トラブルシューティング

【プロが解説】インスタの「シャドウバン」や「凍結」の原因と解決方法

山下 まあや

Instagram(インスタ)を運用する際に絶対に避けたいと思うのが、「シャドウバン」や「凍結」ではないでしょうか?

「シャドウバン」や「凍結」をされてしまうと、投稿が他の人に見られなくなったり、せっかく育てたアカウントを作り直さなければいけなくなったりします。

せっかく育てたアカウントがそうならないようにするために、この記事では「シャドウバン」や「凍結」の原因や解決方法をお伝えします。

なお、本格的にInstagramを運用したい方のために、sizuru wizではInstagramの運用ノウハウ資料をご用意しています。

250社以上のInstagramを運用代行してわかった、ここだけの特別資料です。

LINEのお友達登録だけで無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

PDF無料ダウンロード

インスタの「シャドウバン」の原因と解除方法

まずはシャドウバンの原因と解除方法について解説をしていきます。

シャドウバンという言葉を初めて聞くという方もいらっしゃるかもしれませんが、「自分には関係ない」と思っていると危険です。気付かぬうちにインスタの規約に抵触してしまったり、スパムと誤認されてしまったりして、シャドウバンされてしまうかもしれません。

ここからは、

  • シャドウバンとは何か
  • シャドウバンの原因
  • シャドウバンの実例
  • シャドウバンの解除方法
  • シャドウバンになっていないか確認する方法
  • シャドウバンにならないための対策

について詳しくご紹介していきます。

シャドウバンとは何か

シャドウバンとは、投稿が発見タブに掲載されなくなったり、ハッシュタグの検索にかからなくなったりしてしまうことを言います。

「凍結」(アカウントの停止)と違い、自分のアカウントが制限を受けていることに気付きにくいため「シャドウバン」と呼ばれています。

シャドウバンを受けると投稿の外部露出がなくなってしまい、新規のフォロワー獲得ができなくなります。

今までは投稿をするとコメントやいいねがもらえたり、新規のフォロワーさんを獲得できたりしていたのに、急に「反応が悪くなった」「いいねが付かなくなった」などという変化を感じてはいませんか?

そのようなときは、シャドウバンになっているかもしれません。

なぜシャドウバンになってしまうのか、原因を探ってみましょう。

シャドウバンの原因

シャドウバンの原因となるのはどのような行為でしょうか?

代表的なものを四つご紹介します。

シャドウバンの原因
  • ガイドラインの違反
  • 同じハッシュタグの使い回し
  • Botや自動化サービスの利用
  • 不自然なアクション

これらについて、詳しく解説します。

ガイドラインの違反

シャドウバンの原因として最も多いのは、ガイドラインの違反です。

たとえば、禁止されたハッシュタグの使用や、不適切な画像のアップロードなどです。

禁止されているハッシュタグの例
  • iPhone
  • 副業
  • フォロバ100
  • ig
  • 水着

禁止されているハッシュタグは、そのハッシュタグが非表示になっていないか検索することで確認できます。

禁止されているハッシュタグの場合、検索をしてみると上記のような画面が表示されます。

禁止となるハッシュタグは常に更新されているため、自分がよく使うハッシュタグは非表示になっていないか、定期的にチェックしておくと安心です。

また、不適切な画像については下記のようなポイントに気を付けましょう。

不適切な画像の例
  • 肌の露出が多い画像
  • グロテスクな画像
  • 著作権侵害をした画像

同じハッシュタグの使い回し

毎回同じハッシュタグを使い回すことも、シャドウバンの原因となる可能性があります。なぜなら、同じハッシュタグばかりを使用していると、スパムと疑われてしまう可能性があるためです。

ガイドライン違反のような明確な基準はありませんが、毎回ハッシュタグをコピペして同じものを使い続けるのは避けましょう。

Botや自動化サービスの利用

販売業者からフォロワーを購入したり、いいねやコメントを自動的に行うツールなどを使用したりすると、不正行為と認識される可能性があります。

フォロワーを増やすために「いいね周り」をする人もいますが、弊社ではいいね周りは推奨しておりません。

不自然なアクション

短時間でいいねやコメントをたくさん行うと、不審なアカウントと認識される可能性があります。

機械的な操作や、普通のユーザーであれば行わないような極端な操作を行うと、スパムと誤認されてしまうかもしれませんので、注意が必要です。

シャドウバンの実例

ここからは、実際にシャドウバンとなってしまったアカウントの実例をご紹介します。

「こんなことでシャドウバンになるの!?」と驚かれるかもしれません。慎重に運用していても、シャドウバンになってしまうことがあるのです。

シャドウバンは、原因がインスタ運営側から明確に示されるわけではありません。ですので、ガイドライン等を見比べながら、原因を考え同じことを繰り返さないようにしたり、原因となった投稿を削除したりする対応が必要になります。

【エステサロン様のアカウント】

シャドウバンを受けた際、サロンでの施術の様子を撮影したストーリーが削除されてしまいました。

原因として考えられることは、削除されたストーリーがフェイシャルの施術投稿であったため、写り込んだ上半身の露出が多かったことです。

裸体はもちろんのこと、露出が多い投稿もシャドウバンの対象となるリスクが高いので、注意が必要です。

【風俗店様アカウント】

風俗店のアカウント運用はガイドラインに抵触しないようにすることがとても難しいです。

伏せ字での投稿や、露出の多い衣装を投稿していたため、ガイドライン違反としてシャドウバンの対象になってしまいました。

シャドウバンの解除方法はある?

インスタアカウントがシャドウバンされてしまった場合、どのようにすれば解除されるのか、公式ガイドラインは存在しません。

しかし、シャドウバンによる制限期間は数日から長くても2週間程度という傾向があります。

そのため、シャドウバンとなっている間はインスタの運用を中止することをおすすめします。

シャドウバンになっていないか確認する方法

自分のアカウントがシャドウバンになっていないか、不安な方も多いかと思います。ここからは、アカウントがシャドウバンになっていないか確認する方法をご紹介します。

まずはインスタのアカウントステータスを確認しましょう。

①アカウントの右上の三本線をクリックする

②設定とプライバシーをタップ

③アカウントステータスをタップ

④「削除済みコンテンツ」「利用できない機能」をそれぞれをタップ。

下記のように、コミュニティガイドラインを厳守している旨の表示であればシャドウバンされていないということになります。

シャドウバンにならないための対策

シャドウバンにならないための対策としては、シャドウバンの原因として挙げた内容を避けることが第一です。

アカウントがスパム判定を受けるような行為や、ガイドラインに抵触するような行為を避けましょう。

それでもシャドウバンとなってしまった場合、制限を解除された後も一定期間は再度制限がかかりやすい状態となります。この期間は、言葉選びや投稿画像に気を付けて運用をしていきましょう。

また、シャドウバンからの解除直後はインスタAIからの評価も下がった状態ですので、しばらくは外部リーチが減る可能性もあります。

再度のシャドウバンを避け、外部リーチを復活させるためには、シャドウバンの原因となったであろうコンテンツやそれに類似した投稿は全てアーカイブし、見えない状態にしておいた方が安心です。

インスタの「凍結」の原因と解除方法

続いて、インスタの「凍結」の原因と解除方法について解説をしていきます。

ここからは、

  • 凍結とは?
  • 凍結の原因
  • 凍結の実例
  • 凍結の解除方法

といった内容について詳しくご紹介します。

凍結とは?

凍結とは、インスタのアカウントが停止され、ログインすることができなくなった状態のことを指します。

凍結されている間は新規の投稿ができなくなることはもちろんのこと、過去の投稿を閲覧してもらうこともできず、まるでアカウントが無くなってしまったような状態になってしまいます。

凍結の原因

インスタアカウントが凍結される原因には、下記のようなものがあります。

凍結の原因の例
  • 利用規約の違反
  • 機械的な不自然なアクション
    • 短時間での多数のいいねやフォロー、DMなど。
  • 他のユーザーからの「違反報告」
    • 違反報告が一定数を超えると凍結されてしまう可能性があります。
  • アダルトな内容など肌の露出が多い投稿をしている
    • 子どもの全裸・半裸写真もNGとなっています。
  • 有名人など他人のなりすまし
  • 商標の無断使用
    • ブランド名やロゴなどに注意して投稿しましょう。購入品の投稿は問題ありませんが、商標を利用した商品やサービスの販売などは避けましょう。
  • 人種差別・暴力的・薬物にまつわる投稿
  • 禁止ハッシュタグの使用
    • 卑猥なワードやスラングなども禁止となっています。
  • 長期間ログインしていない
    • 使用されていないアカウントだと判断されてしまう可能性があるため、一ヶ月に一度はログインするように心がけましょう。

凍結の実例

アカウントが凍結されてしまった事例として、3つの例をご紹介します。

  1. プレゼントキャンペーンを行ったところ、通常よりも大幅にエンゲージメントを集めてしまったため、スパムと誤認されてしまい凍結となってしまいました。
  2. 風俗店の店舗アカウントとして運用していたところ、インスタAIにアダルトな内容と判定されてしまい、凍結となってしまいました。
  3. ビジネス情報を発信していたアカウントでしたが、稼ぐ系のワードがガイドラインに違反していると判断されてしまい、凍結となってしまいました。

凍結の解除方法

アカウントが凍結されてしまった場合は、Instagramヘルプセンターより意義申し立てを行うことができます。

異議申し立てができる期間は、凍結されてから14日以内です。この期間を過ぎてしまうと、アカウントが完全に削除されてしまうため、早めに申し立てを行いましょう。

異議申し立てを行ったら、凍結解除を待つことになります。

運営の誤判定で凍結された場合など正当な理由がある場合は、通常1日程度で審査が開始されます。凍結が解除されるまでの期間はおよそ1週間から1ヶ月程度です。

しかしメールアドレスとパスワードを入力しても「あなたのアカウントは永久に停止しました」としか表示されない場合は、残念ながら永久凍結となってしまったということです。

同じアカウントを再開することは不可能ですので、この場合は新しくアカウントを作り直す必要があります。

ガイドライン違反に注意しよう

Instagramでは、以下のようなものは規約違反に該当します。

  • 成人向けのコンテンツやサービス
  • 偽情報
  • 詐欺行為や不正行為
  • 不適切な文法や表現
  • 個人の健康
  • マルチ商法
  • 誤解を招くような内容
  • 挑発的なコンテンツ
  • 誤解を招くような値段の表示
  • あたかもノーリスクかのような購入の勧め
  • 広告先のリンクにエラーが発生している
  • 広告と関係ないページ設定をしている
  • 画像テキストの量が多すぎる

上記に該当するコンテンツや内容は、規約違反となり、シャドウバンや凍結に繋がる場合もありますので注意が必要です。

【ビジネス垢は要注意】コンテンツ収益化ポリシー

インスタのガイドラインで禁止されている「詐欺行為や不正行為」に該当すると判断され、多くのビジネスアカウントが凍結されています。

ビジネス用のアカウントを持っている人は注意が必要です。

ここからは、ビジネスアカウントが特に抵触しやすい、インスタのコンテンツ収益化ポリシーについて簡単に解説をします。

詐欺行為や不正行為に当てはまること

「自由に稼げる」「月10万円稼ごう」「今すぐ高収入」「副業で〇〇円稼げた」

このような謳い文句は魅力的で多くのインプレッションを稼げるかもしれませんが、コンテンツ収益化ポリシーに抵触する可能性が高いので注意が必要です。

ポリシーの基本理念

以下のコンテンツの投稿は禁止されています。

以下の行為に関して指示、関与、宣伝、手配、奨励、助長、もしくは参加者を募集するコンテンツ、または以下の行為の申し出や勧誘を行ったことを認めるコンテンツ

  • 次のような商品詐欺または報酬詐欺
    • 補助金詐欺、給付金詐欺
    • 有形資産詐欺、スピリチュアル詐欺、またはイルミナティ詐欺
    • 保険詐欺(ゴーストブローカーによるものを含む)
    • 虚偽求人詐欺、在宅ワーク詐欺、または「今すぐ高収入」などを謳った詐欺
    • 借金救済や信用回復に関連した詐欺

引用元:不正行為および詐欺

まとめ シャドウバンや凍結にならないためには

この記事では、シャドウバンや凍結をされないようにするためのポイントや、シャドウバンや凍結をされてしまった場合の対処方法をご紹介してきました。

シャドウバンや凍結をされないようにするためには、Instagramコミュニティガイドラインを守ったアカウント運用をすることが重要です。

インスタのガイドラインの内容をしっかりと確認し、違反しないように注意しましょう。ガイドラインは常に更新されているため、定期的なチェックも大切です。

シャドウバンや凍結を防ぐポイント
  • botや自動化ツールを使用していると誤認されないために、短時間での多数のいいねやフォローなどは行わないように注意しましょう。
  • 露出の多い写真やアダルトな内容は投稿しないようにし、エステサロンなどどうしても露出が多くなってしまうアカウントの場合は、画角を工夫するなどなるべく肌が写らないようにすることも大切です。
  • 「稼げる」系の情報提供は詐欺行為や不正行為と判断されてしまうことも多いので、ビジネス系アカウントの方は注意が必要です。

上記のポイントを押さえた上で、慎重にアカウント運用を行っていきましょう。

また、不意の凍結に備えてサブアカウントを作成しておくと、いざという時にフォロワーを誘導することができるため、安心です。

なお、sizuru wizでは250社以上のInstagramを運用代行していく中でわかったノウハウを特別資料にしてお配りしています。

下記の画像リンクからLINEのお友達登録だけで無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

ABOUT US
sizuru wiz
sizuru wiz
SNS運用代行
250社以上のInstagramアカウントを運用代行する、Instagram運用のプロフェッショナル集団。代表:時代と寝る女 あいめこ
記事URLをコピーしました