Instagramの求人広告で採用を強化するコツとは?活用方法や成功事例を徹底解説


Instagramで求人広告を出したいけど種類が多くてわからない。

Instagramで採用アカウントを運用したいけど難しそう……。
こんなお悩みを抱えている採用担当者も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、Instagram求人広告の各フォーマットの紹介をはじめ、求人アカウント運用のコツや成功事例まで詳しく解説します。
採用活動にお困りの方はぜひ最後までご一読ください。
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Instagram求人広告とは?
Instagram求人広告とは、写真や動画を活用して企業の採用情報を広める広告手法を指します。
ストーリーズやリールなど多彩なフォーマットで広告展開できるため、従来の求人媒体に比べて企業の雰囲気や環境を直感的に伝えられるのが特長です。
またターゲティングの精度にも優れており、年齢や性別だけでなく、地域・興味・関心といった条件で対象を設定できるので、求める人材に対して的確にアプローチできます。
さらに、広告と企業アカウントを連携させることで、応募者がスムーズに詳細情報へアクセスするための導線を確保することも可能です。
Instagramのアクティブユーザーは全年代で増加傾向にあるため、幅広い層へのアプローチが期待できます。
Instagram求人広告が注目される理由
Instagramは日本国内で約6,600万人が利用しており、特に10〜30代の若者を中心に広く普及しています。
Instagramはもはや単なるSNSではなく、日々の情報収集や企業との接点として欠かせないツールです。
視覚的なコンテンツが中心であるため、企業の雰囲気や働く人の様子を直感的に伝えられ、採用活動においても有効に機能します。
テキスト中心の媒体と異なり、写真や動画を通じて印象的なメッセージを届けられるのも魅力の一つです。
若年層をターゲットとした求人を行う企業にとって、Instagramは戦略的に活用すべき重要なチャネルといえるでしょう。
Instagram採用のメリット
Instagramを活用した採用活動にはさまざまなメリットがあります。
例えば、企業の魅力をダイレクトに伝えられるだけでなく、採用コストを抑えることも可能です。
採用には1人あたり平均100万円のコストがかかると言われています。
限られた予算の中でいかに費用対効果の高い手段を選ぶかは、企業にとって非常に重要なポイントです。
Instagram採用において具体的に期待できるメリットは以下の通りです。
- ビジュアルで企業の魅力を伝えられる
- 採用のミスマッチを防げる
- 広告コストを抑えられる
順番に詳しく解説していきます。
メリット①企業の魅力を視覚的に伝えられる
Instagramは視覚に訴えるコンテンツに特化しており、写真や動画を通して企業の魅力を効果的に伝えられます。
オフィスの様子や社員の働き方をリアルに見せることで、応募者が働く姿をイメージしやすくなり、エンゲージメントの高い訴求が可能です。
また、リールやストーリーズといった動きのある投稿を活用すると、より一層親しみやすさや臨場感を演出できます。
文章だけでは伝えきれない社風や価値観を、ビジュアルで直感的に届けられるのが大きな魅力です。
メリット②採用のミスマッチを防げる
Instagramでは企業の雰囲気や日常の様子を継続的に発信できるため、応募者との認識のズレを最小限に抑えることが可能です。
仕事内容だけでなく、職場の空気感や働く人々の表情、社内イベントの雰囲気まで伝えられるので、応募前に相互理解が深まりやすくなります。
こうした発信は入社後のギャップを減らすことにつながるため、早期離職の防止に効果的です。
その結果、定着率の高い人材の獲得が見込め、組織の安定化にも貢献できます。
メリット③広告コストを抑えられる
Instagram採用の大きなメリットの一つは、広告コストの削減にあります。
通常の求人媒体に出稿する場合、1求人あたり100万円を超える掲載費がかかることも珍しくありません。
一方、Instagram広告では予算に応じて出稿量を調整でき、1日数百円からでも運用できます。
費用の目安は以下の通りです。
課金形態 | 費用目安 | 課金対象 |
インプレッション課金(CPM) | 500〜3,000円 | 1,000回表示ごと |
クリック課金(CPC) | 40〜100円 | 1クリックあたり |
動画視聴課金(CPV) | 4〜7円 | 1再生あたり(15秒以上) |
広告のパフォーマンスもリアルタイムで数値化されるため、結果に応じた改善を即座に反映できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
なお、アカウントの開設や投稿は無料なので広告を回さない限り費用は発生しません。
フィードやストーリーなどの通常投稿だけであれば、お金をかけずに企業の魅力を発信することが可能です。
Instagram採用のデメリット
Instagram採用にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。
主に社内でのリソースの確保がネックとなるケースが多いので、Instagramでの採用活動を検討している企業はぜひ体制を整えてみてください。
具体的なデメリットは以下の通りです。
- 継続的な運用が必要になる
- クリエイティブ作成の工数が発生する
- 拡散力が弱い
順番に詳しく解説していきます。
デメリット①継続的な運用が必要になる
Instagramで成果を出すには、アカウントの定期的な更新と継続的な発信が不可欠です。
採用広報を目的とする場合、一度投稿して終わりというわけにはいきません。
フォロワーとの信頼関係を築き、企業への理解や共感を深めてもらうためには、長期的な視点でコンテンツを計画し、発信していくことが求められます。
投稿の内容やタイミングにも工夫が必要で、応募者が知りたい情報や興味を持つテーマを的確に捉える姿勢が大切です。
一方で、安定した更新リズムを維持している企業アカウントは信頼感を醸成しやすく、応募の後押しにもつながります。
例えば、日常の社内風景やイベントの様子といった小さな話題でも、継続的に発信することで親近感を持たれることがあるでしょう。
反対に、投稿頻度が極端に少ないとアカウントが放置されている印象を与えかねません。
こうしたリスクを防ぐには、社内で運用体制をしっかりと整え、継続的な情報発信を仕組みとして定着させることが重要です。
デメリット②クリエイティブ作成の工数が発生する
Instagramでは視覚的な訴求が中心となるため、写真や動画などのクリエイティブを作成する手間がかかります。
テキストだけでは十分な訴求が難しく、質の高いビジュアルコンテンツの準備が必要です。
ターゲット層に刺さるようなデザインや構成を考えるには一定のスキルや時間を要するので、社内に専任の担当者がいない場合は、運用のハードルが上がることもあります。
もし社内での人材確保が難しい場合、必要に応じて撮影や編集を外注するのも一つの手です。
採用成果を上げるためには、クリエイティブ面でも魅力的な表現が求められるため、運用前にリソース配分を見直しましょう。
デメリット③即効性は期待しづらい
Instagramは、他のSNSのように爆発的な拡散が起きにくい傾向があります。
リツイート機能のあるX(旧:Twitter)と異なり、シェア文化が根づいていないため、情報が自然に広がる構造ではありません。
そのため、フォロワー数やエンゲージメント率の高さが情報の到達度を左右し、アカウントを育てていない状態では大きな反応を得るのは難しいのが現実です。
投稿がユーザーの目に触れなければ、そのままタイムラインに埋もれてしまい、反応を得られない可能性もあります……。
こうした特徴から、Instagramで求人募集を行う際は即効性よりも持続的な取り組みが重視されます。
短期間で応募を集めるより中長期の視点で企業ブランディングを図り、認知度をじわじわと高めていく戦略が効果的です。
投稿のクオリティを高めつつ更新頻度を安定させ、ユーザーとの接点を増やすことが、成果を得るための鍵となります。
Instagram求人広告の種類と特徴
ひと口に「Instagram広告」と言っても、フォーマット形式や配信面にはいくつか種類があります。
それぞれに特徴があり、得られる効果も異なるため、募集したい職種や伝えたい情報の内容によって活用シーンを使い分けるのがおすすめです。
具体的には以下の通りです。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
- ストーリーズ広告
- 発見タブ広告
順番に詳しく解説していきます。
画像広告:採用ターゲットが明確な場合に有効
画像広告とは静止画とテキストで構成されたシンプルなフォーマットで、Instagram広告の中でもっともオーソドックスな形式です。
通常のフィード投稿と同様にタイムラインに表示されるので、違和感なく自然な形でユーザーの目を引きます。
視覚的に訴求力が高く、ブランドイメージや企業カルチャーを伝えるのに最適です。
動画と違って切り取るべきシーンを厳選する必要があるため、採用ターゲットが明確に定まっている場合におすすめです。
テキストとのバランスも大切で、キャッチコピーやハッシュタグを組み合わせて訴求力を高める工夫が求められます。
また、静止画は動画より制作の手間がかかりにくく、スピーディーに運用できる点もメリットです。
動画広告:新卒など若年層を採用ターゲットとする場合に有効
動画広告とは1本の動画を広告として配信するフォーマットで、動きと音声を組み合わせて多角的に情報を届けられるのが特長です。
特に職場の雰囲気や社員の声など、静止画では伝えきれない要素を表現するのに長けています。
例えば、社員のインタビューや職場の様子を60〜120秒ほどの映像で紹介することで、テキストや静止画だけでは表現しきれない空気感まで届けることが可能です。
応募者が働く姿をイメージしやすくなるため、エンゲージメントも高まりやすい傾向があります。
特に視覚的・直感的なコンテンツに親和性が高い若年層をターゲットとしている場合に有効です。
制作には一定のスキルと工数がかかりますが、リールやストーリーにも配信できるため、多面的な情報提供が可能になります。
企業ブランディングや採用広報の強化につながる強力な手段と言えるでしょう。
カルーセル広告:複数の職種を同時に募集する場合に有効
カルーセル広告は、複数の画像や動画を横にスワイプして閲覧できる広告です。
1投稿でより多くの情報を伝えられるため、職場の紹介や社員インタビューをはじめ、募集要項などを1枚ずつ丁寧に説明するのに向いています。
複数の職種で同時に求人を出したい際にも最適です。
ストーリー性のある構成にすれば、ユーザーに飽きられず最後まで見てもらえる可能性も高まります。
例えば1枚目で企業紹介、2枚目で業務内容、3枚目で働く人の声、といった構成にすると段階的に魅力が伝わり理解と共感が深まりやすいです。
採用メッセージに説得力を持たせたい企業にとって非常に効果的な手法と言えます。
コレクション広告:部署ごとの特徴を並列に紹介する際に有効
コレクション広告とは、メインビジュアルの下に複数の関連画像を表示できる広告です。
ユーザーがメイン画像をタップすると、関連情報を集めた詳細ページに誘導される構造になっています。
カルーセル広告と同様に、複数の職種を同時に募集している場合や、部署ごとの特徴を並列に紹介したいときなどに有効です。
視覚的なインパクトに加え、一覧性の高いレイアウトで情報の整理もしやすく、企業理解をスムーズに促します。
また、Instagramのショッピング機能との連携も可能であり、採用ページや説明会エントリーフォームなどへ自然に誘導できるのも大きな利点です。
就職活動中のユーザーが気になる情報を比較検討しやすくする工夫として、積極的に活用したい広告形式と言えるでしょう。
ストーリーズ広告:限定的な情報をリアルタイムで発信する際に有効
ストーリーズ広告は、Instagramのメイン機能とも言えるストーリー上に画像や動画を出稿できる広告です。
フォローしているユーザーのストーリー投稿の合間に、自然と差し込まれる形式で表示されます。
スマートフォン画面を全面に使って表示されるため、視認性が非常に高く、強い印象を与えるのが特長です。
24時間以内で消える特性を活かし、限定的な情報を発信するのに適しています。
例えば短時間の再生に向いたインパクトあるコンテンツや、一時的な採用キャンペーンの告知に最適です。
アニメーション・テキスト・音楽・スタンプといった豊富な表現手段を組み合わせることで、より高いエンゲージメントが期待できます。
親しみやすさとリアルタイムさを両立できる点が、ストーリーズ広告の大きな強みです。
発見タブ広告:潜在層へのアプローチに有効
発見タブ広告とは、Instagramの虫眼鏡マークをタップして表示される「発見」ページに掲載される広告です。
ユーザーの興味関心に基づいた投稿が自動的に並ぶ仕組みになっており、その一角に表示されるため、自社に関心を持ちやすい潜在層に対するアプローチが可能となります。
従来のフォロワーに依存しないので、まだ企業を認知していないユーザー層との新しい接点を生み出すきっかけにもなるのが強みと言えるでしょう。
発見タブは目的意識が高いユーザーによって閲覧されるケースが多く、採用情報も真剣に見てもらえる傾向があります。
通常の投稿と同様のフォーマットで配信できるので、既存のクリエイティブを流用できるのも効率的です。
Instagram運用で求人を出す際のコツ
ここまでInstagram採用についてさまざまな活用方法を解説してきました。
では、実際に求人を出す際にはどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
具体的なコツは以下の通りです。
- ペルソナを明確にする
- 企業の魅力が伝わるデザインを構築する
- ハッシュタグやDMを活用した応募導線を設計する
順番に詳しく解説していきます。
運用のコツ①ペルソナを明確にする
採用活動において、まず「どんな人材を採用したいか」を明確にすることが最も重要です。
Instagramで求人広告を運用する際も同様で、ペルソナ設定が成果を左右します。
年齢・性別・居住地・職業・趣味だけでなく、さらに価値観まで掘り下げないと、ターゲットに刺さる訴求はできません。
例えば20代前半の新卒向けと30代のキャリア層とでは、響く言葉もビジュアルも大きく異なります。
適切なペルソナを設定していないと、無駄な広告費がかさんでしまう可能性も……。
具体的な人物像をイメージし、それに合わせてコンテンツやクリエイティブを設計することが、採用成功への近道となるでしょう。
運用のコツ②企業の魅力が伝わるデザインを構築する
Instagramは視覚的に訴えるSNSであり、第一印象を決定づけるのは「デザイン」です。
応募者の目に止まるかどうかは、配信する画像や動画のクオリティ次第と言っても過言ではありません。
採用したい人物像に合わせた世界観やトーンを設計し、ビジュアルで企業の魅力をしっかり伝える必要があります。
例えば社員が働く様子を自然体で見せる写真や、職場の雰囲気が伝わる動画は、応募者の共感を得やすいです。
また、文字情報が多すぎると逆効果になる場合もあるため、簡潔で読みやすいレイアウトにも注意を払いましょう。
センスだけでなく、戦略を持ったデザインが鍵を握ります。
運用のコツ③ハッシュタグやDMを活用した応募導線を設計する
InstagramはX(旧:Twitter)などに比べて拡散性に乏しい一方、検索性やコミュニケーション性に優れています。
適切なハッシュタグを活用することで、応募者に投稿を発見してもらいやすくすることが可能です。
#新卒採用 #中途採用 #インターン募集 などのタグは、検索されやすく非常に効果的と言えます。
応募のハードルを下げるために「まずはDMで相談OK」といった一文を加えておくのも効果的です。
応募フォームへ直接誘導するリンクが使えない投稿では、プロフィール欄のリンクやストーリーズのスタンプを上手く活用してみてください。
自然な導線設計が、コンバージョンの成否を左右します。
アカウント運用の体制とフローを整える
Instagram求人広告を継続的に運用するためには、社内の体制整備も欠かせません。
誰がコンテンツを作成し、誰が投稿し、誰がDM対応をするのかといった役割分担を明確にしておくことで運用の属人化を防げます。
また突発的なトラブルにも柔軟に対応するために、投稿スケジュールや確認フロー、使用するクリエイティブの基準なども明文化しておきましょう。
進行状況をチーム全体で把握できるよう、タスク管理ツールを導入するのもおすすめです。
もし社内リソースが限られている場合は、制作部分のみ外注する方法も選択肢に入ります。
さらに成果を最大化するために、数値分析を定期的に行ってPDCAサイクルを組み込むのも重要です。
予算や期間が限られている採用活動においては、戦略的かつ継続的な運用を心がける必要があります。
Instagram採用アカウントの成功事例
実際に採用アカウントを運営し、成功している事例は多数あります。
運用形態は企業によってさまざまです。
採用全般に関する情報発信を行っている企業もあれば、新卒・中途などにアカウントを分けて発信している企業などもあります。
具体的な成功事例は以下の通りです。
- 株式会社JALスカイ株式会社
- サイバーエージェント株式会社
- 伊藤忠商事
今回は中でも特に大手企業である3社と弊社sizuru wizの事例をご紹介します。
順番に見ていきましょう。
成功事例①株式会社JALスカイ
株式会社JALスカイは、空港旅客サービス業務を担う企業として、Instagramを積極的に活用した採用広報を展開しています。
新卒・期中採用において、社員インタビューや業務の詳細、イベントの様子などを定期的にフィードやインスタライブで発信。
「空港で働くって実際どうなの?」といった学生や応募者の疑問に応える“現場感”あるコンテンツづくりを重視している点が特徴です。
特に注目すべきは、空港業務に対する先入観やミスマッチを防ぐための情報設計。
制服紹介や業務フロー、社員の1日を紹介する投稿など、多角的な切り口からリアルな職場像を伝えています。
アカウントのフォロワーは1.3万人を超え(2025年6月現在)、2〜3日に1回という高頻度で更新が続けられており、運用の活発さも際立っています。
ユーザーからは「インスタライブで社員のリアルな声が聞けて安心した」といった声も寄せられており、応募前の不安や情報ギャップを軽減することで、応募ハードルを下げる効果を生んでいます。
こうした取り組みは、エントリーの後押しにつながるSNS運用の好例といえるでしょう。
成功事例②株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントは、新卒採用に特化したInstagramアカウントを運用し、若年層とのエンゲージメント強化を図っています。
投稿内容はオフィス紹介や社員インタビュー、内定者によるリアルなメッセージ動画などが中心です。
特に動画を活用した情報発信が特徴的で、企業カルチャーや働く環境を視覚的に伝えることで、学生にとって親近感を抱きやすい設計となっています。
投稿の多くは「先輩の話がリアルで参考になった」「社風がよく伝わる」といった反響を呼び、フォロワー数も9,000人規模に拡大中です(2025年6月現在)。
採用広報の一環として、ブランディングと応募意欲の喚起を両立させている好事例と言えるでしょう。
特に新卒採用においては、Instagramを通じて「等身大の社員像」に触れてもらうことが、企業への信頼や興味を深めるきっかけになっています。
成功事例③株式会社伊藤忠商事
株式会社伊藤忠商事は、新卒採用における広報活動として公式Instagramを積極的に活用しています。
投稿内容は、内定者の就活体験談や若手社員のキャリア紹介、選考に関するアドバイスなど、多くの学生にとって実用的かつ親近感の湧く内容が中心です。
ビジュアル面にもこだわり、統一感のあるデザインでブランドイメージを強化しながら、学生の興味・関心を的確に捉えています。
フォロワー数は1.4万人(2025年6月現在)と高水準を維持しており、採用広報担当者のコメントによれば、Instagram経由の応募数が前年比で約2割増加したという成果も確認されています。
応募者が企業文化や職場の雰囲気をリアルに感じられる点が評価されており、信頼と共感を得る採用ブランディングの好例と言えるでしょう。
成功事例④sizuru wiz
最後に弊社の実績のご紹介です。
弊社がInstagram広告の運用を担当したクライアントの中には、広告費を抑えつつ効果的に人材採用へとつなげた成功事例があります。
具体的なクライアント名は伏せますが、
- 15日間、約7,000円の広告運用
- 80日間、約30,000円の広告運用
など、少額の予算で、実際の採用につなげることに成功しています。
低コストで効果的な採用ができることを実証した事例です。
従来の求人媒体の掲載料と比較しても非常に低いコストということがおわかりいただけるのではないでしょうか。
Instagramの求人広告を活用して採用力を強化しよう
Instagramは、求人広告の分野においても高い効果を発揮するプラットフォームです。
視覚的な訴求力に優れており、企業文化や職場の雰囲気をリアルに伝える手段として多くの企業が活用しています。
特に若年層へのアプローチにおいては、他の媒体以上に親和性が高く、共感を得やすい点が大きな魅力です。継続的な投稿やクリエイティブ制作といった工数が発生する場面もあるものの、それを上回る効果が期待できます。
自社の強みや雰囲気を的確に伝えたいなら、Instagramは今後の採用活動において非常に有力な選択肢の一つになるはずです。