【最新版】Instagram広告がエラーになってしまう原因と対処法
広告が意図したように表示されない……。
出稿を拒否されてしまう。
Instagram広告で集客をしようとしてみたものの、エラーになってしまうということがしばしばあります。
この記事ではそのような方に向けて、Instagram広告がエラーになってしまう原因とその対処法についてていねいに解説をします。
今はエラーが出ていないという方でも、今後エラーが出た時のためにブックマークをしておくと安心ですよ。
なお、Instagramは広告だけでアカウントを成長させることは難しいSNSです。
日頃からの投稿でフォロワーからの信頼を蓄積し、それがブランドの成長につながります。
なお、本格的にInstagramを運用したい方のために、sizuru wizではInstagramの運用ノウハウ資料をご用意しています。
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Instagram広告にエラーが表示される5つの原因
Instagram広告でエラーが表示されてしまう原因として、以下の5つが考えられます。
- プロアカウントを使用していない
- 支払い情報の登録を間違えている
- 広告を配信したばかり
- ターゲットの絞り込みを間違えている
- 広告配信日時の設定ミスや、配信日が終了している
それぞれの項目について詳しく解説をしていきますので、自身のエラー状況と照らし合わせてみてください。
プロアカウントを使用していない
Instagram広告を運用するには、Instagramのアプリ上から配信する方法と、Metaの広告管理画面上から配信する方法の2つの方法が存在します。
Metaの広告管理画面上ではInstagramのアカウントは必要ありませんが、Instagramのアプリ上から広告を配信するにはプロアカウントの設定が必要となります。
Instagramのアプリから広告配信ができない……。
そんな方は、アカウントのステータスを一度確認してみてください。プロアカウントになっていなければ、アプリからの広告配信はできません。
Instagramのプロアカウントへの切り替え方法
プロアカウントへの切り替え方法は、以下の手順で行えます。
- プロフィール画面右上のハンバーガーメニューをタップ
- 画面一番下の「設定」を選択
- 画面中央の「アカウント」を選択
- 画面一番下の「プロアカウントを取得する」を選択
プロアカウントに切り替えることでアプリ上からも広告を出稿できるのはもちろんですが、プロアカウントのメリットはそれだけではありません。
プロアカウントでは投稿やプロフィールのインサイトも確認できるようになりますので、アカウント運用には欠かせない分析にとても役立ちます。
プロアカウントは無料で使用でき、広告を運用する上では欠かせないツールなので、ぜひ利用してみてください。
支払い情報の登録を間違えている
支払い情報の登録ミスによって広告が表示されないケースもあります。
広告の支払いには、2種類の決済方法があります。
- あらかじめ入金した費用(残高)から発生した実費を支払う「手動決済」
- 請求単位額を設定し費用が達した場合に請求される「自動決済」
手動決済を選択している場合に起こり得るミス
手動決済を選択している場合に広告配信が意図せず止まってしまった場合、以下のような理由が考えられます。
- 入金した残高が足りなくなってしまった
- 自動決済だと思い込んでいて入金をしていなかった
また、手動決済の支払いはオンライン銀行からしか行えないことにも注意が必要です。
自動決済を選択している場合に起こり得るミス
自動決済を選択している場合に広告配信が意図せず止まってしまった場合、以下のような理由が考えられます。
- クレジットカードが利用停止されてしまっている
- デビットカードを使用しており残高がなくなってしまっている
請求に何度か失敗してしまうとカードの使用ができなくなり、広告の配信が止まってしまいます。
自分は大丈夫と思っている方でも、登録ミスは起こりがちなので今一度確認してみてください。
広告を配信したばかり
広告を配信開始したばかりのときは、広告の内容が配信可能か審査するため数時間〜数日ほど時間を要します。
広告の配信を開始したはずなのに表示されない……。
配信開始から時間が経っていない場合、審査中となっていることがあります。少し時間を置いて様子を見てみましょう。
どうしても配信を開始したい日が決まっている場合は、審査にかかる時間を考慮に入れた日程で広告の設定をしましょう。
Instagramの広告では、配信開始日や配信終了日などの日程も変更することができますので、上手く活用してみてください。
ターゲットの絞り込みを間違えている
広告が想定したように配信されない原因として、ターゲット(オーディエンス)の絞り込みの設定を間違えている場合があります。
Instagram広告は、ターゲットの絞り込み設定を詳細に決めることができます。
- 性別
- 年齢
- 地域
- 興味関心のあるジャンル
など
Instagramのターゲティング精度は非常に高いので、商品やサービスに合わせて設定することは非常におすすめです。
しかし一方で、ターゲティング設定を間違えてしまうと本来配信したいターゲットに届かなくなってしまうのでご注意ください。
Instagram広告では設定できる項目が多いために人的ミスも起こりやすいので、くれぐれも注意しましょう。
広告配信日時の設定をミスしていたり、配信日が終了している
Instagram広告は配信開始日と終了日の設定をすることができます。
配信開始したはずなのに表示されていない……。
昨日まで配信できていたのに急に表示されなくなった。
このようなエラーは、配信日時の設定ミスによるものである可能性があります。
配信したと思い込んでいたものの実は配信が開始されていなかったり、配信終了日を間違えて早めてしまっていたりしているかもしれません。
「おかしいな」と思った時は、設定にミスが無いか確認をしてみましょう。
【絶対に避けたい】広告却下となる原因
Instagramアカウントを使用した広告運用は、どのような内容でも配信できるというわけではありません。
広告却下となる場合もありますし、場合によってはアカウントの停止・凍結となることも、アカウントの作り直しを余儀なくされることもあります。
特に注意をしたいのが、Instagramの規約違反や、誤解を招く表現です。
ここからはこういった広告却下となる原因について、詳しく解説をしていきます。
Instagramの規約違反
Instagramの利用規約では下記のコンテンツの発信は禁止されています。
- 成人向けのコンテンツやサービス
- 偽情報
- 詐欺行為や不正行為
- 不適切な文法や表現
- 個人の健康
- マルチ商法
- 誤解を招くような内容
- 挑発的なコンテンツ
- 誤解を招くような値段の表示
- あたかもノーリスクかのような購入の勧め
- 広告先のリンクにエラーが発生している
- 広告と関係ないページ設定をしている
- 画像テキストの量が多すぎる
上記に該当するコンテンツや内容は規約違反となり、アカウントの凍結に繋がる場合もありますので注意が必要です。
広告が誤って拒否されたと思う場合、またはビジネスアカウントやそのアセットが誤って制限されたと思う場合は、アカウントのクオリティでその決定の見直しを要求できます。
見直しの要求方法については、「Instagram広告が却下された場合の対処法」にて紹介しています。
誤解を招きやすい表現を使用している
誤解を招くような表現を使用した場合でも広告がエラーとなる可能性があります。
以下に誤解を招きやすい表現と注意点をピックアップしました。
個人を特定するような内容は、広告内に含めることができません。例えば、人種や年齢、性別、宗教、障がい、経済状況などが挙げられます。宣伝したいサービスや製品にフォーカスして広告を運用していきましょう。
ヌードやみだらな(思わせぶりな)姿勢をとっている描写などを広告に含めることができません。ジムや健康目的とした性的なものを目的としていない広告でも、画像によっては使用できない場合があるので注意が必要です。
広告の中で最も際立つ特徴となるようにMetaブランドを使用することはできません。ロゴのデザインや色を変えて広告に含めることもポリシー違反の対象となります。広告テキスト内にのみ「Facebook」と「Instagram」の名称を使用することが可能です。
広告の審査以外にも利用できる範囲の制限が課せられる場合もあります。例えばアカウントやアセットが不正利用されている、二段階認証の要件を満たしていない、新規の広告主(ポリシーに準じているか確認できるまで)などが挙げられます。
リクエスト(再審査)を申請することで上記のエラーや制限が緩和されることもあります。
注意点を理解した上で運用することで、アカウント停止や凍結などのリスクを減らすことができますので、この記事を参考にしていただけますと幸いです。
Instagram広告が却下された場合の対処法
ここからは、Instagram広告が却下された場合の対処法について紹介していきます。
広告が却下された場合の対応方法にも記載されている内容ですので、適正な方法で安心して対処することが可能です。
以下、申し立ての大まかな流れです。
- 広告が却下された理由を確認する
- 広告規定に準拠するように修正する
- 広告の再審査をリクエストする
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
広告が却下された理由を確認する
まずは、広告が却下された理由について確認をします。
広告が却下された時点で、登録しているメールアドレスに「Metaビジネスサポートホームへのリンク」が送られてきます。
送られてきたリンクより広告が却下された理由を確認し、修正して再審査のリクエストを行うか、広告を停止するか判断してください。
広告に重大な違反や繰り返しの違反がある場合、広告の利用を制限されることがありますので注意が必要です。
広告規定に準拠するように修正する
続いて、広告を修正する場合について紹介します。
Metaビジネスサポートホームにて確認した「広告が却下された理由」をもとに、広告を修正していきます。
前述した広告が却下となる原因と照らし合わせて、修正箇所を探し対応してください。
規定に準拠しているのに広告が誤って却下された、と思われる場合は次の手順で紹介する再審査のリクエストをしてください。
広告の再審査をリクエストする
広告の修正が完了、もしくは誤って却下されたと思われた場合、広告の再審査をリクエストすることができます。
以下、再審査をリクエストする方法です。
- ビジネスサポートホームへ移動
- 却下された広告が含まれるアカウントもしくはカタログを選択
- 却下された広告、広告セット、キャンペーンを選択
- 「審査をリクエスト」をクリックし、「送信」を選択
広告の再審査をリクエストしてから、おおよそ48時間前後で結果が返ってきます。
審査のステータスは、ビジネスサポートホームにて確認できますので、48時間経っても結果が来ない場合はこちらをチェックしてみてください。
監督委員会へ異議申し立てをする方法
Facebook、Instagramとは切り離された「監督委員会」という組織が存在するのはご存知でしょうか?
再審査をリクエストして再度却下された広告などを、監督委員会を通じて異議申し立てすることが可能なのです。
15日以内であればFacebookまたは、Instagramより下された決定事項に対して異議申し立てをすることができます。
万が一、誤った決定事項だと思われた際には、以下リンクより監督委員会を利用した異議申し立てを行なってください。
調査される件数は、非常に限られていますのでご注意ください。
まとめ
本記事にてInstagram広告のエラーが表示される原因と対処法についてご紹介しました。
エラーが表示される原因の多くは、人的ミスにあります。広告を出稿する前によく確認した上で配信するように心がけましょう。
また、広告が却下となった場合には、重大な問題があることが多いので早急に対応しましょう。
最悪の場合、アカウントの停止(凍結)に繋がってしまうのでくれぐれもご注意ください。
広告のエラーを出さないための最善策としては、やはり公式の広告ガイドを一通りチェックすることが大切です。
説明書を読まずに機械を扱うことができないように、広告についても同様にルールを熟知した上で運用する必要があります。
今はエラーが出ていないという人も、もし広告ガイドを確認せずに運用していたという場合は、今後のトラブルを防ぐためにも念のため一読することをおすすめします。
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