Instagram利用者の年齢層は?最適な投稿ジャンルを解説
情報発信する上でも受け取る上でも欠かせなくなったInstagram。
これからInstagramの発信に力を入れていこうと考えている方は、どのような投稿をしたら良いのかお悩みではないでしょうか?
この記事では、Instagram利用者の年齢層を解説し、年代別のターゲットに最適な発信ジャンルをご紹介します。この記事を参考にすることで、より効率的かつ効果的に情報発信ができるようになるでしょう。
当記事より、どんな人、年齢層に向けてどんな内容を発信するのが良いか、参考にしていただければ幸いです。
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Instagramはどんな年齢層が多い?
Instagramは世界中で多くの人々に愛用されています。その魅力は多様な年齢層に伝わっており、特に若い世代が中心となって活用していると言われています。
具体的な利用者の年齢層についての詳細なデータは、令和3年に総務省より発表された「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を元に以下でご紹介します。
年齢層
まずは、Instagramを利用している年齢層についてです。以下が、総務省の調査によるデータです。
Instagramの利用率を年代別で見てみると、10代と20代では70%以上と高い数値を出しており、3人に2人以上が利用している計算となります。
若年層の利用率が高いことは実体験からも納得できるという方が多いのではないでしょうか?
しかしこのデータで注目すべきは、30代40代といった中年層の方でもInstagramの利用率は50%と2人に1人が利用している計算となることです。
そして50代の方でも約40%と高い利用率であり、広告ターゲットとしては充分な母数があることがわかります。
Instagramを活用した広告運用をするのであれば、10代~50代と幅広い年代に向けて運用することが可能であると言えます。
また、後に詳しくご紹介しますが、男性の利用者や企業に向けた発信は、まだ少ないですが伸びてきているという状況です。
このジャンルは現状では競合が少なく、けれど需要があるので、参入するなら今がチャンスです。
利用者数
Meta(旧Facebook)の公式発表によると、2019年時点でのInstagramの日本国内利用者数は3,300万人以上とのことです。
参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破
Instagramのユーザーは右肩上がりで増加しており、2023年現在は、より多くの利用者がいると推測できるでしょう。
Instagramでの情報発信は後述するジャンルに左右される部分もありますが、全体の利用者数の多さから、人気の高い定番のジャンルでは大きな拡散力を期待でき、ニッチなジャンルであっても運用する価値があると判断できます。
男女比
男女比については、以下画像の右側をご覧ください。
男性が42.3%、女性が54.8%と女性のほうがやや利用率が高くなっています。
これは、写真や映像などを通して視覚的にお洒落、綺麗と認識させることが出来るInstagramの特徴が女性に刺さりやすいからと推測されます。
例えばファッションやコスメなど「物」が存在するジャンルは、写真や映像を通して情報を伝えることができるので女性向けの発信が得意です。
男性の利用者も少ないわけではなく、ジャンルによっては女性よりも興味を持っている方が多い場合もあります。
男性向けのジャンルについても後ほど詳しく紹介しますが、筋トレやアイドルなど男性が好む情報を発信することで、十分に認知、ユーザーの獲得へ繋がると考えられます。
Instagramを利用する人が多い時間帯は?
Instagramには、利用する人が多い時間帯が存在します。
適切な時間帯に発信することでより多くのユーザーに認知してもらえるので、自身が発信したいジャンルのアクティブユーザーが多い時間帯を把握したうえで投稿をすると良いでしょう。
Instagramを利用する時間帯や曜日についても、総務省より発表された「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から紐解いていきます。
時間帯
以下が総務省により発表されたInstagramを含めたインターネットを利用する時間帯のデータとなります。
天気や時事トピックなどニュースを観る人が多いためか、朝の時間帯は「テレビ」の割合が30%以上と3人に1人が利用している状況です。
反対に出社や登校をしてテレビから離れている時間帯で、自由な時間を確保できる、昼の時間帯は「インターネット」が突出しています。こちらも30%以上と3人に1人が利用している計算です。
また、会社から帰宅した夜の時間帯はテレビ、インターネットともに高い割合を占め、インターネットでは40%を超える利用率となります。
Instagramで情報発信していくことを考えると、インターネットの利用割合が高くなる昼の12時台、もしくは19時以降の時間帯が多くの人の目にとまりやすいと推測できます。
曜日
前述した時間帯を参考にした上で、曜日別のデータをみると面白い発見が得られます。
以下、総務省による平日と休日に分けられた利用割合についてのデータです。
注目していただきたいのが、平日では時間帯別にてインターネット利用率の高かった12時ごろですが、休日ではフラットな数値となっています。
これは、平日に仕事をする方が多いためインターネットに触れられる平日昼の時間帯は高い割合となっていると考えられます。
単純に毎日12時ごろに発信をしていると休日だけインプレッション(閲覧数)やセッション(いいねやコメントなど)が少なくなる可能性があります。
平日出勤の会社員や日中は学業に励む中高生に対して発信をする場合などは、曜日別の利用動向に注意が必要です。
Instagramのゴールデンタイムは?
結局Instagramはいつ発信するのが良いのかというところですが、結論ジャンルによって変えるのが良いといえます。
単純に、前述した多くのユーザーが利用している時間帯や曜日を参考にすると、通勤時間、お昼休み、18時以降の時間帯となります。
一般的には平日・土日の20時~22時が利用者が多く投稿するのに良いとされていますが、運用するジャンルによってコアタイムのばらつきがあるため、一概にこの時間帯が良いとは言えません。
たとえば、夜勤の人をターゲットにしているのに18時以降の時間帯に発信しても見てもらえる機会が少なくなってしまうのは明らかです。
発信する時間帯については、ジャンルとターゲット層を決めたうえで判断することをオススメします。
また、毎日の投稿時間を決めることは、「この時間帯になればこのアカウントの新規投稿が見られる」と認知を上げる効果もあります。
インプレッションも上がり、アルゴリズム的にも有効なので投稿時間を決めるのも1つの手段として検討してみてください。
年齢層から分析!Instagramの最適なジャンル
Instagramは写真や動画など視覚を利用したコンテンツを前提とされているため、素材で訴えるファッションやカメラなどお洒落なジャンルが定番となってきます。
他にも最近では、短文にまとめた文章を画像に装飾して挿入した情報系は、汎用性が高くジャンルを問わず人気で、発信しやすいといえます。
ジャンル探しで迷っている方に向けて、性別や年齢別でどんなジャンルが最適なのか紹介していきます。
女性をターゲットにしたジャンル
まずは女性をターゲットにしたおすすめのジャンルについて紹介します。
性別でターゲットを分ける際には、ジェンダー特有のジャンルにすると刺さりやすいです。
例えば女性の場合は、
- 恋愛
- ダイエット(食事、ヨガ、ピラティスなど)
- マタニティ/子育て
- 生理
- コスメ/メイク/ネイル
- 男性アイドル
などが特有のジャンルとして挙げられます。
ただし、中にはデリケートな問題もありプライバシーを侵害した内容に触れかねないので、発信する際は注意が必要です。
上記のような特有のジャンルはもちろん女性に刺さりやすいですが、Instagramは利用者数が多いため、よりニッチなジャンルでも宣伝効果を狙うことができます。
例えば以下が挙げられます。
- カメラ
- 登山
- 車
- ファッション
- 本
- グルメ
- 旅行
上記のジャンルには、「#◯◯女子と繋がりたい」「#◯◯女子」などのハッシュタグがあるので需要があることがわかります。
メジャーなジャンルであれば、逆にターゲティングを積極的に行ってアカウントの対象ユーザーを絞っていかないと認知やユーザーの獲得に繋がりにくい傾向があるので注意しましょう。
また、普遍的なジャンルかつ常に新しいコンテンツが誕生する「占い」は、狙い目のジャンルです。
占いといえば必ず名前が上がるゲッターズ飯田さんや、芸人さん相手に占いをするテレビの番組で有名な星ひとみさんなど、占いを主として扱っている人もいらっしゃいます。
そういえばしいたけ占いも話題となりましたよね。
常にアップデートされるジャンルは、ネタ切れに困らないので、発信中の悩みも踏まえてジャンルを選定するようにしましょう。
男性をターゲットにしたジャンル
続いて男性をターゲットにしたおすすめのジャンルについて紹介します。
最近の傾向では、以下のジャンルが男性に刺さりやすい傾向にあります。
- 筋トレ
- サウナ
- キャンプ
コロナが明けてからは、ジムやサウナに通う方も増えて自身の身体と向き合う方が増えたので健康的な身体作りをテーマにした内容は、男性向けのジャンルになります。
もちろん、女性同様に「#◯◯男子と繋がりたい」「#◯◯男子」などのハッシュタグがあるので「メジャーなジャンル×男性」とターゲティングした発信も有効的と考えます。
また、男性は家庭を支える存在となるため、生活に欠かせないお金に関するコンテンツにも敏感です。
お金と言っても幅広くなってしまうので、発信内容を特化させることを考えると、投資やビジネス、税金など特定のジャンルに絞るのがおすすめです。
男性は女性に比べ数字やデータに基づいたエビデンスを求める傾向があるので、客観的な情報も含めて発信することを心がけましょう。
30代以上をターゲットにしたジャンル
30代になると将来を左右する大事な時期なので、悩みの深いジャンルが刺さりやすい傾向にあります。
例えば結婚や子育て、お金など人生のテーマとなるジャンルが取り上げられることが多いです。
深い悩みが多いからこそ不安を除きながら丁寧に発信を心がけることでファン化しやすいため、質の高いユーザーの獲得につながります。
信頼された時に与える影響力は大きいですし、購入意欲の高い層のためビジネス目的の発信も有効です。
他にも深い悩みとして取り上げられるのが
- ダイエット/アンチエイジング
- 白髪
- ファッション(体型補正)
など、体の衰退に伴う内容が挙げられます。
目に見えて影響が現れてくる年代となるので、緩和、対策、予防などの情報発信も有効です。
いずれにしろ実体験を元にした信ぴょう性の高い内容の発信を心がけるようにするのが、ユーザー獲得につながると考えられます。
中高年向けジャンルが特に狙い目
中高年向けには、特に狙い目なのが健康コンテンツです。
健康と一括りに言っても
- 食事(食材、栄養、調理、添加物)
- 睡眠(寝具、体、時間)
- 運動(程度、種目、メンテナンス)
など発信できる内容は多岐にわたります。
ただし、信ぴょう性の薄い情報の場合、怪しまれて逆に2度と見られなくなってしまうリスクもあります。
また、あまりにも間違った情報を発信してユーザーに害を与えるようですと最悪アカウントが停止させられる場合もありますので、発信する内容には十分注意が必要です。
◯◯大学による論文や◯◯先生監修など、ソース元を固めることで上記のようなリスクを下げることができます。
健康コンテンツは、中高年者のたくさんの人が求めている情報ではあるので、発信の仕方にさえ注意すれば爆発的な伸び代を秘めており、アカウント運用を成功させることができます。
他にも
- 介護
- 老後の生活
- 50代以降のファッション/美容
など年齢に合わせたジャンルも需要があります。
特に50代、60代のInstagram利用率は年々上がってきており、しかし発信者の競合が少ないため狙い目のターゲットとなります。
単価の高い案件も扱っていることが多いので、ぜひ検討してみてください。
アカウントの年齢層の確認方法
アカウントのフォロワーの年齢層は、インサイトから確認することができます。
確認方法は、以下手順を参考にしてください。
①Instagramのプロフィール画面右上にあるハンバーガーメニューをタップ
②インサイトを選択
③合計フォロワーを開き、下にスクロール
性別以外にも、年齢、地域などの詳細も把握することが可能です。
また、各投稿やリールなどからもインサイトを確認することができるので、どの投稿(リール)が反応が多いか少ないかなど分析することができます。
まとめ
今回は、Instagramの年齢層と各年代におすすめのジャンルについて紹介しました。
Instagramを利用している年齢層は、10代~50代が半数を占めるので、小学生や高齢者を除いたターゲティングが狙い目となります。
ただし年齢や性別によって興味のあるコンテンツは変わります。
そのためターゲットに合わせたジャンル選びが大事だとわかります。
認知やユーザーの獲得がうまくいかない方の多くは、ターゲティングができていないことが原因です。
万人受けを狙うのではなく目の前の一人を狙ったターゲティングを心がけると結果に結びつきやすいでしょう。
この記事の内容を参考にして、効率的で効果的なInstagramの運用をしていただければ幸いです。
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