【最新版】企業がインスタで確実にマネタイズするための仕組み作りとは!?

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Instagram(インスタ)は2010年のサービス開始以来、世界中で右肩上がりにユーザー数を増やしています。Meta社の最新報告(2019年10月発表)では、月間ユーザー数が10億人を突破したとのことです。

サービス開始直後は主に個人で利用されることが多かったインスタですが、今では多くの企業が参入し、集客や販売を行うことも当たり前になっています。

しかし、インスタを活用して企業がマネタイズをすることは簡単なことではありません。企業がインスタでマネタイズをするには、どのようにしたら良いのでしょうか?

その答えは、ゴールを明確にした上で仕組みを作っていくことです。

この記事では、企業がインスタでマネタイズを行う上で欠かせない仕組み作りについて、詳しく解説をしていきます。

企業がマネタイズのためにインスタを使うべき5つのメリットとは

企業がマネタイズのためにインスタを使うべきメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?

  1. 広範なユーザー層へリーチできる
  2. インスタユーザーは購買意欲が高い
  3. ユーザーはインスタから予約・購入することに慣れている
  4. ミスマッチが少ない
  5. 少額から広告を試せる

それぞれのメリットについて、ここから詳しくご紹介していきます。

広範なユーザー層へリーチできる

一つ目のメリットは、広範なユーザー層へリーチできるということです。そのため、潜在的なニーズも取りこぼしにくいのがインスタの強みです。

もちろんインスタでリーチを伸ばしたり、集客したりすることが簡単であるというわけではありません。しかし、自社ブログなどを運用して集客をするためのSEO対策では、効果が出るのに早くても3~4ヶ月程度の期間が必要だと言われています。

ユーザーに認知されるまで時間のかかるSEOと比較すると、インスタの方が拡散力があり、早く認知度を上げられる可能性が高いといえるのです。

なぜならインスタには「発見欄」というものがあり、ユーザーが過去に閲覧した投稿や反応があった投稿に基づいて興味のありそうな投稿を上位表示してくれる仕組みがあります。

この発見欄に表示されると、多くのユーザーの目に触れるようになり、いわゆる「バズる」ということも起き得るのです。

インスタユーザーは購買意欲が高い

二つ目のメリットは、インスタユーザーは購買意欲が高いということです。

インスタユーザーは、欲しい商品や気になる商品があるとインスタ内で比較・検討して購入や申込を決めます。

そのため、企業がインスタを使ってマネタイズをするためには、ユーザーの購買意欲を高めることが必要です。

購買意欲を高めるには、視覚的なアプローチがインスタでは優位に働きます。
「インスタ映え」という言葉も一般的になってきましたが、写真や動画で商品やサービスの魅力を視覚的に訴え、ユーザーの購買意欲を高めると良いでしょう。

「可愛い」「美味しそう」などと感情や欲求に訴えかけられたインスタユーザーは、購入や申込といった最終着地点まで到達しやすくなるのです。

アカウントを運営する企業としては、かき立てた購買意欲を落とすことなくCVまで持っていけるスムーズなアカウント設計が欠かせません。

ユーザーはインスタから予約・購入することに慣れている

三つ目のメリットは、ユーザーがインスタから予約・購入することに慣れているということです。

インスタは今やユーザーの生活の一部として溶け込んでおり、特に若い世代の人たちは、欲しい商品や行きたいお店をインスタで検索して決めることが増えています。

Google検索で上位表示される商品やサービスよりも、インスタからの申込や購入の方が信頼できる・安心できるというユーザーも多いのです。

最近ではインスタのストーリーズやフィード投稿からサービスの予約や商品の購入を行うことができるショッピング機能もできたため、インスタを使って予約や購入をするという傾向はさらに強まっていくでしょう。

ミスマッチが少ない

四つ目のメリットは、サービスや商品とユーザーとのミスマッチが起きにくいということです。

インスタでは、企業側とユーザー側とでコミュニケーションを取りながら、時間をかけてユーザーをファンにすることができます。
そうすることで、企業としてはユーザーから高い満足度を獲得できてリピートに繋げられますし、ユーザーは満足度の高い消費行動ができます。

ミスマッチが起こりにくいことは、双方にとって大きな利点といえるでしょう。

インスタはミスマッチが起きにくいプラットフォームであるということは局所的マーケティング(※)でも有効です。

※局所的マーケティングとは

局所的マーケティングとは、小規模な市場でターゲットを限定して商品やサービスの認知を狙うことをいいます。

絞り込んだターゲットに商品やサービスを認知させたい場合に、ミスマッチが起きにくいという特徴はかなり重要なポイントです。

少額から広告を試せる

五つ目のメリットは、少額から広告を試すことができることです。

一般に広告費用と言うと、中小企業で数十万~数百万円、大企業では数千万~数億円の予算が必要になると思っている方も少なくないのではないでしょうか?

インスタ広告(Meta広告)は、1日数百円から広告を試すことが可能です。インスタ広告は、オークション形式で入札単価を決定した上で広告を出稿します。入札単価を上げると、より上位に表示されることになり、リーチしたいユーザーに届けやすくなります。

一方で、単価を上げればそれ相応に広告費用がかさんでくることにも注意が必要です。
インスタの課金方式には4つの種類があります。さまざまな条件によって変わりますが、以下を参考にしてください。

課金方式費用発生条件相場
CPM1000回表示されると費用が発生1インプレッション(表示回数)あたり
0.2~0.7円程度
CPC1クリックごとに費用が発生1クリックあたり
50~100円程度
CPIアプリがインストールされると費用が発生1インストールあたり
100~200円程度
CPV動画の再生時間に応じて費用が発生1再生あたり
4~10円程度
インスタ広告の課金方式

インスタ広告を試す際には、予算を決めたうえで少額から始めてみることをおすすめします。

企業がインスタでマネタイズするときの注意点

ここまでは、企業がマネタイズをするために、インスタを利用するメリットを説明してきました。

一方で、企業がインスタでマネタイズをする際には、いくつかの注意点もあります。

ここからは企業がインスタでマネタイズをするときの四つの注意点について詳しく解説していきます。

競争が激しい

インスタには同じ業界やジャンルの企業アカウントが数多く存在します。
そのため、他社と比較してどこが、どんなふうに良い商品・サービスなのかを説明する「差別化」は必須です。

マネタイズできるポイントを押さえた上で、アカウントを適切に運用することが求められます。
たとえば競合するアカウントとどこが違うのかをアピールする工夫や、インスタのアルゴリズムの変化にも流動的に対応し、PDCAを回す必要があります。

インスタというプラットフォームの変化をいち早くキャッチし、トレンドを押さえた運用を行う自信がないという方は、弊社がお力になれるかと存じますので、お気軽にお問い合わせください。

sizuru wizへのお問い合わせはこちらから。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=805ucvpw

過度なプロモーションは嫌厭される

インスタのユーザーからは、広告や宣伝ばかりで「自分の役に立たない」と思われるアカウントは嫌われてしまいます。

たとえば、更新される投稿がいつも同じ商品、同じ謳い文句の宣伝投稿ばかりのアカウントがあったとしたら、あなたはどう思いますか?
「有益な情報を発信してくれているアカウントじゃないな」「宣伝ばかりだな」と思われてしまうと、すぐにユーザーは離れていくのです。

投稿をミュートするのも、フォローを外すのもワンタップで気軽にできてしまいますよね。
営利目的だけでなく、フォローしてくれているユーザーや見込みユーザーにとって価値のあるコンテンツを届けることが必要不可欠です。

過度なプロモーションは嫌厭されることを忘れず、ユーザーが欲しいと思う情報は何だろう、とユーザー目線で考えてみましょう。

定期的に更新が必要

インスタは定期的な更新が必要です。インスタのアルゴリズム的に、フォロワーとのコミュニケーションがとても重視されるからです。

具体的には、フィード投稿でコメントやいいねをもらったり、ストーリーズでリアクションをもらったりすると良いアカウントとして評価を受けやすくなります。

一方的なフィード投稿やストーリーズの更新だけでなく、フォロワーとの交流がエンゲージメントを高める上でも効果的です。

何度も繰り返し交流や接触を図ることで、次第に好感度や評価が高まる効果は「ザイオンス効果」と呼ばれ、ユーザーに親近感を持ってもらうためにはとても大切です。

投稿の質が大切なのはもちろんのこと、適切な頻度での更新も欠かせない要素だということは覚えておきましょう。

発信内容の明確化が必須

ユーザーに何を伝えたいのか、どんなサービスを提供しているのか、インスタの発信内容は明確にしましょう。

企業アカウントでも「結局なにをユーザーに届けたいのか」がはっきりしないアカウントも多く存在します。

アカウントの運営側が迷子の状態だと、ユーザーはそのアカウントを見て何が得られるのか瞬時に理解することができません。

企業のブランディングや価値観を明確にしたうえで、戦略的に投稿をしなければユーザーにとって魅力的なアカウントには成長しません。

「なんとなく」の投稿でもフォロワーがつき、マネタイズできていたのはインスタ初期の頃の話です。

インスタというプラットフォームの成熟とともに、ユーザーも成熟してきています。成熟したユーザーを魅了するには、正しい戦略・運用管理がマストです。

たとえば道の駅のアカウントであれば、地元の人だからこそ知っているグルメ情報や名物スポットを紹介するですとか、スーパーマーケットのアカウントであればいかにお店のお惣菜を映えさせるか挑戦し続けるですとか、一貫したテーマと工夫が必要になります。

インスタでマネタイズができる機能は3つ

インスタでマネタイズするにもいくつか方法があります。ここからはマネタイズできる3つの機能を紹介します。

これらの機能は企業アカウントよりも個人アカウント向けではありますが、インスタを運用する上で知っておいて損はない内容です。

ひとつずつ簡単に解説をしていきます。

ショップ機能

自社ECサイトへ誘導するのには、ショップ機能が利用できます。

インスタのショップ機能と自社ECサイトを紐づけることができるため、インスタ上で自社サイトの商品を紹介したり、そのまま販売したりできます。

アフィリエイト機能

アフィリエイトとは、Web広告の一種で、成果報酬型広告ともいいます。

インスタに貼り付けたリンクから、ユーザーがサービスの申込や商品の購入を行ったタイミングで収益を得ることができる仕組みです。

ASPという仲介業者を介して行われるため、まずはASPに登録してアフィリエイト機能を利用する形となります。

投げ銭機能

インスタにはバッジ、いわゆる投げ銭の機能もあります。

バッジをオンにした状態で、インスタライブを配信し、視聴者からバッジを受け取ることで収益になります。

投げ銭の金額は120円、250円、610円の3種類あり、視聴者が選択して購入することができる仕組みです。

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企業がインスタでマネタイズするなら「リンク誘導」がおすすめ

企業がインスタでマネタイズするには、ここまで述べてきた機能よりも遥かに強力な方法があります。

それはずばり「リンク誘導」です。

あなた自身も一度はインスタのリンク先に飛んでサービスや商品を利用、購入したことがあるのでは?

ここからは、リンク誘導がおすすめな理由について解説していきます。

購買意欲を促せる

ここまでで既にご紹介しましたが、インスタで検索した上で、商品やサービスを比較検討するユーザーが多くなってきています。

比較検討した結果「いいな」と思った商品やサービスのページに「リンク誘導」することで、ユーザーも簡単にステップを進めることができます。

ユーザーが迷うことなく、ストレスも感じずに進めるため、とてもスムーズな導線の組み方だといえるでしょう。

商品やサービスの理解を深めてから意思決定を促せる

ユーザーは商品やサービスについてより深いところまで理解できたと感じたら、さらに興味を持ってリンクに飛んでいくでしょう。
そのため、商品理解を深めた上で意思決定をすることになります。

企業側の視点で考えると、そもそも興味を惹かれなかったユーザーはリンクを踏まないため、ミスマッチを減らすことができます。

つまりうまくリンク先へと誘導できなかったからといって、失敗というわけではないのです。

マッチしたユーザーをリピート客にできたり、良質な口コミを獲得できたりすれば、今後の新規顧客獲得につながる可能性もあるのです。

企業アカウントでは特に、長期的なメリットを忘れないようにしましょう。

ユーザーと深い関係を構築できる

リンク先に誘導することで、顧客の名前や住所、電話番号、メールアドレスといった情報、つまりリストの獲得にもつながります。

リストを獲得することで、

  • 顧客と長期的な関係を築くことができる
  • メルマガを配信することができる
  • 適切なタイミング(イベントなど)でアピールできる

というようにユーザーとの関係性を深めることが可能になります。

また、ストーリーズで「急いで」「今なら間に合う」といった言葉とともに限定的にリンク誘導するといった施策も有効です。

成約率が上がる

リンクに誘導することで商品購入やサービス利用に至るまでのステップを簡略化することができます。HPやLPを挟まず直接商品購入ページやサービス利用ページに誘導することができるので、成約率が上がるのです。

これはあくまで、インスタ上でユーザーの教育がしっかりとできている前提のもとに成り立ちます。

ユーザーは面倒臭いことをとことん嫌います。そのため、HPやLPではなく、購入できるリンクや申込リンクを直接貼るのが効果的です。

効果的なリンク誘導の5つの方法

企業がインスタでマネタイズするなら「リンク誘導」が効果的だとここまで解説してきました。

ここからは、リンク誘導をさらに深堀りして効果的なリンク誘導のやり方を5つ解説していきます。

プロフィールにリンクを設置する

まずは、プロフィールにリンクを設置する方法です。

これはすでに実践しているアカウントも多いかもしれませんね。
プロフィールにリンクを設置していない人は設置することから始めましょう。

すでにリンクを設置しているアカウントの場合、リンクの視認性もチェックしてみてください。

「▼ご予約はコチラ」と書いた下にリンクを設置したり、指の絵文字を使ってリンクを目立たせたり、工夫してみましょう。

エンドカードを設置する

エンドカードとは、フィード投稿の最後のページのことをいいます。

エンドカードを設置した上で、リンクへたどり着くための手順を解説しておきましょう。
ユーザーに「わからない」と感じさせることのないよう、詳細に記載することが大切です。

誘導は1本に絞る

「いいねをお願いします」「ぜひフォローしてください」「気になった人はリンクをタップ」など色々詰め込みたくなる気持ちはわかります。

ですが、複数の行動を促されるとユーザーに迷いが生じてしまい、結果どのアクションも起こさない可能性があります。

運営側もユーザーをリンクに誘導するんだと意識し、導線を組みましょう。

インサイトで分析をしてリンク誘導を向上させていく

インスタのインサイトでは外部リンクのタップ率も確認することができます。

運用するアカウントのタップ率は必ず確認するようにして、PDCAを回して改善を図っていくことが求められます。

外部リンクへのアクセス率は以下の計算式で算出できます。
外部リンクタップ数÷プロフィールアクセス数×100(%)

外部リンクアクセス率の目安は、以下を基準にしてみてください。

  • ×~1%
  • △1~5%
  • 〇5~10%
  • ◎10%~

例えば、外部リンクタップ数が100、プロフィールアクセス数が1000の場合、

100÷1000×100=10%

となり、アクセス率は良好といえます。
一方、外部リンクタップ数が5、プロフィールアクセス数が1000の場合、

5÷1000×100=0.5%

となり、アクセス率が良くない状態、改善の余地がありそうです。

しっかり数字と向き合い、導線を変えてみたり、リンクの視認性を見直してみたりしてトライ&エラーで数字の改善を図りましょう。

ストーリーにリンクを入れて誘導する

ストーリーに誘導先のリンクを貼る方法もあります。

ただ、これは頻度には注意が必要です。やりすぎはユーザー離れにつながるため、2週間に1回程度を目安としましょう。

まとめ

企業がインスタでマネタイズをするには「リンク誘導」が効果的です。

ただ、やみくもにリンクを貼っておけばいいというものでもありません。

注意すべきことを4つにまとめましたので、最後にチェックしてみてください。

  1. プロフィールでリンクを目立たせる
  2. ストーリーズで適切な頻度でリンク誘導をする
  3. インサイトを確認して数字の改善を図る
  4. ユーザーを迷わせずにリンクへ促す

このように、注意しながらもやるべきことが満載です。インスタ運用はすぐに効果が出るわけではなく、意外と泥臭い作業が必要になるのです。

自社商品の開発、サービス品質の向上、顧客対応などすでにやるべきことが多く、インスタ運用まで手が回っていないのが実情ではないでしょうか。

せっかくアカウントを持っていたとしても、更新がされていなかったり、適当な運用がなされているとかえってブランドを傷つける恐れもあります。

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