地域密着型の店舗を運営している人はもちろんのこと、全国に複数の店舗を展開している人も、積極的に位置情報を活用してみてください。
なお、位置情報の具体的な活用方法について知りたい人は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。
5.ハッシュタグを入れる
流入を増やす手段の一つとして、ハッシュタグも活用しましょう。ハッシュタグ選定のポイントは以下を参考にしてみてください。
- 投稿件数のボリュームごとに、大テーマ・中テーマ・小テーマに分ける
- アカウントのジャンルと関連性の高いハッシュタグを、大・中・小の中からバランス良く10個ほど選定する
このように、キーワードを10個ほど選定するのが主流です。
ただし、現在はアルゴリズムが変わりハッシュタグ流入が少なくなったため、ハッシュタグはアカウントの運用上、あまり重要視されていません。流入を期待するよりも、運用初期のアカウントがインスタ側にジャンルを認知させるための手段としてハッシュタグを活用するほうが、効果が期待できます。
例えば、株式会社北原孝彦様のアカウントでは、ハッシュタグを付けていないにもかかわらず日に200〜300人ずつフォロワーが増えています。
上記の事例からもわかるように、アルゴリズムの変動によってハッシュタグ対策は重要ではなくなったといえます。
とはいえ流入はゼロではないので、念のために10個は設定しておきましょう。
すぐマネできる!読まれるキャプションの3つのコツ
ここまで、キャプションに入れるべき施策についてご紹介してきました。
では実際にどのような書き方をすれば、読みやすく、また読まれやすいキャプションになるのでしょうか?
5つの施策はなんとなくわかったけど、実践できるかわからない……。
ご安心ください。すぐマネできる3つのコツを以下にまとめています。
- 改行・余白を入れる
- 飾り文字で区切る
- 絵文字を入れる
この3つのコツについて、一つずつ解説していきます。
1.改行・余白を入れる
キャプションは改行や余白を活用すると、読みやすさが格段にアップします。一文を長くしすぎず、こまめに空白行を入れるのがポイントです。
反対に、文字がぎっしり詰まった文章は一目見ただけで「読みたくない……」と思われてしまう可能性があります。注意してください。
とくにスマホで表示したときの見え方を意識して書くのが重要です。パソコンでキャプションを作成している場合、思っている以上に改行しないと見やすくなりません。こまめにスマホからも確認しながら作成してみてください。
ここで、弊社クライアント様(ノンダメージサロン)の一例をご紹介します。
これはスマホから見たときのキャプションです。短文で区切って改行し、きりの良い箇所に余白を作ると、一目見ただけで「読みたい」と思わせる文章になります。
2.飾り文字で区切る
お洒落さや統一感を出すために、飾り文字を使うのもおすすめです。テキストだけが並んでいる投稿は堅苦しい雰囲気がありますが、飾り文字を使うことでやわらかい印象を演出できます。
弊社クライアント様(フリルナチュール)の一例を見てみましょう。
フリルナチュール様は、文章のセクションごとに飾り文字を入れています。一般的な記号で区切るよりも凝っている印象を与えられますし、読みやすいうえにお洒落です。
とくに美容系やサロン店舗のアカウントは、やわらかい雰囲気を演出するためにも飾り文字を取り入れてみてください。
3.絵文字を入れる
企業アカウントにおいて絵文字は使わないほうが主流ですが、ワンポイントで入れると文章に強弱がついてメリハリが生まれます。
必ずしも使わないといけないわけではありませんが、文章にアクセントをつける手段の一つとして活用してみるのもおすすめです。
ただし、発信者やアカウントの雰囲気・トンマナに合った絵文字を選ぶようにしましょう。
まとめ
この記事では、キャプションに入れるべき施策や、書き方のコツなどを解説してきました。
ご紹介した施策やコツについて、もう一度振り返ってみましょう。
- キャプションに取り入れたい5つの施策は?
- 投稿の補足情報
- 自己紹介
- プロフィールへの誘導
- 位置情報
- ハッシュタグ
- 読まれるキャプション作成の3つのコツは?
- 改行と空白
- 飾り文字
- 絵文字
文字だけで見ると難しそうに感じるかもしれませんが、すぐにマネしやすい内容が多かったのではないでしょうか?
インスタ集客においては、写真や動画などのコンテンツの中身が重要視されがちですが、実はキャプションも大切な要素の一つです。読まれるキャプションを作成できれば、エンゲージメントが高まり集客にもつながります。
「どうせキャプションは読まれないから……」と言わずに、ぜひ本記事でご紹介した施策やテクニックを取り入れてみてくださいね。